ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

道東の大先輩を悼む

2019年04月17日 | 漫画・アニメ・特撮
きのうは悲報が相次いだ一日だった。
ノートルダム大聖堂炎上。金子拓郎が怪我で大学選抜辞退。

そしてモンキー・パンチ氏逝く


ルパンへの思いを上のエントリーで吐露したのがもう4年前になる。
振り返ると、小学生の時はアニメ1期の緑ルパンを繰り返し再放送で見て、
もちろんアニメ2期の赤ルパンもリアルタイムで見続けて、
中高生の時はアニメ3期の桃ルパンを見つつ、原作のマンガを読破。
50歳を迎えた現在も5月公開の「峰不二子の嘘」を楽しみにしている。

なぜこんなに長くこの作品に魅了されているのかを考えると、
理由の一つとしてマンガに描かれている風景が好きなことに思い当たる。
アニメは主に世界各国の都市を舞台にしているが、
マンガは、どこか分からぬ荒野にルパンや次元がやってくる。
あるいは、荒波が打ち寄せる断崖に五エ門がたたずむ。そんな冒頭が多い。

釧路出身のワタシはそこにモンキー・パンチ氏の故郷・浜中町を重ねている

「花の湿原」と呼ばれる霧多布湿原や琵琶瀬湾の景色がそこにはある。
「浜中」「霧多布」といった語句もしばしば登場するし、
ルパンは道東への郷土愛が根底に流れるマンガと受け止めている。
当の浜中町も地域おこしにルパンを活用しており、
石ノ森作品と石巻市のように、
今後もルパンと浜中町の相思相愛が長く続くことを願っている。

それにしても、19日の金ローの追悼放映が
「カリオストロ」ではなく「VS複製人間」になったことには個人的に拍手。
「カリオストロ」はアニメ映画としては邦画屈指の秀作だが、
「原作者を悼む」という観点からはズレてしまう作品だと思うので・・・

  • ホークス
これまた悲報。0対6でロッテに完敗。
わずか2安打で涌井に無四球完封を食らう。
3回のレアードのラグーン不要の満塁寿司があまりにも痛かった。