さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

題名のない音楽会(1/15)~「難しいピアノ曲を弾く音楽家たち」~を観て

2017-01-18 23:55:23 | 映画・番組等、各種鑑賞録
私は小さい頃ピアノを習っていたはずなのに、ピアノのこと全然知らないのね・・ということを自覚してしまうような、超絶技巧の曲ばっかり。

でも最初のチョップスティックスでツカミOK。っていうかあれはチョップスティックスという曲だったのかぁ~。

誰でも知ってる「ミレッドシッラソッソソラソファッファファソファミッミミ」。小学校の音楽室の木琴でいつもこの曲を鳴らしている奴がいる・・・。

それがハンガリー狂詩曲風に化けるなんてね。

私がちょっと驚きだったのが、練習曲「鉄道」。譜面見たら・・あら・・簡単じゃね?とか思っちゃうが、それがすごいスピードなので、ああ・・絶対手がつりそう・・。途中列車の映像が入ってくるのだが、その映像の列車が遅く見えるほど、この曲のスピード感はすごい。

火の鳥で、福間さんが、いろんな楽器の音をピアノで表現しようとしているところ・・同じメロディをオーケストラの様々な楽器で弾いている部分を、ピアノで再現するために絶妙にタッチを変えているところ・・・すごい難しいということだったが、確かに元の楽器のイメージが伝わってきて、素晴らしいと思った。

イスラメイはエキゾチックで聴いていると不思議な気持ちになってくる曲。一番難しいピアノ曲とも言われるらしいが、なるほどそんな感じである。超絶技巧がもてはやされた時代・・技巧を見せびらかすだけではなく、作曲家が伝えたいものがあったはず・・・それを大事にしたいという言葉通り、素晴らしい演奏だった。

=今回の演目=

♪1:「チョップスティックス ハンガリー狂詩曲風」より
編曲: 萩森英明
ピアノ連弾: 福間洸太朗 / 森下唯

♪2:「火の鳥」より『凶悪な踊り』
作曲: I.ストラヴィンスキー
編曲: G.アゴスティ
ピアノ: 福間洸太朗

♪3:練習曲「鉄道」
作曲: C.V.アルカン
ピアノ: 森下唯

♪4:「イスラメイ」(東洋的幻想曲)
作曲: M.A.バラキレフ
ピアノ: 福間洸太朗

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする