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郷土史、登山、スキーなどを写真と共に書き綴っております

琵琶湖は誰のもの? 政治問題ではありませんが!

2009-10-06 08:09:58 | ちょっとした話題

安土城物語をちょっと一服して・・・、

高島市朽木で旅行作家、西本椰枝先生による講演がありました。先生の本論から
は少し反れますが、琵琶湖について面白いお話がありました。

「琵琶湖は滋賀県のもの」と私たち滋賀県人は口にします。他府県の方でも誰で
もがその地にある物は自然にそのように表現しますね。でも県外の方からは、
そりゃー滋賀県にあるからで済まされます。 勿論それで間違いはありません。

先生は、琵琶湖の水は滋賀県で降った雨が滋賀県を源流として琵琶湖に流れる
川を、また地下水となって長い時間をかけて琵琶湖に流れ込んだ水であり、正に
滋賀県の琵琶湖と言えるわけだと。言われてみれば何でもないように思えるかも
しれないが、なるほどーと感じ入った次第です。

先生は講演で先人から受け継いだものは全て意識して次世代に引き継がなければ
ならないとお話しされた。大事な水資源、琵琶湖を私たち滋賀県人は意識して
大切にしなければと再認識する機会を私に与えてくださいました。

余談として:
初めて知りまりましたが講演のあった高島市朽木の「くつきの森」を流れる
安曇川は滋賀県で唯一(と仰ったかな?)京都府が源流だそうです。

また当日は中秋の名月でして、朽木集落から眺める月は格別でした。
会場の「やまね館」には250本のローソクの行燈が並べられ、名月との共演が
印象的でした。その様子を拙作ではありますが写真を添付させて戴きます。

        

なお、私のブログに書かせていただくことは西本先生のご了解を得ております。
もし聞き違いによる間違った内容がありましたら、どうかご容赦ください。

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4 コメント

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琵琶湖を囲む山並み (トミおじさん)
2009-10-06 09:56:44
高島市 くつきの森のお話が出ていましたが、今年6月14日にくつきの森ちかくの高島トレイル若狭駒ヶ岳にハイキングしました。大変美しいブナ林の山で、ブナに蓄えられた水が琵琶湖に時間をかけて浸みこむように流れ入んでいくのだなと感じました。琵琶湖をとり囲む山並みは、僕たちのハイキングのために楽しい存在です。滋賀県はほんとうに好いところですね
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すばらしいところでした! (Kenny)
2009-10-06 10:23:07
トミおじさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

滋賀県に住んでいても初めて朽木に行きま
した。そうなんです、森を散策していたら
案内の方があれが山を見上げてトレイルの
確か、岩谷?とか仰ったと思います。
パンフレットを戴きましたので、順々に歩
いて行くつもりです。

8日にSSCのTさん、Iさんと野坂岳の
予定でしたが台風接近ですね・・・、残念
です。
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名月を見損ないました (茲愉有人)
2009-10-06 12:27:03
家内がきれいなお月さんよ、と言ってくれていたのに、なぜか、見損なってしまいました。残念!
朽木あたりだったら、名月もさぞかしさえわたっていたでしょうね。

確かに、安曇川はそうのようです。
昭文社の地図「京都北山」には、皆子山(971.5m)の皆子谷のそばに安曇川源流と川名が記載されています。

「次世代に受け継ぐ」という言葉を読むと、環境、宇宙船地球号、サステナビリティ、世代間倫理なんて単語をすぐに連想してしまいます。一時期携わった仕事の影響って、大きいですね。







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お月さん、講演、会場の雰囲気共に最高でした (Kenny)
2009-10-07 00:25:26
コメントありがとうございます。

トレイル、分水嶺は来年に掛けて完歩をと考えてります。携わった仕事の影響、私もしっかりと影響を受けております。 先ず携帯電話、どうしても身から離せません。共に仕事をしてきた仲間にもそうして貰いました。携帯は即連絡の取れる手段だと。それで妻とよくもめます(笑)。携帯に連絡したら食卓で呼び出し音がします(涙)

仕事では何も身にはつかなかったけど、人との付きあい方や友人を見つけるのは楽ですね。なんせ初めての方にお会いするのが仕事でしたので、すーっと入っていけます。これは身に付いたと言えますかな。
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