登り・・んー、でも下りは浮きうき
白滝山(1022m、大津市)
滋賀の山を歩いています
1996年発行の山と渓谷社「滋賀の山」52座
Kennyの滋賀から情報発信
この日記の掲載期間:10月24日から10月31日
白滝山
大津市葛川坊村の明王院前を右へ林道に入り、駐車場まで2分。
そこから登山口まで30分です。 なお、同院前から左に折れて橋
を渡れば武奈ヶ岳への登山道です。山と渓谷社のこの本は、今
は改訂版が出ていまして、掲載の山も多少入れかえて55座にな
っています。 この白滝山は入っています。
ここをさらに右に進む 登山届を出してからね
駐車スペースがあります ジグザグの林道を進みます
駐車場から30分でワサビ谷コース登山口に
こんな山です: 気分、雲のち晴れ
下の地図をご覧ください。 今日の登山はワサビ谷から入り、白滝谷
へ下るコースです。 5時間30分でした。
昭文社の地図より 赤マークはKennyの書き込み
沢に沿って山裾を進みます ワサビ大滝
ワサビ谷はひたすら谷を歩き、唯一、ワサビ大滝が目を楽しませて
くれます(だけですかな?)。このワサビ谷は天気で言えば気分は
曇り空かな、景色は全くない谷歩きの山道です。紅葉の時期なら雰
囲気は変わるでしょうが。でも私は事情ありで登山再開の今、そして
なんと云っても52の山を登るのが目的、まったく気にはなりません。
白滝山 山頂 展望はありません
山頂に展望はありません。でもその後の渓谷に期待!
お弁当の後、下山はオトワ池から白滝谷に回り込みます。夫婦滝を
過ぎたころから景色は一変、素晴らしい渓谷です。気分は快晴です。
山頂から下ること5分、オトワ池
ちょっとした渓谷: 白滝谷
白滝谷を高いところから、また渓谷の底からと谷を左手に見ながら
下りて行きます。巨岩、やや大きな石、平たい石が幾重にも重なり、
その間を綺麗でかなりの水量が流れおちています。滝の音も所どこ
ろでしています。それぞれの石は白く、長い年月で角が取れ、今は
まだ緑の渓谷にも柔らかな雰囲気を醸し出しています。
写真中央の山道、木の階段を下り 渓谷の大きな岩に寄り添って撮影
角が取れてまーるい岩、 君たちはいったい何千・何万年歳 なんや?
合流する別の沢の滝
紅葉の頃には
下山時、渓谷に綺麗な夕日が射しております。惜しいことにまだ紅
葉には早く、10月末のそのころには一層見応えのある白滝渓谷に
なっていることでしょう。 (この登山は9月末です)
紅葉の時期はもっと映えるでしょうな~
ちょっと道が分りにくいところも
わさび谷側でワサビ大滝を過ぎて伊藤新道に入る道には十分注意
して辿ってください。標識に惑わされて、赤いリボンのついた水のな
いガレ場の沢は登らないでね。私達はそこに入って道なき道を赤い
リボンを頼りに尾根を直登するコース(たぶん間違って入った人の為
にリボンを付けてくれたのでしょうね)を必死で登ることになりました。
この沢を登りました その挙句、こんな急登、道も不確かです
だって赤いリボンがあるんだもんな でも栗は沢山落ちていました
山頂に到着した他の登山者は正道を来られて私達は間違いに気が
つきました。 その分、家人は沢山のしば栗を手にしました。 母はつ
よし! ならば栗拾いか~、なるほどね。でも気楽やの~~とも
一方、私はルート確保に傾注。 赤いリボン、あかいりぼん~~
興味はあるが挑戦は・・・
おお、若者よ 複雑 、私 いつの間にか ”おお若者” なんて、そんな年齢に
白滝谷を沢登りする若者グループと言葉を交わします。しっかりとした
装備と見えます。 私が「一枚撮るよ、ブログにも載せるがいいか?」と。
「ええいいです、ではこんなんでどうですか」とポーズをとります。4,5
人のグループでした。 ん? 沢の下流に「危険につき、沢には入らない
で」とも書いてあったな・・・。
5時間弱の山行を終え牛コバの林道に帰着 駐車場まで後40分
あとがき:
滋賀県の山、52座もあと余すところ5座となりました。残った10座ほど
は理由があっての事です。知名度(登山者が少ない)、アクセス、情報
が少ないなどです。このところUPしている日記は道中の苦労話が必ず
入っていますが、理由はここにあります。 どうかこれからもお付き合い
のほどよろしくお願いします。
上の駐車スペースの写真に車がたくさん見えますが、どうも殆どの車
は武奈ヶ岳、南比良、打見へ縦走などの登山者でしょうか、白滝山へ
の登山道中ではたったの二人しかお会いしませんでした。
今日もご覧くださいましてありがとうございます
それでもちゃんと頂上まで登れたのだから、良かったですね。
面白い体験でしたね。
結果OKでした。 でもこれは場合によっては引き返すことも頭に入れての余裕のある場合の前進なんです。必ずしも赤いリボンに頼ってはいけないのですが、先ずリボンがあることと、尾根を歩いており地図から見てたどり着ける、あと30分以内に山頂でなければ引きかえしと下山時のルートを確認しながらの行動でした。
天気がいいのと、時間に余裕があること、今日必ず山頂へ、でないものですから、これも、そうなんです、道を外れた口惜しさと共に今後の登山の体験かと。 ぼちぼち登山GPSを勉強、保有かなとも思っています。
しば栗ですがとっても美味しかったです(笑)