9月22日岩波ホール「みかんの丘」を観てきました
今期の岩波ホール映画は「とうもろこしの島」「みかんの丘」の交互上映です両方観たいのですが、午前の11時上映の「みかんの丘」だけ観てきました。
<みかんの丘の解説を勝手に抜粋>
エストニアとジョージアの合作映画、みかん畑で働く2人のエストニア人が敵同士の傷ついた兵士を看病する。アブハジア自治共和国のエストニア人集落、この集落ではみかん栽培が盛んだったが、ジョージアとアブハジア間の紛争により、多くの人が帰国してしまった。
みかんの収穫が気になるマルゴスと、みかんの木箱作りのイヴォの2人は集落にとどまっていた
ある日、マルゴスとイヴォは戦闘で負傷した2人の兵士を自宅で介抱する
1人はアブハジアを支援するチェチェン兵、もう1人はジョージア兵で、彼らはお互い敵同士だった。同じ家に敵兵がいることを知った兵士たちは殺意に燃えるが、イヴォは家の中では戦わせないことを告げ、兵士たちは戦わないことを約束する。数日後、事実上アブハジアを支援するロシアの小隊が集落にやってきた。ロシアの小隊は味方であるチェチェン兵を撃とうとする、ジョージア兵はこれを助け応戦、ロシア兵小隊は全滅したが。ジョージア兵もみかんのマルゴスは撃たれて死んでしまう……みかんの木箱作りのイヴォは志願兵で戦死した息子の墓の隣に敵であるジョージア兵を埋葬し、戦争の不条理を訴えた。
<私の感想>
とてもわかりやすい映画です。紛争が今なお続くエストニアとジョージアそして旧ソ連圏でのせつないほど戦争の不条理を訴えた映画でした。国を守ろうとした息子の戦死を超えて、国も民族もなく、争い・戦争を否定し戦争の不条理を訴えイヴォの無言の叫び…悪者、ロシア兵が出てくるんだナ~