さて、全国的に仕事始めでしょうか。
とはいえ、お正月二日に出かけましたら、世間はかなり普通に動き始めていました。
いつごろからこういう風になったのかな、と考えてしまいます。
そう、50年前はお正月は静かでした。どこに行っても営業している店は滅多になく、全国的にお休みでした。
ですからその時の暮れの買い物は真剣。お正月休み中、食材が無くならないよう、しっかり考えてあれこれ買い整えたと思われます。それから少しずつ世間はお正月も普通に機能し始めました。
今や流石に元日はお休みしますが、2日からはかなりふつうに世間は動いています。つまり、西洋並みになった、ということなんでしょうか。
ドイツにいたとき、確かに祝日は元日のみでした。ですが、大体皆さん6日の「東方の三博士の来訪」の祝日までお休みされていました。クリスマスイブ(結構その前)からお休みされて、いい感じの年末年始休みを取られていました。ドイツではクリスマス後は離婚が多いなどという統計があるくらい(?)、皆さん家族で過ごされるようです。
それはともかく、お休みは皆できちんと取れるように、お正月は皆で歳神様をお迎えできるようにしたいものです。ある部分くらい、逆戻りしてもいいのではないでしょうか。三カ日はなるべく皆さんお休みにできるといいですね。
故郷に帰るまでは行かなくとも、氏神様へお参りに行ったり、骨休めをしたり。お正月らしく過ごして頂きたいです。