ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

交流戦ヤクルト戦@神宮

2019年06月20日 | ホークス

しゅうまつ どうかGを3たてしてください

他力本願の畜ペンが出迎えてくれた久々の神宮。
本日は18日のヤクルト戦を振り返る。


18日のスタメン。ソフトバンクは大分県人&キューバ人が大半を占めた。
今宮(明豊)内川(大分工)甲斐(楊志館)川瀬(大分商)のカルテットに、
デスパイネ・グラシアル・アトゥーオのトリオ(ひとり間違い)。
なお、前日17日にこの神宮で大学日本一に輝いた
明大のエース森下は、川瀬の大分商の同期である。


上の写真でも分かるが、DHが無いセ・リーグの主催試合ゆえ、
「右翼グラシアル・左翼デスパイネ」と、外野陣はかなりのギャンブル。
守備練習の段階で、デスパイネの捕球には左翼席から悲鳴歓声が上がった。
なお試合では2本の左飛を無難に処理してひと安心
でも、ヤクルトのファンはほぼ全試合で「左翼バレンティン」
恐怖に耐えているんだよね・・・それは尊敬に値するわ。

さて試合。端的に言えば、以下の流れに尽きる。


畜ペン「まっちへ きょうから3かかんは あつお~ きんしです」


畜ペン「まもれなかったら おしりぺんぺんです」


アトゥーオ「2回やりましたが何か?」(オレのケツ大丈夫かな・・・)


2回の第1打席に先制15号ソロ。4回の第2打席に勝ち越し16号2ラン。
アトゥーオの2発で主導権を握ることができた
投げては、先発松本が6回3失点とQS達成。3回の悪送球連発は反省点だが、
広島戦と違って、四死球を出さなかったことはよかった。
そして先に語ったが、二塁打&スリーバント・スクイズと打席でも活躍。
交流戦の楽しみは、打席に立つ投手への無責任な「かっとばせ」コールだが、
そのコールに応えるばかりか、「左の代打で常時ベンチ入り」すら妄想させた。

ただ、終わってみると、原樹理との「ジュリ対決」を制した
6回の(ジュリスベル)グラシアル神の16号ソロ。
そして「打者松本の台頭」に危機感をおぼえたか、
7回の代打塚田の今季初安打初アーチ。この2本のおかげで勝てたとも思う。


2本目の熱男弾はこのバックスクリーンを直撃。
この場所はフェンスが低く、いわば神宮の「ホームランテラス」
ヤフオクでもテラス弾が多いアトゥーオらしい一発だった。
試合後は「大学時代の思い出がある神宮で2本打ててうれしい」
と亜大OBらしい喜びも語っていた。

亜大OBに微笑んだ神宮の女神だったが、
一方で東洋大OBには無慈悲だったと言える。
3発被弾・5失点で今季7敗目を喫した原樹理はもとより、
「東洋大姫路→東洋大」と同じ道を歩んだ四つ下の甲斐野も散々だった。
3点リードの9回に2死を奪ったが、3四球などで押し出し献上。
代打西田の特大ファールには肝が冷えたわ
左の雄平を迎えたところで、左の嘉弥真にマウンドを譲り、
プロ初セーブを挙げることができなかった。

振り返ると、17年7月の鷹の祭典@東京ドーム以来の勝ち試合観戦。
うれしくないワケがない。だが、試合前に挙げていた注目点二つは
  1. 打線のつながり~6得点のうち5得点が本塁打
  2. 抑えの「ジャック」台頭~最右翼とみていた甲斐野のセーブ失敗
と、いずれも満足できる結果は得られなかった。
この2点については、残る東京5戦でも引き続き注視していく構えだ。

  • ACL
ラウンド16の初戦は、鹿島1対0広島 浦和1対2蔚山
8強入りできる日本勢は1クラブになりそうな予感。
  • ルヴァン杯
PO第1戦は、名古屋2対0仙台 FC東京1対0C大阪 長崎1対4G大阪
そして、磐田1対2札幌 ノノ社長の期待を上回る勝ち点3&アウエー2得点
ベンチ6人。うち二種登録2人。ユニバ代表とはいえ学徒動員2人。
トゥーロンから17日に帰国したばかりの岩崎がスタメン強行出場。
濱・中村・早坂の3バック。シュート数10対20。よく勝てたわ
大仕事を遂げたアンロペとルーカス、そして好セーブ連発の菅野に感謝。
  • ホークス
2対3でヤクルトに黒星。先発スアレスが初回に打者4人に15球で3失点。
この3点を最後まではね返せず。
特に8回の満塁機のグラシアル神の併殺打が痛かった。
なお、前夜のつば九郎の「あつお禁止令」に背いたアトゥーオは
試合前に本当におしりぺんぺんされたうえ、3打席連続空振り三振の悪夢
ところで、今夜の予告先発は、山田大樹と大竹耕太郎の顔合わせ。
くしくも「ソフトバンクの新旧育成左腕対決」になる。これは楽しみだ。