ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

翠玉忌にKENTAを考える

2019年06月13日 | プロレス・格闘技
「大谷対前田」のMLB北陸武将対決は、
初回5得点の口火となる7号ソロを放った大谷に軍配。
うーむ、マエケンは絵心でも野球でも敗れたか・・・
オフの「アメトーーク」で「大谷のホームラン」という傷口に塩をすり込むお題が出そうな

さて本題。きょう13日は三沢光晴の祥月命日 10年の節目を迎えた。
昨年の翠玉忌では、9月の両国大会の丸藤の対戦相手を推察したが、
今年はその両国で丸藤と対戦したKENTAの新日本上陸を語る。

WWE退団が濃厚と報じられた1月末に、
当ブログは「どの団体に逆上陸かな」と記した。
この時点で「すんなりとNOAHに帰るとは限らない」と考えていた。
かつてMLB帰りのドラ1二塁手のロッテ入団や
MLB帰りのドラ1捕手の阪神入団を味わったタカキチの直感である。
改めて川﨑宗則にありがとう

9日の新日本大阪大会で、その直感が現実になったワケだが、
特にマイナスの感情は浮かばず、むしろG1が楽しみになった。
WWE所属の身で昨年の両国に参戦したことで、
NOAH(&丸藤)への義理は十分に果たした、とも思っている。

冷静に考えて、22歳の清宮がGHCヘビー王者に就いた
現在のNOAHに帰っても、KENTAの役割は「次世代の壁」だろう。
丸KEN再結成で若手の台頭を阻むのは、それはそれで興味深いが、
プロレスラーとしては「昔の名前」に成り下がった印象を与える。
それよりも、新日本という「未知のフィールド」で
今のKENTAを見せることに魅力をおぼえるのは当然だ。

NOAHが後楽園で「三沢メモリアル」を開いた9日になぜだ、という声もある。
だが、00年のNOAH旗揚げの際に、三沢が唱えた言葉を思い出してほしい。

「自由と信念」

全日本の秋山社長はこの言葉を「自分のケツは自分で拭く」
かみ砕いて理解しているそうだが、あながち間違いではあるまい。
覚悟があれば何をやってもかまわない
KENTAの新日本上陸の決め手は案外、三沢が遺した言葉だったのかも。

9日以降の丸藤は、SNSを通してKENTAにエールを贈り続けている。
特に「埋もれるなよ」の言葉は重い。
丸藤はかつてIWGPジュニア王者として5度の防衛を遂げたうえ、
12年&16年のG1に参戦し、棚橋やオカダとのIWGP戦も経験した。
KENTAのはるか上を行く先駆者として、
新日本で外敵が存在感を示す難しさを知り尽くした漢である。
ある意味で、KENTAと丸藤の戦いはなお続くとも言える。
新日本で丸藤が残した「作品」と比較される日々を強いられるワケだから。
これはKENTAにとって、かなりシンドイ戦いになるだろう。
何しろ相手には「16年の年間最高試合」(オカダ対丸藤@札幌)も含まれる。
今夏のG1。7月15日の札幌大会で「オカダ対KENTA」が組まれたら、
新日本はかなり高いハードルをKENTAに課すことになるが、はたして。

  • トゥーロン国際大会
日本2(5PK4)2メキシコ この大会で初の決勝進出を決めた。
大南が2失点に絡んだが、後半44分の同点ゴールは小川の大会初得点。
磐田サポには悲喜こもごもの一戦になったと察する。
5人全員が成功したPK戦だったが、その直前の
「自信が無かったら言ってくれ」という横内監督代行の言葉には笑った。
そこで「無い」と言ってしまう選手は、そもそも代表に選ばれないと思うが・・・
  • ホークス
2対8で阪神に黒星。吉田輝星の初先発初勝利のあおりで3位転落orz
先発和田は6回途中で4失点。和田の現状を考えると、これが精一杯だろう。
この2戦で5安打、4安打と梅雨入り気味の打線(福田以外)が気がかりだ。