ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

地域CL・決勝Rの展望

2016年11月25日 | サッカー

本題の前に紹介。都倉が公式ブログを更新し、金沢戦のラスト5分を語った。

あの大一番に臨んだ選手の心理・思考を分かりやすくつづっている。

幼稚舎からの「慶応ボーイ」の面目躍如の文章である。

同時に、「言わずもがな」というのが本音だろうな、とも邪推している。

クラブ創設20周年の一年もまもなく終わるが、

生活・人生を懸けて試合に臨んでいる選手に「言わずもがな」を説明させる状況を

わざわざ生んでしまうあたり、「見る側」の成熟はまだまだと反省させられた。

「双方引き分け」を是とする視点は、来年のW杯予選の最終節・サウジ対日本で「勝ち点1上等」にでもならんと育たないのかな

さて、生活・人生を懸けた試合と言えば、こちらの大会は最たるものだろう。

きょう25日から27日まで、地域CL・決勝Rが市原臨海で開かれる。出場は以下の4チーム。

FC今治(四国・愛媛)三菱水島FC(全社1位・岡山)

鈴鹿アンリミテッド(全社2位・三重)ヴィアティン三重(全社3位・三重)

JFL昇格枠は2年連続の「2」 よって、3年連続で全社枠の2位以内が確定済み。

ただし、三菱水島は2位以内に入っても、やはりJFL昇格見送りが濃厚とか

「岡田さんクラブ」として知名度を誇る今治か。勢いづいている全社枠か。

どこが勝ち上がってもおかしくない混戦は必至で、ネット配信から目が離せないが、

札幌サポとしては、今治と三重、つまり、岡田さんと和波を応援せざるを得ない

リーグ戦6戦すべてが大事だが、特に注目しているのは2日目の26日。

三菱水島対鈴鹿の全社決勝の再戦(前回は2対2で三菱水島がPK戦勝ち)と

今治対三重の地域CL・1次Rの再戦(前回は3対0で三重が今治に快勝)がある。

リベンジか、返り討ちか、この2戦の結果が昇格の行方を左右しそうな。

また、最終日27日の「三重ダービー」も、この決勝Rの見どころだ。

桑名・四日市をホームとする三重と、鈴鹿はともに県北部で境を接するライバル同士。

今季の戦績は、かつて「ランポーレ」を名乗った先輩・鈴鹿が4勝1分けと優位に立つ

<東海リーグ2戦(2対2・2対1)全社県予選&準決勝(ともに2対1)天皇杯予選(3対1)

