10月8日（日）
AM。太陽がまぶしい。強い風が吹いている。鬱々とした気分でB沼公園へ歩いてむかう。ながれるものは、ながれていけムニャムニャ・・・？みなみらんぼうの歌が口からでてくる。鴉が風に流されていった。
B沼公園を６周回ジョギングをした。
とんぼが乱舞している。小さなとんぼは子供なのかな？
追い風になったり向かい風になったりしている。雲が流れていく。
小さな子が前に手を付く。親は後ろから見守っている。何事もなかったように立ち直り歩いていく。歩くことが楽しくて仕方がないようだ。これでいいんだなあ。
転んだら立ち上がればよい。転んだことに酔いしれるな、立ち上がれ。立ち上がることに妙味がある。
今は、走っている。これでいいんだな。
公園をでて武蔵浦和経由県庁裏まで走った。52分でした。
10月9日（月）
自宅を出る前に同窓会の出席者をかぞえる。
B公園を6周32分走りました。余力を残してやめる。
すこし欠けた月が東の空に上がっている。
孤独感が深まってくる。（惨敗）という言葉が口に出る。
どうしようもないこと。判っているのだがさびしい。
沼のほとりを走りながら
神を想う
水面を照らす欠けた月
鯉の孤独
10月10日（火）
ストレスから逃れるために走りませんでした。
10月11日（水）
B沼公園を9周48分55走りました。ラストで5分をきった。
同窓会をシュミレーションしながら走る。
スピードが出ないのは脳が忘れてしまったからだろう。
ジョギングからランニングにしましょう。
同窓会は問題点を整理できた。
10月12日（木）
愛をください。走りませんでした。
10月13日（金）
健康診断をした。
すこしは、そうすけに愛をください。
走れませんでした。
10月14日（土）
B沼公園を6周33分走りました。
同窓会を考えた。走る気力が薄れてくる。
脈が飛ぶ。7周中途でやめた。
10月15日（日）
同窓会の名簿つくり、宴会の打ち合わせなどの用事で走る気力なし。
走りませんでした。
10月16日（月）
飲み会のため走りませんでした。
10月17日（火）
むむむ・・・走りませんでした。
10月18日(水）
なは、なは、なは！走りませんでした。
10月19日（木）
B沼公園を6周（≒6ｋｍ）32分29、走りました。
心身が乱れている。身体は運動の秋になったにも関わらず、全くに走りこんでいません。今夜も30分走って、よろよろ状態です。40歳を過ぎてから走り出したそうすけなのだから、高望みはいたしません。しかしハーフは２時間を切りたいですね。今のままでは完走の自信がありません。初心に戻って、低速中年ランナーの孤独をしみじみと味わいながら二本の足を前へ、前へと進めて行こう。そうそう、前を目指そう。後ろを振りかえってはいけない。
後ろ向きで走っている人がいた。不自然であるが何か理屈があるんだろうな。そうでなければ、後ろ向きで走るわけがない。だから、人間はおもしろい。
こころはロンリーです。晴れわたる雲ひとつない空を見つめていると旅に出たくなる。どこか知らない町を彷徨したくなる衝動がこころ悩ます。
秋ですね。旅に出るとは、必ず理由があるはずです。たとえば、寅さんならば、失恋、家族との喧嘩。
だから、夕焼けをながめ、遠い知らない風景を想うのです。
だから、日がとっぷり落ちて、ぼんやりとした公園を走るのです。
六の字を口ずさみながら、リズムをつける。
左アキレス腱に違和感。横隔膜のあたりが痛い。姿勢がつづかない。
裸のそうすけが立ち現れてくる。もうひとりいた自分自身と一緒に走る。
10月20日（金）
身体が重かったが、前へ進もうと言い聞かしてB沼公園へいく。
9周（約8.6ｋｍ）を43分37走りました。
前へ前へすすめすすめ、と久し振りに頑張りました。
10月21日（土）
ガンちゃん宅まで走る。缶ビールを背負って15分、約2.5ｋｍジョグしました。
夜間の一般道は反射板が必用ですね。ちょっと怖いおもいをしました。
「手を上げて横断歩道を渡ろうよ。松崎真でございます」が頭をよぎるそうすけでありました。
10月22日（日）
ご近所を31分ジョギングする。何ものから逃れるために走るが逃げ切れない。
なぜ走るのか。
連鎖を断ち切る。何ものかの正体を探る。
だから、走るのです。