ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

日曜日の焦点/J1参入PO決定戦・J3

2022年11月12日 | サッカー
とりあえず静観の構えだが、敵に回すと厄介だな。ケガ人が出そう(独り言)。

さて、あす13日はエリザベス女王杯を予想するので、
J1参入PO決定戦とJ3ラスマエの第33節の展望を前倒しで語る。
  • J1参入PO決定戦:京都対熊本
熊本のJ3降格や京都のJ1昇格のため、対戦は18年J2以来4年ぶり。
ここまで間が空くと、過去の対戦成績はアテにならない。
双方の顔ぶれも、京都に白井・宮吉、熊本に優也・粟飯原と、
ともに札幌ゆかりの選手が並び、どちらにも肩入れしたくなる。

だがワタシは京都の生き残りと考える

京都の守護神・上福元から熊本がゴールを奪うイメージを全く持てない

それほど最終盤のC大阪戦・磐田戦で見せた上福元の鬼セーブは輝いていた。
GKの経験値を比べても、優也が4年先輩だが、
POについては18年の東京Vで活躍した上福元が「攻守ともに」上だろう
<横浜FC戦の終了間際に決勝点につながるヘッドを放って「福の神」と称された

優也と上福元は「市船卒」「元東京V」という共通点もあり、
お互いに「負けたくない」という意識は強いのでは。
ただ、スコアレスでは京都に軍配が上がる結果になる。

また、決定戦に進出した熊本だが、このPOは2戦2分け
「リーグ戦で下位だった相手に2失点ずつ喫してホーム2戦未勝利」
とも言い換えられる。はたして上位相手のアウエー戦を勝てるのか。

対する京都は新スタジアムで臨んだJ1を1季で終えるワケにはいかない。
あすのサンガスタには、故・稲盛和夫名誉会長の魂が再び降りるかもしれない
<追悼試合となった9月の神戸戦の電光石火の2得点は凄まじかった

大木監督の涙とともにJ1昇格の夢が散った12年・13年の記憶。
それを糧に、京都が大木監督の涙を踏み台にJ1にとどまるドラマになるのでは。
  • J3の昇格争い(カッコ内の数字は勝ち点)
2位の可能性が残るのは、藤枝・松本・鹿児島・今治・富山の5クラブ。
だが、6位富山(57)は2位藤枝(63)に勝ち点で並ぶ可能性を残すが、
得失点差の開きが19あり、残り2戦で埋めるのはほぼ不可能=事実上の脱落とみる。

その2位藤枝と3位松本(63)が同じ勝ち点のため、
あす13日はどんな展開になっても2位が確定するケースはない。
ただし、藤枝と松本の得失点差の開きも12あるので、
藤枝勝ち・松本負け・4位鹿児島(60)勝てず
といったケースになれば、藤枝の昇格が事実上決まる
<得失点差の開きが14以上となり、最終節のみで埋まりそうにないため

しかし、ワタシは「藤枝の事実上昇格」もないだろうと考えている。
理由は20日の最終節の顔合わせ<長野対藤枝/松本対相模原
松本は昇格に「不倶戴天の仇敵」長野の援護を要する事態に陥るのでは。
清水が磐田の援護を要する事態に陥ったJ1最終節再びの予感がある。

  • 地域CL
きのう11日の1次ラウンド初日の結果は以下の通り。

グループA:栃木1対1刈谷 延岡2対1くりやま
グループB:沖縄6対0浅間 都農2対1女川
グループC:福山2対0和歌山 浦安2対1徳島

栃木対刈谷の「元JFL対決」以外すべて勝敗が決まった。
特に沖縄はここまでの大量点はさすがに予想外だった。
90分負けの5クラブはきょうにも脱落が決まる危機。
特にくりやまは、全社準決勝で下した相手に雪辱を許したうえ、
終了間際に本塚聖也主将(札幌U18出身)が連続イエローで退場。
チームの柱を欠いて、きょうの刈谷戦に臨む苦境に陥った。