円形ハゲの利用法

2007年10月07日 03時00分48秒 | コメディのかけら
ある番組のスタッフの頭に、
500円玉大のハゲができた。
どう見てもストレスによる円形脱毛症である。

普通は心配するか、
あるいは見て見ぬふりをするところだが、
ハゲが発覚した会議に関西人が多かったのが、
悲喜劇のはじまりだった。

「そこだけ長いプロピアつけたらええんちゃう」
「なんか銀に塗ったら目立つんちゃう」

さまざまなハゲの対処法が飛び交う中、
ある者が言った。

「そこに番組のステッカー貼ったらええんちゃう」

この突飛な提案に、なにを思ったのか、
ハゲた本人もこう口走った。

「他にも小さなハゲがいくつもできてるんですよ」
「そこにもステッカー貼ったらええやん、5分番組の」

さらに、

「いっそのことゴールデン狙ったらええんちゃう」

ゴールデンを狙うとはどういうことなのか。
もっとハゲろということなのか。

関西人の前では、
おちおちハゲを作ることもできない。