今季6度目の対戦で、三重が一矢を報いるか、鈴鹿が新参クラブを退けるか、熱戦が予想される。

なお、この27日に、三重のホームの桑名市と四日市市は、奇しくもともに市長選を抱える。

当選候補に「JFL昇格内定」のニュースを届けたいところだが、はたして。


すでに既定事項で公式発表を待つばかりだったが、まずはめでたい。

詳細は後日に回すが、来月のプレミア参入戦での活躍を期待している。

  • 今週の「刃牙道」

米大統領就任の「儀式」でナメきった態度をとるトランプに

「お仕置き」をかますユージロー・ハンマが見たい

こんなに早く見せてもらえるとはwww


悲しみの等々力

2016年11月24日 | サッカー

J1CS準決勝:川崎0対1鹿島

鹿島、百戦錬磨の試合運び。浦和が待つCS決勝に進出。

先制逃げ切り、ウノゼロの仕上げ方がさすがだ。

相手が攻めてくる、引きこもるの違いがあるので、単純に比べられないが、

時間の使い方が無様だった北辺のJクラブは見習わないとwww

まあ、それ以前に、鹿島にしろ、川崎にしろ、

来季の相手になるという現実に、恐怖しか覚えなかった

どうやって勝ち点もぎ取ればいいの・・・

心情的には、年間勝ち点で上回る川崎に勝ち上がってほしかった。

「グッドルーザー」にはなれたと思うが、

そんな称号では、慰めにもメシの種にもなるまい。

勝ち点を得られなければ何も得られないのが、フットボールの厳しい現実。

だからこそ北辺のJクラブも非難覚悟で勝ち点1を得る道を選んだのだし。

前期のV逸。年間勝ち点1位を逃した後期最終節の逆転負け。

劇的な白星もあったが、川崎には悔しさのみ募るシーズンになったと察する。

まあ、そんな「極上の悔しさ」をJ1で味わってみたいという羨望もあるが


  • NOAH後楽園大会

グローバル・リーグ戦の決勝。みのるが北宮を下して初優勝。

優勝したみのるは、来月2日の後楽園大会の全面対抗戦&時限爆弾セットを宣言。

セミのGHCタッグ戦は、ヤノマルフジがKESに敗れて王座陥落。

挑戦を表明した潮崎・谷口の2人よりも、ベルトを失った丸藤の今後が気になる。

これで身動きをとりやすくなった・・・本隊裏切りを含めて


公約Tシャツその後

2016年11月23日 | ホークス

本題の前に増川に鶴。金沢戦でベンチにもいないと思ったら・・・

さて、今回は久しぶりにホークスの話題。

本日のファンフェスを前に、きのう22日に新人入団会見があった。

支配下4人の背番号は、ジャスティス「25」古谷「49」九鬼「65」三森「68」

古谷の背番号は忌み番・・・ではなく、かつてタカのセットアッパーを務めた

「たくぎんのエース左腕」吉田修司と同じ背番号。意味のある重い数字と思う。

そして、本日から来季の公約Tシャツが発売に。

では、今季の公約Tシャツの達成はどうなったのか?

  • 内川「ホークス四番」(規定打席数到達かつ全打席の3/4以上)
  • 今宮「4年連続GG賞」
  • 中村「全試合出場」
  • 千賀「1年間先発ローテ」(規定投球回数到達)
  • 森「3年連続50試合登板」

公約達成は以上の5人。

「1・2・3・マッチを12回」の松田や「ホームラン24本」の長谷川は達成ならず。

よほど悔しかったのか、来季も引き続いて同じフレーズとなった。

また、「百打点」が達成できなかったギータは心機一転、

「全試合出場」を掲げた。今季終盤のリタイアへの無念さがうかがえる。

一方で、武田の「3年連続二ケタ勝利」や千賀の「2年連続二ケタ勝利」は・・・

今季の雪辱を担う若武者2人にしては、ちょっと志が低くないかね?

来季で36歳になるのに「2年連続最多勝」を掲げた和田の気概を見習うべし。


師走に向けたフットボール・カレンダー

2016年11月22日 | サッカー

本題の前に、福森の札幌ドームMVP賞受賞おめでとう。

J2優勝から一夜明けて、いきなり新聞辞令がいろいろ出てきたが、

とりあえず静観し、近く訪れる契約満了の発表に備える。

さて、今季の残る札幌絡みの大事な公式戦と言えば、

来月16日(金)と18日(日)に広島で開かれる宮杯プレミア参入戦か。

U18の2季ぶりのプレミア参戦を期待する。

それまで「第三者」としておがめる注目の試合を以下に並べてみた。

  • 23日(水・祝)J1CS準決勝・川崎対鹿島(14時・等々力)
  • 25日(金)地域CL決勝ラウンド(~27日・市原臨海)
  • 26日(土)JFLCS第1戦・流経大対ホンダ(13時・柏の葉)
  • 27日(日)J2・J3入れ替え戦第1戦・栃木対金沢(12時半・グリスタ)
  • 27日(日)昇格PO・松本対岡山/C大阪対京都(15時半・アルウィン/金鳥)
  • 29日(火)J1CS決勝第1戦・?対浦和(19時25分・未定)
  • 12月3日(土)J1CS決勝第2戦・浦和対?(19時半・さいたま)
  • 4日(日)J2・J3入れ替え戦第2戦・金沢対栃木(12時半・富山)
  • 4日(日)JFLCS第2戦・ホンダ対流経大(13時・都田)
  • 4日(日)昇格PO決勝(15時35分・未定)
  • 8日(木)クラブW杯(~18日・横浜&吹田)

