ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

選手往来

2013年12月26日 | コンサドーレ

Jリーグもプロ野球も移籍のニュースで慌ただしいクリスマスになった。

札幌も例外ではなく、海外レンタルだ、年代別代表だといろいろな知らせが舞い込んだ。

ただ、年内はあとは契約更新の選手・スタッフをまとめて発表して終了かとも考える。

このタイミングで、すでに紹介したユース出身者以外の新加入選手、

来季の攻守の要となりそうな2人について最初に語る。

  • GK金山隼樹(長崎から完全移籍)

88・6・12生 186センチ 80キロ

島根県生まれ。世界遺産の銀山を抱える地が金山を育んだ。

広島ユースから立命館大を経て、2011年に当時JFLの長崎に加入。

過去2シーズンは第3GKの立場に甘んじていたが、

正GKの故障&第2GKの不調で出番が巡ってきた今季ブレイク。

開幕3戦で6失点→その後の39戦で34失点と、長崎の堅守を支えた。

一方で、レコンビンのJ2初得点を許したGKでもある

広島ユースの2年先輩に、クラセン・宮杯・Jユース杯の準三冠の原動力となって

「天才FW」の名をほしいままにした前田俊介がいる。

来季はお互いに良いところを見せ合ってほしい。金山も前田も手稲区を思わせる姓だなあ

  • MF菊岡拓朗(栃木から完全移籍)

