昨日は節分ということで「豆まき」をされたお家も多いのでは
ないかと思いますが、私の住んでいる板取では節分には
こんな飾りを家の周りにするのが習わしです。
杉の葉に半紙に描いた鬼の絵とイワシの頭を添えて。
私が子どもの時にはもちろんのこと、私の爺さんたちも
も同じことをずっーーとやっていたらしいのでかなり長い風習ですね。
この鬼の絵は各家々によって違います。(当り前か!)
なぜか鬼の絵の下には「十二月」と書きます。
節分で年が変わるということで、ここで十二月だよっていう
意味かも知れませんが・・・爺さんに聞き忘れました。
閏年には「十三月」と書く家もあるとか・・
最近では恵方巻とか言って寿司屋さんブームみたいな感じがありますが
家では相変わらずのイワシを焼いて大根の酢の物という組み合わせ。
子どもの時はこの料理が大っきらいで「またかよ!」って感じでしたが
今はこういう料理が好きになっていますね。
よくしたものです。
日本の風習というのも時代の変化、生活習慣の変化で失われていく、
また形を変えていくのが今や常識です。
でもなにかしら、昔からの風習にはそれなりの意味があって
伝わってきたものであると思います。
形を変えるとき、無くなっていくときには、その意味だけでも
知っていて伝えていければいいなと思うこのごろです。
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