今後の補強と来季のJ1を楽しみにしながら、これだけの熱戦をおがめるとは幸せ。

なお、27日はお休みなので、岡田さんと和波に会いに市原に赴くことも考えたが、

やはりJ2でしのぎを削った他クラブのサバイバルが気になるので、テレビ三昧の予定。

競馬のジャパンカップもあるしね


  • 全国高校サッカー選手権

組み合わせ決定。来月30日の開幕戦はセクシー野洲と初出場の関東一の顔合わせ。

大みそかの1回戦は、総体王者の市立船橋が登場し、京都代表と対戦する。

京都橘だったら、大会屈指の好カードだろう。道代表の旭実は強敵・米子北に挑む。

福島・尚志対熊本・ルーテル学院の「被災地対決」も注目されそうだ。

1月2日からの2回戦では、何と言っても、青森山田鵬翔が楽しみ。

なお、青森山田の住永主将は選手宣誓も務める

ブロック別では、川崎加入のDFタビナス・ジェファーソン擁する桐光学園や

藤枝明誠、東福岡が集結した「等々力ブロック」が面白いかも。


すべて意味があった

2016年11月21日 | コンサドーレ

3位と勝ち点差わずか1。得失点差もわずか2差。

積み上げた勝ち点とゴールのひとつひとつの重みをかみしめた今季の優勝だった。

ドローでも 両クラブには ウィン・ウィン 勝ち点3の 花より談合

「松山光プロジェクト」を進めている札幌だが、この最終節では

「わざと引き分けにしてやったんだ」という日向小次郎の思考を採用した。

よって、引き分け狙いの球回しにクレームをつけている人々には

「おまえらのあそびのサッカーとはちがうんだ!!」と叫んでよし。

よくよく考えてほしい。

他のクラブを圧するほどのヒト・モノ・カネを持たず、

開幕戦でダメダメなウノゼロ負けを喫した札幌が、

最終節で球回しに走ればJ2を制する位置にまで昇り詰めた。

これだけでも十分に賞賛に値する。そして、この賞賛を与えるのは、

今季42戦の札幌の戦いを見守り、支え続けたサポのむしろ「良識」と考える。

・・・まあ、清水松本岐阜も勝利目前。北九州が3点ビハインド。

さらに、かつての札幌U18&U15の監督という間柄の指揮官2人。

あの局面のありとあらゆる状況が、あの球回しを導いた感がある。

あの局面でもひたすらに勝利を目指す姿勢は、アスリートとしては美しいが、

プロ選手としては「馬鹿の極み」だろう。それでも納得できぬ子羊は主に問うがよい。

主よ。札幌は引き分け狙いの球回しの罪を犯しました。石打ちに処すべきでは

主はきっとこのように答えるだろう。

あなた方の中で、もしあの時間帯に失点を食らっても

札幌を罵倒する罪を犯さぬ者が、最初に石を投げるがよい

ヨハネの福音書第8章の有名な一節(改変あり)に従い、罪深いワタシはいち抜ける。

それにしても、J2・J3入れ替え戦の顔合わせが金沢栃木とは。

中美慶哉の濃密なシーズンはまだ終わらないんだねえ。


  • J2

徳島1対2清水 古巣のポカスタで2位終了。「昇格請負人」小林監督が清水もサルベージ

松本3対2横浜FC 後半戦わずか2敗でも3位終了。松本、試練の昇格POへ

山形0対3北九州 古巣のNDスタで最下位終了。ダニ兄率いる北九州がJ3降格

  • J3

鳥取2対4大分 きのうはダニ兄弟の厄日か。鳥取が大分のJ2昇格をお見送り

盛岡2対2栃木 10連勝の快挙も今は昔。栃木、試練のJ2・J3入れ替え戦へ

長野1対0鹿児島 J2ライセンス持ちの意地。長野が3位終了

  • JRA

ミッキーアイルがGⅠ2勝目を挙げて秋のマイル王に。

ただ、最後の直線の斜行には、札幌の球回しよりもクレームをつけたい