ヤマジョウ建設

岐阜県産木材で外断熱工法の健康住宅!

TJ様邸現場見学会の報告

2009-02-09 07:41:11 | 健康住宅への取り組み

この土日はTJ様邸のヤマジョウ博士の家・完成現場見学会を開催しました。
初日の開始から2日目の終わりまで本当に絶えることなく
来場のお客様に恵まれまして本当にありがたかったです。
会場への進入道路が狭かったので大きな車の方には
大変ご迷惑をおかけしました。
天候も良かったせいか、本当に近年にないご来場人数でした。

さて、今回の見学会では太陽光発電の説明も専門業者の方に
参加してもらって随時おこなっていました。

太陽光発電システムも国の補助(1KWあたり7万円ですが・・)も復活しまして
今後もさらに注目されそうですね。
写真は8日の10:00ぐらいの発電状況です。
左側のブルーの光が発電量が消費電力より優っている、つまり
中電さんに余剰電力を売っている状態を示しているところです。

太陽光発電は太陽がさんさんと降り注ぐ真夏の日中が当然のことながら
発電量が多い気がしますよね。
確かに絶対量で言うと南中高度が高い夏の日中が良いのですが、
発電パネル自体があまり熱くなって熱をもつと効率は落ちるらしいのです。
ですから、春とか秋とかの気温があまり高くなくて日差しが強い季節のも
かなり発電に関しては効率が良いのです。

この話をしたら、
「機械も気持ち良く働いてもらうようにするのが良いのですね!人間と一緒だあ。」
と言われた方がいました。
なかなかおもしろい考えですよね。なるほどなあ・・と。

一般的に真夏はエアコンもフル活動、春秋はエアコンもフル活動までいかないことが
多いので、発電量からの対比でいくと、春秋は売電の方が勝る場合が多いのです。

太陽光の話ばかりになりましたが、見学会来場の皆さんには
「あたたかいですね。」
「目がつーんとしないですね。」
「なんとなく気持ちいいですね。」
というようなヤマジョウの目指す住み心地の良い家を
感じてもらえたのではないかなと思っています。

開催中TJ様のご主人さまにも
「ヤマジョウさんと出会いがあってよかったです。」と言われた時には
何ともいえない嬉しい気持ちでいっぱいでした。
ありがとうございました。

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ウッドロング・エコ

2009-02-06 13:26:41 | 健康住宅への取り組み

明日からの完成現場見学会で、ヤマジョウでは初めて使用させて
もらった木材塗料をご紹介します。
名前は「ウッドロング・エコ」と言いまして、木材防護保持材です。
北欧やカナダで60年以上の実績があり、日本では2000年から
販売をしているそうです。
私も広告などで目にはしていたのですが、昨年の全国健康住宅サミットで
現物を見まして、これは良さそうだということになり、簡単な実験も経まして
今回は採用させてもらいました。
今までは着色防腐剤だったのですが、これは年に1回ぐらいは塗りなおしの
メンテナンスが必要です。
ところがこのウッドロングエコは塗り直しがいらないと言うことなので
施主様にとっては都合が良いかなと・・ただし色がえらべないというか
基本的には透明なのですが、光とかに反応して薄い緑色のような
ちょうど写真のような感じなるのです。

塗ったすぐには木の風合いだけで何の色も無い状態なのですが
少し雨や光にあたると写真のような色に変色してきます。
原料は天然成分のみ。土壌や水質汚染なし。
木の呼吸も妨げないと言うことらしいです。

2000年からの日本発売ということで約10年の実績しか
わかりませんが、とりあえず塗り直しをしなくてもよいということは
とても魅力的なことだと思います。

ウッドロングエコという塗料、耳なじみは無いかもしれませんが
今後、ちょっとしたヒットになるかもしれません。
写真だと色、風合いが伝わりにくいかもしれません。
明日、明後日の見学会にて見ることできますので是非ご来場を!

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山栗の化粧梁

2009-02-05 13:40:40 | 健康住宅への取り組み

今日はヤマジョウ本社製材工場からの情報です。
この木の名前はわかりますか?

これは「栗」です。
山の中に生えている栗の木です。
以前は土台に良く使いましたが、最近ではあまり原木がなくなって
きましたので見かけなくなってきました。
東北地方には多いみたいですけどね。

これは両側を製材して曲がった梁として使ってみようかな・・
と考えています。力のかからない場所で、木目が面白いので
濃い色を木目が目立つように塗装して使っても面白いかなと
思っています。

山に生えている栗は、この様にある程度長く伸びているのですが
ほとんど皆さんが想像するのは栗の実を取るための木であると思います。
そうすると、栗の実を採り易い様に低く枝張りを多くしたいがために
長い幹はありません。
ですから山にある栗木はそれはそれで貴重なんです。

最近ではパルプの価格もそこそこに上がってきたので(円高でまた打撃)
広葉樹の伐採も魅力のあるものとなってきつつありますし、
栗の需要もどちらかと言ったら建築材料よりはパルプになってしまうのか
という感じです。

この写真の栗も5年ぐらい前に出材してきたものなのですが
土台にするのはやめて、飾りの梁にしようと思いました。
いい形のが3本ぐらいはあったと思い増すのでご興味が
ある方は何なりとお問い合わせください。

今度の現場見学会の時でもよろしいですよ!

