あけましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年は大変な一年でして、っていうか、去年の秋からですな。つまり、今大変の真っ最中で、正月がどうこう言ってる場合じゃない感じですな。

景気悪化というよりは失速。もともと実質的な外需が落ち込んでいる中で、円高ですからな。全く、もうちょっと何とかならないんですかね。本来かぶる必要のない犠牲まで強いられているんじゃないのか、って疑問が・・・。

で、今年は苦難の年になるわけですが、できれば、苦難と再生の年になって欲しいです。良い機会なんで、本物の内需経済が立ち上がると良いですね。アホな公共事業でない、本物の内需経済。

地方にも活気を、楽しいサービス産業を、とか言うと地方のテーマークがボコボコできてしまう、みたいな感じはさすがに無いと思いますが、こういう発想自体は意外と残ってたりして。

これから、遅ればせながら日本も財政支出をがんがん増やしてゆくことになるんでしょうが、クルーグマンコラムでも書かれていたようにきちんとチェックする仕組みが必要で、今までのルートで無検証で流すと、それでも需要創出の意味はあるでしょうが、内需で回る経済、にはつながりませんね。

宮崎県に高速道路が無いので工場が誘致できない、とかいう主張も今や説得力が無いですな。工場は閉鎖されても、新設は当面大きく減るでしょうな。将来また投資が回復したときのためにですか、アホか。

では、何をするべきか。

うまく行っているプロジェクトがあって、評判も良くて、資金不足。そういうものにカネをつけるべきでしょうな。

そういうのも無くて、アイディアもない。だったらぞっとしますな。

本当に必要なところにはお金が回っていない、という気がするんですが、実際どうなっているんでしょうな。こういうとき、エコノミスト誌みたいな立派なジャーナリズムがあって、支出を鳥瞰して、問題を整理してくれるとありがたいんですがね。

さて、ピンチはチャンスでもありますが、今年、大変だけど、いい年になりますように。