花も終わって・・・

シュウブンソウ［秋分草］（キク科）
林の中の小道を歩いていると、道端で見慣れぬ花を付けた草に出会いました。葉腋に1個ずつ花が付いています。
草丈は10cm程でしたが、これはシュウブンソウでしょうか。以前、この近くで一度だけ出会ったことがありますが、その時のシュウブンソウはもっと茎が細長く伸びていました。

頑張って花のアップを撮ってみました。花と思っていましたが、どうやら花は終わった姿のようです。
何となく冠毛の様なものが見られますね。
シュウブンソウの花は頭花で、周囲に雌性の舌状化が並び、中央部には両性の筒状花があるそうです。そこまで細かく観察していないので、来年は観察してみたいと思います。

2009年のシュウブンソウ

１０月中旬　横浜市内にて

秋の花・・・シャクチリソバ

シャクチリソバ[赤地利蕎麦]（タデ科）
昨日載せたミゾソバの近くには、シャクチリソバの花も咲いていました。
この場所で初めて出会ってから9年経ちますが、相変わらず元気良く至る所で花を付けています。
どこから種子が迷い込んできたのでしょうか。ここから下流にかけて、川岸でこの花を見るのは珍しい事ではありません。
これだけあると利用しないのが勿体ないように思えてきます。
本来の目的を忘れられてしまった花なのですね。

2014年の花

１０月中旬　横浜市内にて

秋の花・・・

ミゾソバ[溝蕎麦]（タデ科）
林縁を流れる小川で、ミゾソバの花に出会いました。
ピンクがかった花もありますが、ここではほぼ真っ白な花が咲いています。
ちょっとした水辺などで、よく見ることができますが、綺麗な花を付けますね。

2011年の花

１０月中旬　横浜市内にて

花の季節に・・・ヤクシソウ

ヤクシソウ[薬師草]（キク科）
秋の花が咲き始めた林縁では、ヤクシソウも黄色い花をつけ始めていました。
小さめですが、鮮やかな黄色の花をたくさん咲かせる姿はよく目立ちます。
虫たちも開花を待っていたようです。大きい方はホソヒラタアブでしょうか。小さな方はわかりません。

少し離れた所に咲いていたヤクシソウには、アブの仲間がホバリングをしながら花に近づく機会を狙っていました。これもホソヒラタアブでしょうか。もう少しはっきりと撮りたかったですね。
まだ蕾の方が多かったので、この花もしばらくは楽しめそうです。

2011年の花

１０月中旬　横浜市内にて

花の季節に・・・コウヤボウキ

コウヤボウキ[高野箒]（キク科）
いつもの林でコウヤボウキの花が咲き始めていました。近くの林では花がいくつもついた株があったのですが、ここではまだこの花しか咲いていませんでした。
この辺りの林では、割と普通に見られる花ですが、花の季節に出会えると嬉しいものですね。
11月になっても見ることができますが、咲き始めの花は格別です。

3月の様子

１０月中旬　横浜市内にて