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節分の風習in板取

2009-02-04 10:55:29 | 脱線よもやま話

昨日は節分ということで「豆まき」をされたお家も多いのでは
ないかと思いますが、私の住んでいる板取では節分には
こんな飾りを家の周りにするのが習わしです。

杉の葉に半紙に描いた鬼の絵とイワシの頭を添えて。


私が子どもの時にはもちろんのこと、私の爺さんたちも
も同じことをずっーーとやっていたらしいのでかなり長い風習ですね。

この鬼の絵は各家々によって違います。(当り前か!)
なぜか鬼の絵の下には「十二月」と書きます。
節分で年が変わるということで、ここで十二月だよっていう
意味かも知れませんが・・・爺さんに聞き忘れました。
閏年には「十三月」と書く家もあるとか・・

最近では恵方巻とか言って寿司屋さんブームみたいな感じがありますが
家では相変わらずのイワシを焼いて大根の酢の物という組み合わせ。
子どもの時はこの料理が大っきらいで「またかよ!」って感じでしたが
今はこういう料理が好きになっていますね。
よくしたものです。

日本の風習というのも時代の変化、生活習慣の変化で失われていく、
また形を変えていくのが今や常識です。
でもなにかしら、昔からの風習にはそれなりの意味があって
伝わってきたものであると思います。

形を変えるとき、無くなっていくときには、その意味だけでも
知っていて伝えていければいいなと思うこのごろです。

 

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出材の時期

2009-02-04 09:57:21 | 山の話

ヤマジョウ本社の方では、この時期になると原木の出材が
増えてきます。
昨日も近所の方が林道工事の支障伐採ということで
持って見えました。

木口の赤いのが杉で、右上の白いのが檜です。
あとはこの2,3倍出てくるのかな。

杉はカウンター材とか板挽きに。
桧は方立か板にするかな。
和室のサッシ持ち出し材でもいいが・・・

とまあ、こんな風に製材職人さんと使用する材料の
用途に応じて、また在庫量に応じて、何に製材するのかを
決めていきます。

これらの材料も自然乾燥させて使用するつもりです。
材の大きさにもよりますが、早くても半年は先ですね。

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今度の土日は見学会

2009-02-03 11:38:08 | 見学会

来る2月7,8日はヤマジョウ博士の家の完成現場見学会です。
今回は岐阜市内で開催させていただきます。

この冬はあまり寒くないですが、是非この時期の見学会には
参加してもらいたいと思います。
ヤマジョウの外断熱工法で高断熱の家がどんな状況になっているのか?
どんな過ごしやすい感覚が体感できるかというところを見ていただきたいと思います。

詳しくはヤマジョウ建設のホームページで紹介していますので
よろしくお願いいたします。

今回の会場の進入道路が若干巾が狭い場所がありますのでご注意ください。
南側の道路から入る神社の箇所が少し狭いです。
中まで入れば広いですし、駐車場もありますので・・


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家づくり打合せのひとコマ・・・その1

2009-02-02 16:46:14 | 健康住宅への取り組み

ブログについて、ある方のアドバイスがありました。

ヤマジョウでのお施主様との打合せを紹介してもらうと、初めての家づくりでなにも知らない状態の方にとっては参考になるんじゃないですか!ということでした。
そこでこれから、家づくりのいろいろな話の端々を紹介していこうかなと考えています。

***収納について***
よく漠然と収納スペースがほしい!という要望はよくありますね。
「台所にも居間にも廊下にも、とにかく収納をつくってください。」

「わかりました。収納は必要ですね。で、居間の収納には何を入れるんですか?
台所の収納には何を入れるんですか?廊下の収納には何を入れるんですか?」

「・・・居間の収納は読み終えた新聞紙とか・・・子供のおもちゃとか。台所は
料理の本とか・・。廊下には・・・。」

「現在の生活に物があふれていて、今度の新しいおうちではすっきりと収納した
生活をしたいという要望は良くわかります。だからこそ収納スペースは大切ですね。
だけど、収納スペースを確保すればOKと言うわけではありません。」

「なんで?収納スペースが多ければいいんじゃないですか?」

「確かに収納スペースに余裕があればそれに越したことはありませんが、いたづらに
面積が大きくなってしまうこともあります。当然、価格も上がってしまいます。」

「では、どうしたらいいの?」

「まずは自分の生活を見直して、どこに何を収納すると便利なのか、または
どこどこの収納場所に何を収納するのか、と言うことを考えてみることです。」

「あんまり具体的に考えたことは無かったなあ・・」

「皆さん、そうですよ。でも、これを考えると今までの自分の生活の中でどのような
物が必要で、どのようなものが不要だったのかも考えることが出来て、ちょっとした
生活品のリストラも考えることができる良いきっかけになるかもしれませんね。」

と、こんなやり取りが家づくりの打合せの場面では
大体一度や二度は出てきていると思います。

ヤマジョウ博士の家では外断熱工法のメリットを活かして、床下の空間、小屋裏の
空間にも収納スペースを設けることができる提案をしています。
また、壁の厚みを利用した小物収納やベンチの下などなど。
家を平面でなく、立体として、その家の持っている容積を十二分に活かした
空間の提案をしていきたいと考えています。

ただ収納スペースも先にお話したように一箇所にどーんと大きなスペースが
あるだけではちょっと違うのかなと・・必要なものが必要なところに適宜配置
できるような収納提案が出来るとベターかなと思います。

ただし、床下空間のメリットは大きいです。
大部分の生活品はほとんど動かさないものに面積を占められているといって
過言ではありません。これが普段は邪魔にならない床下空間にあるとすれば
居間や寝室や台所などはすっきり!
必要最小限のものの収納を考えれば良いわけです。

こんな3次元の空間提案、空間設計が楽しめる家づくりに興味のある方は
ぜひヤマジョウ博士の家をご覧ください。
2月7,8日は岐阜市内で完成現場見学会です。

なんか最後は思いっきり宣伝文章になってしまいました。

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