キブシ[木五倍子](キブシ科)
日当たりのよい林際では、キブシも花を咲かせていました。
雌雄異株ですが、上が雌花で、下が雄花になります。
この写真ではよくわかりませんが、雄花にある雌しべの先が濡れて、光っていました。蜜を分泌していたのでしょうか。まだ虫の姿は目立ちませんでしたが、これを目当てに寄って来るのでしょうね。
よく歩いている林では、キブシやゴンズイ、イヌザンショウなど、以前載せたことのある林際の植物が切り倒されていました。なんでも、植生の回復をするそうです。
人の手によって維持されてきた雑木林。見慣れた風景がなくなるのも寂しいですが、これから見られる風景が、本来の姿なのかもしれませんね。
キブシの花芽
3月中旬 横浜市内にて