ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

清水戦の展望

2021年11月06日 | コンサドーレ
「ビッグボス」「背番号1」「優勝を目指さない」
4日の記者会見@札幌はパワーワード連発で盛り上がりましたな。
おかげで、同時刻のA代表の発表会見がすっかり埋没www

さて本題は、その「ビッグボス」絡みで対照的な動きがあった
両クラブの対戦について。本日の清水戦を語る。
相手はここまで34戦7勝11分け16敗。勝ち点32の16位。
降格圏と勝ち点2差の危険水域にいる。
3日のFC東京戦は前半の飲水タイムまでに3点を失って今季初の3連敗。
とりわけ2失点目のOGは、ホナウドが何をやりたかったのか、何度見返してもさっぱり分からん

この惨状を受けて、4日にはロティーナ監督の解任を発表
1季目の外国人監督の11月解任は、
昨季のクラモフスキー(現・山形)に続いて2季連続となる。
3日にJ1残留を決めて、ミシャの5季目続投が本決まりになった
札幌とは明暗を分けた格好だ。

札幌OBでもある後任の平岡宏章監督も2季連続の「救援登板」
昨季は残留争いの重圧が無かったとはいえ、
9戦4勝2分け3敗とまずまずの「サルベージ」を見せた。
ただ、最終順位は16位<本来は入れ替え戦送り
また、札幌戦@ドームでは、先制後に5失点の惨敗を喫した。

「札幌を相手に」「本拠地で勝ち点3」
中2日の短期間で二つの目標をかなえるため、
平岡新監督は「退いてカウンター」の戦術に走る可能性がある。
もしかしたら、先月の福岡のようにミラーゲームを仕掛けてくるかも。
そうなると、吹田で開けた「ケチャップのふた」
再び閉まり気味の札幌は手を焼きそうだ。

そんな展開になると、モノを言うのはセットプレーだろう。
清水はFC東京戦でFK&CKから3失点を喫しており、
札幌と同じくセットプレー時の守備が泣きどころになっている。
湘南戦で再三、光るロングフィードを見せた福森の左足に期待する。
上記した昨季のドームの一戦で、ファーに大きく曲がり落ちる
鮮やかなFKを決めた良い記憶もあるだろうし。

後半戦の札幌は、仙台、大分、そして前節の湘南といったボトム勢に
勝ち点1を供給してきた。慈善の振る舞いはここまでにするべし。
ひとつでも順位を上げるために、ボトム勢から勝ち点3を取り立てる
ルースレス・アグレッション(容赦なき攻撃性)を見せてほしい。