そうすけ漫録

そうすけの一日の型録です。

60日目

2008年02月29日 | 定点観察

5:00起床。寝床で考えた。人間は多少の緊張は必要だ。だが緊張を続けていると弱くなる。これを無意識にコントロールするには家族と文化がなければむずかしい。
6:00起床。晴。日に新た日に新た也。日差しが強く感じる。

血圧は、155 116 脈拍数 61 体重は、64.7kg 体脂肪 20.4%。

朝食は、ごはん 味噌汁(わかめ) のり 炒り豆腐 牛乳。

△午前中は、次の職場の体験勤務。今日は暖かく最後は眠くなった(だいじょうぶか?)

昼食は、コッペパン 豆乳。

△会社に自転車でいった。一ヶ月の契約をする。「仕事が慣れるまで電車とバスで出勤したいのですが」すこし渋られたので、あきらめる。請求して自転車通勤することを警戒しているらしい。会社側としてはいろいろな人を見ているので信用を得るまで仕方がないでしょう。身体と頭と環境ができるまで辛抱です。仕事着をいただく。有り難いことです。

●こんなによい天気なのに自転車が前に進まない。一抹の不安。

夕食は、焼酎紅茶割り フライドチキン コロッケ 煮魚(さめ) もやしいため ごはん。

○世界卓球。だめだった。残念。石川佳純ちゃん、ほしかったな。でも、その一球一打が実力差だ。次にがんばってな。
 それにしても植草アナウンサーの実況と岸田さんの解説の言葉のピンポンは絶妙だった。植草アナが実況と次の展開の念願に対して、「そうなればいいですね」という、やさしい岸田さん。笑いました。植草アナは自分で実況して自分で説明?しているので、これは、もはや実況ではない。岸田さんはその精神論、素人の見解の補足解説ですね。だから岸田さんの冷静な声が美しい。また言葉に説得力がある。最近のTV界は話芸が必要なんだ。

22:30ダウン。


孤立

2008年02月28日 | か行

 人間は孤立すると自己を見失う

 R・タゴール

そうすけとは、なんと弱い人間であったか!
これを再確認した60日であった。

孤独と孤立の違いは、何者かとつながっているか否かである。

 

 


初心

2008年02月28日 | さ行

 初心忘れるべからず

 世阿弥

今日、仕事の内定をいただきました。
有り難いです。ほっとしてます。助けていただきました。
仕事はドライバーです。仕事内容は面白くもないし、楽しくもないでしょう。
与えられた仕事を確実に行う努力のみです。肉体の疲労をいかにリフレッシュさせるか?

だが、しばらくすると、慣れあいから、つまらないミスや虚しさが襲うことでしょう。
そのときは、今日の感謝の気持ちを忘れずに、他者と比較をせずに、自分をやさしく労わりましょう。


徹する

2008年02月28日 | た行

「どこに行っても役に立たない」
 これしかやっていけぬ
 これさえあればどこでもやっていける

 尾崎宗園

 不器用な人間は志を立てる。
 徹頭徹尾しがみつく。
 これしかないのだ。 


59日目

2008年02月28日 | 定点観察

6:00起床。晴。室温11℃。日の出が早くなりました。有り難いことです。

血圧は、172 110 脈拍数 56 体重は、65.4kg 体脂肪 22.4%。

朝食は、ごはん 味噌汁(じゃが芋、わかめ) 卯の花。

昼食は、ごはん 肉まん ハムエッグ コーヒー牛乳。

○かるく走りました。

夕食は、焼酎紅茶割り 煮物(とうふ、ぶたばら、白菜) チキンスペアリブ ごはん 焼魚(鮭)。

○世界卓球。始まりにCMをバンバン入れているので、これは楽勝?予想のとおりでした。各選手のにらみは正に阿修羅のごとし。

22:40就寝した。


たましい

2008年02月27日 | た行

たましいは意図的なあいまいさをもつ。

たましいは明確な定義を嫌う。

たましいは人間の未知の要因である。
そのことによって
「意味」が可能になり、
「事象」を
人間の「経験」に変え、

それは愛においてコミュニケートされるものである。

河合隼雄


人間存在

2008年02月27日 | な行

私がある。

この大切さは、確かに、もう一人の私が「そこにいる」ということが実に重要である。

もう一人の私が自らの中心をはずすことなく、ずっと傍らにいる。

 


