池上英洋/光文社新書
試用期間中のKindle Unlimitedを使って電子書籍を読んでみる。
私、Kindle版は、語学テキストばかり買っているから、おすすめされてくる本も語学系の本ばっかり。そんなに語学の本ばっかりいらないよ。
多分こちらはイタリア語講座つながりだろうが、面白そうだったので読んでみた。実際面白かった。
ここ数年いろんな本を読んで勉強してきたことがうまくつながってきた感じ。
ポンペイのヴェスーヴィオ火山被害は、逃げ遅れが原因だな。建物の中に閉じこもっていれば大丈夫と思っていた人が多く、深夜の大爆発で命を奪われた人が多いとか。
またキリスト教が伝わる前の葬儀は火葬で、キリスト教後は土葬に変わったとか。
他、私の好きなカステル・デルモンテやミラマーレ、卵の城についての解説もあり、この本の表紙にも載っているアルベルベッロの可愛い家の形状派、屋根を取っ払って税逃れできるように(屋根をかぶっていないところは部屋ではないとされ、課税対象から外れた)というのが当初の目的だったとは驚き。