ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

天皇杯・桐蔭横浜大戦の展望

2022年06月08日 | コンサドーレ
DeNA今永が札幌ドームでノーヒッター達成(今季3人目)
井上尚弥がドネアを2回KO&3団体統一(バケモンだ・・・)

スポーツ界が沸いた夜が明けたところで、
今夜ひっそりと開催される天皇杯2回戦・桐蔭横浜大戦を考える。
相手は13年から関東1部リーグに在籍。最高順位は19年の2位。
この年は大学選手権でも決勝に進み、小柏らを擁する明治大と対戦して、
延長戦で力尽きたものの白熱の90分間を見せてくれた。
Jリーガーもコンスタントに輩出しており、神戸の大崎や川崎の山根、
横浜FC(川崎からレンタル)のイサカ・ゼインらがOBである。
土地柄もあって、神奈川のJクラブとの結び付きが強い印象がある。

今季の関東1部では7戦3勝1分け3敗。勝ち点10の暫定5位。
前節の5日の筑波大戦は0対2と敗れた。
つまり、試合間隔は札幌よりも詰まった中2日となる。

要注意の選手はDF中野就斗主将 広島の特別指定選手で
今季開幕戦ではJ1デビューも果たした期待の若手だ。
U21代表候補が5月の合宿で実施した大学選抜とのTMでは、
相手DFとしてスタメン出場し、大嘉や細谷らを擁するU21代表候補を零封した。
また、GK北村海チディ「高校選手権を沸かせた関東一高の守護神」
言えば、マニアは覚えているかも。
身長178センチとGKとしては小柄だが、ナイジェリア人の父譲りの
身体能力は、今季川崎に入った先輩GK早坂勇希に劣らないと評判だ。
前線では、関東1部で現在4得点のFW山田新
甲府の特別指定選手である10番MF水野颯太らが要チェックか。

とはいえ、ホーム厚別で一蹴して然るべき大学生チームである。
万が一のことがあれば、ルヴァン杯POで対戦中の
広島DF野上結貴(桐蔭横浜大OB)に笑われると心得よ。
また、以前にも語ったが、岡村やヒロムには母校・立正大の仇討ちも兼ねる。

16年の筑波大戦以来となる大学生相手の天皇杯初戦。
当時の筑波大は、柏の戸嶋を主将として、今をときめく三笘や
神戸戦で痛い目を見せられた山川、そして札幌の6番らを擁する
関東屈指の強豪チームだったが、3対0で一蹴してのけた。
今回対戦する桐蔭横浜大が当時の筑波大ほどに強いとは思わない。
誰が出場するにせよ、自信を持って試合に臨んでもらいたい。

  • ホークス
阪神に0対2で敗れて3連敗。7回2失点の先発・柊太を助けられず。
かつてのタカキラー西勇輝の前に、三塁に3度到達しながらも本塁が遠かった。