58日目

2008年02月27日 | 定点観察

6:20起床。室温12℃。晴。空き地がうっすらと濡れていた。

血圧は、147 104 脈拍数 64 体重は、64.4kg 体脂肪 20.5%。

朝食は、ごはん しらすおろし のり たくあん コーヒー。

昼食は、やきそば 肉じゃが 味噌汁(わかめ)。

夕食は、焼酎紅茶割り まぜごはん 春雨サラダ ブロッコリー 肉まん 牛乳。

○Nせんせいより電話をいただく。まえの職場に電話をしてやめたことを知ったらしい。有り難いことです。エールも送れずに電話を置いてしまった。これだから、だめなんだよな。

○世界卓球。中継録画を観る。福原負けても時計と睨めっこしながら安心してみる。

23:00就寝した。


面接

2008年02月26日 | ま行

暇があるので面接会場まで自転車で行った。
今日は風もなくて穏やかなサイクリング日和でした。

自宅→武蔵浦和→土合→町谷(大宮バイパス)→白鍬→荒川運動公園

ラジオを聴きながらペダルを漕ぐ。約束の時間より早く到着してしまう。時間つぶしに荒川公園で休憩した。ラジオではダン池田の話をしていた。暴露本を出して颯爽とTV画面から消えていった理由の一端がわかった。ダン池田さんのタクトを振る姿は脳裏に焼きついてます。合掌。

荒川運動公園→荒川土手→面接会場。

時間もあるので土手に上がってサイクリングをした。それでも早かったのでご近所をサイクリング。墓地で石碑をみると、98%が同じ苗字だった。「村」を考えると面白いです。

お約束の時間より15分前に到着した。前が終わったからと早速に面接をしていただいた。
担当のTさんは60歳くらいの温厚な紳士。
まずは、履歴書と免許証をコピー。

「なぜ数ある運送会社から当社を選んだのですか?」

「はい、大型免許を持っておらず、事業所が自宅の近所であり、配達エリアが地元なので地理に詳しいものですので」
「・・・動機が弱いな。決まったルートを行くので土地勘はなくても大丈夫だけどね・・・結局はお金のため」

しまった。全くの想定外。面接とはそういうことなんだ。まずは貴社をヨイショしなくてはいけなかったのだ。

「免許がゴールドではないね。これは不利だよ」
「シートベルトんの取り締まりに合いまして。私たちの時代はシートベルト着用が義務ではなかったものですからシートベルトする習慣がなかなか身につかず、運悪く警察の方にご指導を受けました」

私のやった違反は速度超過とか酒気おび運転、人身事故のようなものではないです。軽いうっかり違反ですという言い訳。

「身体のほうは健康ですか」
「はい、至って健康です。趣味がランニングでして、日々よい汗を流してます」
「ランニングが趣味なの、東京マラソンはどうだった」
「申し込んだのですが外れまして走れませんでした。くじ運も悪いです」

ここいら辺りで、マイナス志向にはいる。

「自分の性格は?」
「慎重です。悪く言えば優柔不断です」

悪く言わなくていいのに。

業務の話。給与の話。これをすらすらと説明を受ける。Tさんは何度も同じことを話しているでしょうにマニュアルに聞こえないところが人徳です。

担当さんが変わりまして、車運転の実施試験。ご近所をドライブ。二ヶ月ぶりに運転しました。さすがによく整備された車で気持ちよくドライブができました。楽しかった。

「お世話になりました。よい経験になりました」一礼して帰る。

治水橋→羽倉橋→秋ヶ瀬橋→彩湖→自宅。

反省をしながら荒川土手をサイクリングする。
治水橋を渡り右岸の土手を走るが工事中の為に降りたり上がったりで忙しい。
羽倉橋で左岸に渡る。こちら側は走りやすかった。