85・6・30生 163センチ 62キロ

静岡県生まれ。名門・清水東高出身。つまり、ノノ社長や赤池GKコーチの後輩

<赤池GKコーチとは法大の先輩・後輩にも当たる

08年水戸、10年東京V、12年栃木と2年置きに関東のJ2クラブを渡り歩き、

09年水戸では現役晩年のコータともプレーした。

どこのクラブにいても、とにかく前線で怖い選手だった。特にプレースキックは脅威。

詳しいことは、いずれゴール裏住人のH嬢がつづるだろう。

07年の西谷ビールさんのように、「守備免除」にした方が面白い選手と考える。

次に「微笑みの国」に赴くこの選手についても語る。

  • FW横野純貴、タイ・コンケーンFCにレンタル移籍

7カ月間という変則レンタルだが、札幌公式を見ても、本人ブログを見ても、

片道切符の覚悟がにじみ出ている。8月に札幌に復帰することよりも、

コンケーンからレンタル延長の打診が来ることを祈るべきかもしれない。

永坂・中原の後輩2人の話をよく聞いたうえで、現地に赴くように。

今季ギリギリで2部残留を遂げたコンケーンの快進撃を導いてほしい。


  • インカレ

大体大3対1国士舘大 先制を許した大体大が逆転勝ち。

関西王者は強かった。小兵MF山本のハットはお見事。

OBの小林伸二氏、徳島は昇格するわ、母校はインカレ優勝だわで良い一年に。

  • さらば藤岡

鶴岡のFA移籍に伴うソフトバンク→ハムの人的補償が藤岡好明投手に決定

・・・まあ、昨季オフの「馬原ショック」を経験したせいか、ハムの人選に納得している

自分がいる。今季は内臓疾患で不本意なシーズンだったが、新天地での復活を祈る。

あらゆる局面の中継ぎに対応できるし、ロングリリーフもこなせるので重宝するはずだ。

だが、使い勝手が良いからといって、先発陣が駒不足の時に先発起用してはダメ。

おそらくロクな結果にならない。これをワタシは個人的に「コウメイの罠」と呼んでいる。


13年ホークス回顧・下

2013年12月25日 | ホークス

イヴもクリスマスも出勤のワタシを尻目に、4号はプレゼント入手&あすから冬休み

<「太鼓の達人」&「スーパーマリオワールド」Wiiバージョンをゲット

ちなみに、3号は1月発売のフィギュアをサンタさんにリクエストしたので、入手は来年のクリスマスとなる見込みwww

札幌にも新加入選手のプレゼントがあったので、あすにでもまとめる予定。

さて、ホークスにもまたまた大型選手のプレゼントがあったが、

正直、コレジャナイ・デホという感じ。来季への不安を抱きながら、

今季のホークス回顧の後編、凋落の二つ目の要因を語る。

  • 精神的支柱の不在

前編でふれたが、攻撃面では数字を残した今季のホークス。

だが、パ・リーグ5球団で勝ち越せたのは西武のみと勝負弱さが目立った。

先発が崩れ、打線が追いすがるが、届かずじまい・・・

そんな試合が多く、一度悪い流れにハマるとなかなか抜け出せなかった。

その大きな理由が「小久保引退に伴う主将不在」と考える。

そんな考えに至ったのは、ワタシも生観戦した10月2日の西武戦がきっかけ。

ファルキーから決勝弾を放ち、試合後にお立ち台の上で

「きょうの勝ちは忘れて、あすはみんなで勝ちに行きましょう!」

とベンチや観客を鼓舞する西武・栗山主将の頼もしい姿を目の当たりにして、

「ヤバイ。明日も勝てないかも。CSに出られないのではないか」

という悪い予感を初めておぼえた。その予感は不幸にも的中したワケだが・・・

秋山監督は現役時代から一貫して、

「結果責任を自分で背負うのがプロ。誰かをあてにしているうちはプロではない」

という哲学を持っている<来季のスローガン「俺がやる。」はその象徴とも言える

その考えは正論だし、そのイズムがホークスを強くしたことも事実だ。

しかし、選手全員にそれを100%求めるのは理想論に過ぎるとも思う。

プロの心構えが身に付いていない若手。数々の故障を抱えたベテラン。

一軍と二軍のエレベーター選手。プロの集団にも様々な人間がいる。

その全員にひとつの方向を向かせて、苦しい時も「この人についていけば大丈夫」

「この人のために勝ちたい」と思わせる存在は、やはり必要なのではないか。

まして、来季は「寄せ集め集団」となることが明白だし・・・

なお、ホークスのために、ひと言申し添えておくと、

ホークスは決して「ポスト小久保主将」の人材を育てていなかったワケではない。

ワケではないが、その選手は今季、トロントで人気者になっちゃったんだよねえ 


  • 織田信成隠居引退

「信長の末裔」を疑問視する向きもあるが、ワタシはむしろ信長が「異端」であって、

この人が久々に現れた織田家の「本道」ではないかと考えている。

「利休十哲」の一人で、有楽町の由来にもなった有楽斎長益のように、

織田の血を継ぐ人にはアーティスト肌の人材が目立つ。

「清須会議」ですっかりバカ殿にされた信雄も、能の名人だったうえ、

群馬県甘楽町に「楽山園」を築くというガーデニングの才能もあったし。


13年ホークス回顧・上

2013年12月24日 | ホークス

きょうあたりに大浩の獲得発表があるのかな・・・どう考えても獲り過ぎだよ。

定見なき選手のかき集め方が、某メガネ屋の今は亡きプロレス団体と重なる

<サファテ・ウルフ・スタンリッジの頭文字を合わせると、「SWS」になる暗示が不安

それでは、来季への心配を抱えつつ、年の瀬に今季のホークスを振り返る。

「リーグ制覇」を掲げたワタシの期待を大きく裏切り、08年以来のBクラスという結果。

この凋落ぶりには二つの要因があると思うので、2回に分けて語る。まず前編。

