自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

緑の実・・・

2013-07-13 18:36:00 | お散歩
アブラチャン[油瀝青](クスノキ科)
本州~四国、九州の山野に生える雌雄異株の落葉低木。葉は互生し、卵形~楕円形で先は尖り、縁は全縁です。葉柄は同属のクロモジやヤマコウバシより長く、赤みを帯びます。
3~4月、葉の展開より先に淡黄色の小さな花を咲かせます。
果実は液果で、秋に熟します。この季節、このような緑色をした果実を見ることができます。
果実や種子、樹皮に油が多く含まれていて生木でも良く燃えることから、この名がついたそうです。

こちらは別の所で見つけたアブラチャンです。
同じ日に撮りましたが、果実は付いていませんでした。これは雄株でしょうね。
今年も花を見ることができませんでした。
来年は雄花と雌花の様子を撮ってみたいと思います。

チャノキ[茶ノ木](ツバキ科)
こちらは道端で出会った緑色の実です。
アブラチャンの実に比べると、形が少々いびつです。
以前にも載せましたが、この辺りではチャノキをよく見かけます。今は利用されることがないのでしょうが、人知れずこんな実を付けているんですね。

7月上旬 横浜市内にて

コメント (8)
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