彩湖で休憩。どこかの学校の野球部だろうか、練習をしている。
中年の監督らしき人物が「早く回さんかい」とどなった。子供たちが「早く回そう」と仲間にいいあう。

生きることをなめていたなぁ。Tさんの話をききながら思う。それだけの仕事をやって、義務を払い込んだ後の給与はXX円とは・・・私以外の応募者の心情は必死であろう。私の欠点は覚悟がないこと。だから未だに、「そうすけ」という身体がやがて死んでしまうことがわからない。

私は、本当に私の狭い周囲のことしか知らず、世の中を知ろうとしていなかった。
社会、そこに生活を営む人たち。世間を知らず、人間を知らず、宇宙も知らない。
自分自身さえ知らない。

無知からの旅立ち。
幸い無知であったが反社会的行為はシートベルト義務違反のみ。非社会的行為は何の生産もしておらず、駄ブログに文字を連ね、酒を飲み、TVをながめ、妄想と夢ばかり観ている。
中年よ、志とおにぎりをもって旅に出よう。

たぶん、今、めまいがしたのは、人生という斜面を転がり落ちていることが少々わかったからだろう。
日が沈む。鴨が飛んでいる。バットからの快音が聞えた。

自分の直感を信じて、まずは手を伸ばし、何かをつかむ事だ。
その助けを受けて立ち上がる。再び斜面を昇っていこう。

ヒットエンドラン!ヒットエンドラン!彩湖湖畔でバンザイ!

R298を自転車で行く。疲れてしまい、通勤チャリに抜かれる抜かれる。
でも、なんだか、心は軽く元気になりました。
よい出会いでありました。
もう春ですな。

 

 


57日目

2008年02月26日 | 定点観察

6:20起床。晴。気温4℃と空読み人が言っていた。夢をみたが思い出せない。

血圧は、155 100 脈拍数 61 体重は、65.5kg 体脂肪 18.5%。

朝食は、ごはん のり コーヒー牛乳。

昼食は、ごはん とりから 煮魚(さめ)。

○面接会場までサイクリング(1H)をした。
△面接を受ける。
●面接会場から土手を通って帰宅した。

夕食は、焼酎紅茶割り てんぷら(たらのめ) 春雨サラダ めかぶ さんま焼 ごはん ひじき煮 沢庵。

◎世界卓球。中継録画は大抵は途中で勝敗がわかります。韓国戦はわかりませんでしたね。卓球史に残るドラマでした。福原選手に感動させてもらいました。でも、立役者は早野選手でしょう。各選手の皆さんは輝いてますね。テレ東さん、あんたは偉い。有料チャンネルを見られない庶民に愛と勇気をお与えくださった。北京オリンピックも中継してほしいものだ。

22:50就寝した。


くちびる

2008年02月25日 | 定点観察

口さみしい人は、飲むことそのもので自分をなぐさめているのだ。食べている瞬間は、自分も他人もことさら意識しない幸せの瞬間でもある。口さみしいというのは、こうした満足感と安心感の持てない状態である。

愛情を喪失すると、代わりのものをどうしても体内にとりこもうとしてしまう。または自分を満たしてくれない対象を憎悪し、食べることを拒否する。

自分に悪いところがあるという感覚があると、それを癒そうとする。結局、癒そうとすれば自分の中に悪いものがあるという内的確信(思い込み)につながっていく。これは、深いところの自己信頼の低さからくる。現実と自分の想いのギャップに苦しむ。

この感覚を麻痺させようと酒におぼれる。何とかなるさと酔いにまかせてボーッとして、何の葛藤もせず、母親に抱かれているような一体感を味わっている。自分の願望がいつか現実になると信じている。

リアルティーがないのだ。

幼児のとき、自分が十分に与えられなかったと感じたとき、不満や憎悪を抑圧する。与えられるはずのものが自分をないがしろにして他人に与えられたと確信したとき、嫉妬の感情がおこる。こういう人は、相手を許すことができない。

