13日のJ3&JFL含む「狂乱のフットボール・デー」の注目点をまとめた。
- J2の自動昇格争い(札幌・松本・清水による2席の椅子取りゲーム)
- J2の4位C大阪と5位京都のPOホーム開催権争い
- J2の6位岡山のPO進出の行方は
- J2「ボトム4」岐阜・讃岐・北九州・金沢による残留争い
- J3の優勝争い(栃木か大分か)
- JFLの後期優勝争い(ホンダ・仙台・ロック)
- JFL沼津のJ3参入(=年間4位以上)の行方は
なお、1の椅子取りゲームは、残念賞に「POホーム開催権」が準備されている。
むろん全くもって要らん
同時刻キックオフではなく、13時、14時、15時の時間差開催という点にも要注意。
さて、その13時開始の千葉戦に臨み、ワタシもよく使っているフレーズが
「俺たちのフクアリ」
フクアリは2005年10月に供用開始。札幌は翌06年から公式戦に出ている。
今年はちょうど10年。この節目に当たり、過去の戦績を振り返ってみた(カッコ内は得点者)。
- 06年11月:天皇杯・千葉戦1対0(相川)
- 06年12月:天皇杯・新潟戦2(8PK7)2(札・砂川×2、新・エジミウソン、矢野)
- 08年04月:ナビスコ杯予選・千葉戦0対0
- 08年07月:J1リーグ戦・千葉戦3対0(元気、ダヴィ×2)
- 10年07月:J2リーグ戦・千葉戦3対0(古田×2、岡本)
- 11年07月:J2リーグ戦・千葉戦0対2(村井、竹内)
- 13年03月:J2リーグ開幕戦・千葉戦1対0(内村)
- 14年05月:J2リーグ戦・千葉戦0対2(井出、ケンペス)
- 15年06月:J2リーグ戦・千葉戦1対1(札・福森、千・ペチュニク)
通算9戦5勝2分け2敗。千葉戦に限ると、8戦4勝2分け2敗&9得点5失点。
数字のみ見ると、抜群に相性が良いとは言えない。正直、攻め込まれた試合ばかり。
しかし、このスタジアムには「良いモノを見せてくれた」という印象がとにかく強い。
J2から全国4強に駆け上がった06年天皇杯の2戦。
久々のJ1で開幕からの連続失点を15戦で止めて勝った08年。
痛い目に遭い続けてきた終了間際に、逆に2点を叩き込んだ10年。
同じく終了間際に「砂川→内村」のホットラインが開幕決勝ゴールを挙げた13年。
個人的に思い出深いのは、都内に移り住み、初めてアウエー席に陣取った10年の一戦か。
試合後には「ダメだ!どうしてもフクアリで勝ってしまう!」とうれしい嘆きを繰り返した。
思うに、12日に全国からフクアリに集結する札幌サポが支えにしているのは、
「相性」「数字」ではなく、これらの「ドラマの記憶」ではないか。
今季の上位の大混戦に、フクアリという舞台は「極上のドラマ」を用意しているに違いない。
そんな熱い予感が、遠く北海道からもサポを呼び寄せている、と考えている。
- 野球U23W杯
決勝は日本10対3豪州 逆転勝ちで初代王者に。
そして、四番を務めて4本塁打のソフトバンク真砂がMVP&ベストナイン。
12年ドラフト4位。入団時に「三冠王」を宣言し、
「右の柳田=ミギータ」というニックネームも付いた大器がいよいよ目覚めるか。
同じ日に日本ハム陽がFA宣言したことを皮肉に感じる。
このオフはFA補強に消極的、と地元で報じられたソフトバンク。
福岡第一卒の陽だが、外野手に手を出す理由がますます無くなったような。