自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

役立つもの・・・ハゼノキ

2013-07-31 21:00:00 | お散歩
ハゼノキ[黄櫨](ウルシ科)
関東地方南部~沖縄の丘陵地~沿海地の山野に生える、雌雄異株の落葉小高木。葉は互生し、奇数羽状複葉で、4~6対の小葉からなります。小葉は披針形で、厚くて葉脈があまり目立ちません。よく似たヤマハゼは葉の両面や葉柄に毛がありますが、本種は両面無毛です。
5~6月、円錐花序をだし、黄緑色の小花を多数つけます。

果実は扁球形の核果で、光沢があり無毛です。
かつては秋に果実を採取し、木蝋の原料として蝋をとりました。今見られるものは、蝋を採るために栽培されていたものが、逸出し野生化したともいわれています。
この場所は、よく歩く所ですが、ハゼノキに気付いたのは初めてでした。カラスザンショウをよく見かけるので、てっきりこれもそうだと思い込んでいたのです。この実に気付いて、ようやく正体がわかりました。
秋には綺麗に紅葉するそうです。その様子も是非見てみたいですね。

今日で7月も終わりです。いつもの年より早い夏の訪れで、夏バテ気味の毎日です。

7月中旬 横浜市内にて

コメント (12)
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