安心して人を信ずるという二者関係が持ち難いため、そこに第三者が現れると嫉妬してしまう。つまり、三者関係に極端に弱く、容易に不安定になり混乱してしまうのである。この恐怖に裏打ちされた嫉妬心は見棄てられる不安から出発するのである。したがって、恐怖の救済ないし克服を人という対象に求めてしまうからにほかならない。


56日目

2008年02月25日 | 定点観察

6:40起床。快晴。

血圧は、163 93 脈拍数 60 体重は、65.0kg 体脂肪 19.8%。

朝食は、ごはん 味噌汁(わかめ) ウインナーキャベツ炒め コーヒー牛乳。

昼食は、カレーライス がんもどき煮。

△面接の約束を取り付ける。

夕食は、焼酎紅茶割り とり竜田揚げ てんぷら(ししとう、しいたけ) 野菜サラダ(レタス、きゅうり) せんべい。

◎世界卓球。安心して観てられる。

23:30就寝した。


発想法

2008年02月24日 | は行

ダンボールから写本したレポート用紙がでてきた。その枚数はなんと19枚。余程に淋しかったようだ。

川喜田二郎「発想法」中公新書 ¥500
昭和42年6月26日初版
昭和61年9月10日58版

○何を問題にするかという主題をはっきりさせる。

○かならずグループ編成は小分けから大分けに進まなければならない。

天下平成になっても問題の焦点を合わすことができず、いやな感情から逃れるためにグループ編成ができない。


コンセプト

2008年02月24日 | か行

段ボール箱から本を写したルーズリーフ用紙がでてきた。それは昭和六十三年十一月三日。その日は文化の日である。祝日である。余程、淋しかったのだ。

 コンセプト―― 

○複数の着想を統合して、構想を構成して計画を創出する思考過程
○着想を入力として、計画を出力とする思考過程
○ビジネスでは着想と計画のあいだの思考過程であるとともに問題解決レポートのひとつ。
○標準化したファションで情報を伝達できるように様式化したマナーで述べたマネージメントの一般的着想。
○着想の構造。

昭和の末期に、何故にこのような本を写しているのか。筆記具はボールペン(黒)だ。

 リスク――

●リスクを避けるひとつの方法は起業者が提出する事業計画者の様式とその審査方法を改善することである。

写本は更に続く。

▲レポートの基本型。レポート六原則。主題の構造と表現。主題構造の標準化。思考過程レポート。(詳細は省略)

20枚も書いていました。あれから20年が過ぎた。おかげさまで、全く役に立っていない。
私は相変わらず履歴書を書くだけで辟易してしまい。自分のレポートで他人の金が動いたことなどない。

この情熱はわからない。余程に他にやることがなかったのだろう。私の分裂している感情、人格を一時外へ言葉でこぼし、整理しようとしたのであろう。

哀しい男は言葉を作り出す前に言葉を入れる器を勉強する。器ができれば言葉があふれでて満たしてくれるだろうと思い込んでいた。
しかし器さえできることはなかった。器という文字とボールペンのインクと不安が消費される。

誰のためにでもなく自分のためのコンセプトでありレポートであるはずなのに、その自分に書けなかったのだ。ますます混迷していった。

昭和が終わるまで二ヶ月足らずというのに。


55日目

2008年02月24日 | 定点観察

6:30起床。快晴。日の出とともに雲がふき飛んでいった。温度計が昨日の強風で飛ばされる。こわれた。春一番だという。

血圧は、155 102 脈拍数 65 体重は、64.5kg 体脂肪は、19.5%。

朝食は、ごはん しょっぱい味噌汁 ししゃも。

○風が強い。外に出たくなくなった。
▲ラジオを聴きながら、求人広告を見たくないので、自分を反省する。だめだこりゃ。

昼食は、やきめし 肉まん かぼちゃ煮。

夕食は、焼酎紅茶割り かまぼこ きゅうり漬け カレーライス。

◎世界卓球。ついに観てしまった。テレ東は偉い!

23:30就寝した。