そうすけ漫録

そうすけの一日の型録です。

つかれ

2015年04月30日 | 日記

一日の仕事を終えて帰る。

暑さにより身体が重かった。

あなたは、いつも疲れてるね、と男は言った。

そうだ、疲れている。疲れていることがわかるように疲れている。

疲れてます然としていることが嫌味であり甘えなのだ。

それを男は敏感に反応し皮肉るのである。

Hさんは疲れてないよ。

なぜ疲れたか、言い訳するなかれ。

丁寧に言葉を選び感謝をしよう。

 


めえでぇ

2015年04月29日 | 日記

メーデーや烏合の衆の高笑い

時間を間違えた。疲れる。

Hさんの距離感に疲れる。

なによりも、自ら疲れているのです。

あるきっかけでどっとおちていくのでした。

 


1

2015年04月26日 | 日記

時間が過ぎる。速い。

爪がのびる、早い。

ひげがはえる、はやい。

朝がくる、はやい。

一週間が経つ、ハヤイ。

はやいはやいはやい、忘れる。

名がでてこない、忘れている。

記憶がうすれてゆく、忘れようとしている。

 

ひとりだったからふたつになった。

 


人生

2015年04月25日 | さ行

人生

よい寝床あり

明日食べるだけの

台所にその寒さをふせぐだけの炭があれば

家の上に屋根あり 

屋根の上に月あるをおもふのみにてわが心足る

われにかかる平静なる人生を欲す


uso

2015年04月24日 | あ行

Sは状況をありのままにみようとせずに、その状況が「こうあるべき」というイメージをそこに投影しがちだ。

状況に「あるべき」姿を投影することによって真実を否定している。

幻影を観ているのだ。


昼から

2015年04月23日 | 日記

母の日のカネーションを申し込みに行った。

住宅街は花木がきれいだ。ありがたいことです。

昼から、ビールとたこ焼きを食べて寝てしまった。


おもいこむ

2015年04月22日 | 日記

そうすけは思い込みが強い人であった。

自分が自分でないと思い込んでしまう。

今のそうすけは過去から来た自分。

今のそうすけは未来で完成されなければならない自分。

それは、ふと、間がさすと不安にゆれる。

そうすけと自分がズレていく。

そうすけと自分が離れていく。

「これは、自分ではない」と思い込んでしまった。

 

 

 


あのねぇ

2015年04月21日 | あ行

キョウコの言葉の代用をしていたのは、巫女の祝詞だった。

キョウコは祝詞のほかに言葉をもたなかった。

その祝詞とは、永遠にくりかえされる「あのねぇ」だったのだ。


バス

2015年04月20日 | は行

バスは家族全員を乗せて、ひたすら走っていました。その中に小さなそうすけはいたのです。

 

ためらい。いてもたってもいられない。胸がしめつけられる。

 

気がつくとバス停にいました。バスは遠く彼方へ行ってしまいました。

 

だれかおねがいです。やさしいことばをかけてください。

 

バスはもどってくる、と。


きえる

2015年04月16日 | か行

無心になりたい。なにものにもとらわれずに安らかに生活をしたい。

そのことが、いつのまにやら消えたいということになっていった。

穴があったら入りたい。写真はとられたくない。電話に出たくない。宅配の荷物を玄関で受け取りたくない。

消えるには、恥じることばかりである。すみません。

 

S木さんと飲みました。久しぶりに痛飲しました。S木さんは量が減ったですな。