ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

同世代のレジェンド

2022年06月03日 | ギャンブル
ジオグリフとマテンロウレオが骨折。スターズオンアースも新たに骨折。
ヴァイスメテオールに至っては調教後に安楽死。
半弟のイクイノックスも左前脚の腱に腫れ。競馬界に悲報が相次いだ。

土日の競馬が心配だが、この土日は大きな記録へのリーチもかかっている。

武豊の中央GⅠ80勝&中央重賞350勝

50代でのダービー制覇の勢いで、5日の安田記念で達成なるか
<有力馬ファインルージュに初騎乗の予定

そのユタカについて、「ネットケイバ」で無料公開中の
よしだみほ「馬なり1ハロン劇場」第1巻を最近読んで、
当時の夢想を軽々と超えてきたなあ・・・とつくづく呆れた思わされた。

「ユタカの記録」と題した第3話 冒頭に岡部幸雄がスルーオダイナ
ダイヤモンドS連覇とあるので、デビュー4年目の90年の話になる。
この回でいくつかの「記録」に思いを馳せているのだが、
  • 岡部幸雄の年間最多勝138勝「どうせなら150勝ぐらいしたい」
現実:03年~05年に3年連続で年間200勝達成
  • 増沢末夫の最多勝利数(当時1800勝台)「100勝ペースで15年」
  • 増沢末夫の最高齢勝利(当時53歳)「あと30年以上乗らなきゃ」
現実:JRA通算4300勝を達成・騎手生活は36年目に突入

もうひとつ思い描いていた「武ジュニアとの競演」は夢物語に終わりそうだが、
「弟の幸四郎の管理馬で重賞勝ち」という離れ業をやってのけたので十分だろう。

これだけの偉業の裏では、常人の想像もつかない節制を課していると想像する。
一方で、先のダービー制覇の勝利騎手インタビューで
「好きな仕事を一生懸命にやらせてもらっている」と胸を張って語った姿は、
69年3月生まれの同世代にはうらやましくもある。
凱旋門賞の大舞台も含めて、今後も息の長い活躍を期待している。

・・・安田記念のファインルージュを買うかどうかはかなり迷っているが。

  • キリンチャレンジ杯
札幌ドームの一戦はパラグアイに4対1の快勝。
顔ぶれ・コンディションともに100%とは言い難い相手だったが、
99年コパ・アメリカでロケ・サンタ・クルスにチンチンにされたり、
10年南アW杯のラウンド16のPK戦に屈したり、
という記憶を抱えるサカオタには感慨深いものがある。
  • ホークス
読売に0対3で敗れて3連戦3連勝ならず。
前夜と同じくソロ3発被弾。今回は打線が沈黙したので大惨事に。
先発・菅野に8回5安打・無得点に封じられた。