久しぶりに徳兵衛茶屋のMS様とお話してきました。
他愛も無い話なのですが、最近の紅葉見物のお客さんの
入りはどうだとか・・最近はうなぎの仕入れ価格は下がってきたかな・・
とか、本当にどうでもいい話ばっかりですね。
久しぶりにメニューをながめていたら「コーヒー」のメニューが増えていました。
「徳兵衛さんもコーヒー出すんだね!」と言ったら、
「美味しい水のコーヒーだよ」「水源は岩山の清水だよ」ってことでした。
“赤谷”という谷の水ですね。
徳兵衛さんいわく、ちょっとした名所の水なんだって!
その昔昔、越後の国に人々に悪いことをする鬼(蛇とトラが合体したような)
みたいな魔物がおったそうで、これを越後の神様が退治しようとはるばる
板取まで追ってきたんだそうです。
板取の山を越えるとそこは福井県というように、その当時も越後の山を越えて魔物は逃げて、神様は追って、板取まできたんでしょうね。
そして、徳兵衛茶屋さんのある一里保木というところで追いつき、追い込んだと。
追い詰められた魔物に対して、神様が剣でバサッと切りかかると、
ちょうど肩あたりに剣が命中。
魔物の肩からは、真っ赤な血が流れでたそうです。
デビルマンだと緑の血なのですが・・・
この魔物から流れた血が谷を赤く染めたと言うことから
“赤谷”という名称になったということです。
いつの昔か知りませんが、話は作り話かどうかは別にして
現実にこの地名があると言うこと。
なにもなくては、この地名は付きませんよね。
また、この魔物は命からがら逃げて少し先のほこらに
逃げ隠れたそうです。
この隠れた場所が、“えびす蔵”という場所で、今もその場所が
その名称であるそうです。
一方、神様はその“えびす蔵”を見張れる場所を陣取ってずっと
見張っていたそうです。
その場所が“御前様”という名称らしいです。
今も祠があって、お参りされているそうです。
まだ続きがあるのですが、これは徳兵衛茶屋さんへ食事に行っておやじが
暇そうだったら話が聞けるかも・・と言うことで。
徳兵衛茶屋は関市板取の川魚中心の料理屋さんです。
川沿いのロケーションを楽しみながら田舎料理が楽しめます。
今はイノシシの鍋やいのししの炭火焼肉も楽しめますよ。
いのししの炭火焼肉はにんにくしょうゆの風味で・・・これは
やわらかいメスのイノシシでないと味わえないものですから
ぜひ一度トライしてみてください!
煙もうもうになりますが・・・
徳兵衛茶屋 tel0581-57-2440
火曜日は定休日です。
板取情報でした!
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