  • 先発投手陣の崩壊

エース攝津に大隣、武田、山田、ホークス2年目の帆足に、シャケ寺原、ドラ1東浜らを加え、

「充実の先発陣」とか胸を張っていた開幕前が何もかも懐かしい(遠い目)。

フタを開けてみたら、大隣、難病で離脱。武田、2年目のジンクスにどっぷり。

山田、まるで成長していない。帆足、交流戦のみの輝き。寺原、息子が心配になる借金3。

東浜、遅すぎた無四球完封と、攝津ひとりに負担をかけまくる惨状に陥った。

交流戦明けからは「中継ぎ品評会」と化す試合もしばしばあり、

配置転換と酷使のあげくに、岩嵜や千賀も戦線を離脱していった。

打線は何だかんだとチーム打率0.274、本塁打125、得点660とリーグトップに輝き、

長谷川が首位打者&最多安打、今宮がパ・リーグの犠打記録更新と数字を残しただけに、

今季のピッチング・スタッフの責任は重い。

景浦一軍助監督が高山コーチが退団したが、残留した泰源も2年目は正念場である。

さもなくば、来年の今ごろは西武黄金時代OBがまとめてホークスを去ることになるかも。


  • Jユース杯

決勝は神戸2(6PK5)2広島 追いつかれてのPK戦を制す。宮杯と真逆の形で神戸優勝。 

  • 曳地、愛媛に完全移籍

とりあえず表原をシメとけ行き先が決まってよかった。結果的にケンゴとトレードの形に。

愛媛は第1GK秋元が湘南へ、第2GK兼田が山形へ、ともに移籍したので、

正守護神をもぎ取る大チャンスとも言える。「安心の札幌ブランド」を伊予で確立せよ。

それにしても、「J1でGKが玉突き移籍」と報じられたが、

長崎→(金山)→札幌→(曳地)→愛媛→(秋元)→湘南・・・と、J2でも成立してきた感が。

アレックス・サンターナをどこか取らないかな


3連休いろいろ

2013年12月23日 | 日記・その他

3連休と言っても、この土日はいずれも出勤だったが。

3号も26日からの冬休みを前に、きのう22日から冬期講習が始まって忙しい。

なお、3号はアニメのジョジョ3部の声優陣に「こちらもなかなか」と肯定的である。

オーキド博士の老ジョセフや竜ケ崎怜の花京院が気に入ったらしい。

石塚運昇さんと言えば、ワタシには「頭文字D」藤原文太だが。子安ディオとの対決が楽しみ

そんな土日の出来事を振り返る。

  • 天皇杯

横浜M2(1延長0)1大分 鳥栖2(2延長0)0川崎

FC東京2(1延長0)1仙台 広島1(3PK2)1甲府

準々決勝は4戦すべて延長入り。そして準決勝は2戦とも東西対決。

なお、C大阪のACL出場の確率は、3/8から1/2に少し増えた。

  • インカレ

準決勝は大体大3対2専大 国士舘大2対0鹿屋体大

25日の決勝はこれも東西対決。個人的には阪南大を下した国士舘大に勝ってほしい。

  • 宮杯U15

札幌0対2京都 無念の初戦敗退。この師走の難波は札幌勢には受難の地だった。

  • JRA

オルフェ、有馬で有終の8馬身差V。ウインバリアシオン、4度目のオルフェの2着

<11年ダービー・神戸新聞杯・菊花賞。この年のきさらぎ賞では3着4着も

馬券は的中こそしたが、麻雀で言えばド安めツモ 外れ怖さに買い目を増やしすぎた。

ノノ馬券にも3千円投資したので、収支はマイナスに終わる<惜しかったなあ

  • ドラゲー福岡国際大会

メーンのドリーム戦は、吉野がソル・ナシエンテ改でハルクを下して防衛。

ツイン戦は、鷹木がラスト・ファルコンリーでYAMATOを沈めて戴冠。

トライアングル3WAY戦は、ジミーズが制してベルト奪取。

ブレイブ戦は、元気がビーチ・ブレイクでCIBAの挑戦を退けた。

気が付けば、お笑いゲートも含めて、主要タイトルをMBとジミーズが二分。

5日に二冠王になったミレニアルズは、二十日も経たずして無冠の憂き目に。


連覇夢散

2013年12月22日 | コンサドーレ

やっぱり2歳馬は走ってみないと分からんわ(独り言)。

有馬記念の話、つづく。某スポーツ紙のノノ社長の予想が一部で話題に。

3連単6-1・3・4・8・15-1・3・4・7・8・12・15

アタマにオルフェ固定で一見堅そうだが、ゴールドシップもアドマイヤラクティも絡めず、

2枠3番カレンミロティック4枠8番ラブリーデイに手を出すとは、なかなか大胆だ。

3連単の全30通りに100円ずつ総額3千円投資したとして、

本日正午現在のオッズで9300円~40万円に増える可能性がある。乗ってもよいかも。

サポ1千人で買えば最高総額4億円。小野獲得の違約金には十分だ

さて夢が膨らむ話の後は、夢が砕け散った話。

Jユース杯準決勝:札幌0対1神戸 連覇ならず残念。

ニコ生で観戦していて、正直、表原の決勝点は相手をほめるしかないとも思ったが。

来季は愛媛入りか・・・ケンゴ以外に因縁ができたかも。

それでも全国3位は立派だ。顔を上げて札幌に帰っておいで。

一方で、もう一つの準決勝は撃ち合いに。広島4(1延長0)3川崎

今季の宮杯プレミア西での広島×神戸の戦績は、

前・後期の開幕戦で対戦して1勝1敗の五分。決勝の大舞台が決着戦になる。


  • クラブW杯決勝

バイエルン・ミュンヘン2対0ラジャ・カサブランカ バイエルン、初のクラブ王者に

  • 新日本後楽園大会

ドーム前哨戦のシングル4戦は、中邑、棚橋、オカダ、内藤の主役がすべて白星。

そして、ドームで矢野と組んで鈴木軍と戦うXが「グレート・ムタ」と発表された。

船木との予想大外れ。なるほど、こーいう格好でW-1旗揚げ戦の借りを返すか

なお、ドームでの第0試合実施&中西やライガーらの出場も決まった。