東京に移り住んだ2010年以後、アウエー横浜FC戦は皆勤賞である。
しかし、首位を走る今季に、初めて三ツ沢で黒星を見せられるとは想定外だった
10年の黒星の試合会場は日産スタジアムだった
セットプレー、CKからの得点の成否が勝敗を分けた。
ジャンボ大久保が「らしくない」ボレーで先制点をもぎ取った横浜FCに対し、
札幌は都倉の「らしい」高角度ヘッドが西河の好カバーに阻まれてしまった。
90分間を通して、決して不甲斐ない内容ではなく、
南の好セーブに防がれたマセードのシュートなど、あと一歩の場面も多かった。
ただ、やはり過密日程が響いたと思う。
暑さは心配したほどではなく、動きが特に重く見えたわけでもないが、
メンタルの疲れか、好調時に比べて、プレーの判断のスピードが遅かった印象がある。
それが計4枚のイエロー、マセード&増川の「お盆休み」につながったと考える。
そして、これはどうしても苦言を呈したいのだが、
ケンゴのクロスに得点の匂いを全く感じない
敵味方の誰もいない場所にふんわりクロスを飛ばすたびに、ゴール裏はため息の嵐。
まぶたを負傷して、遠近感が狂ったのか、モノが二重に見えるのか、
そんなことを疑いたくなる精度の低さだった。
試合前にゴール裏にあいさつに来たイナのためにも勝ちたかったなあ・・・
しかし一方で、「J2首位札幌が11戦ぶりの黒星」というニュースが躍るネットに、
「おお、今季の札幌は負けたことが見出しになるんだ」と思ったことも事実。
未勝利のトンネルにはまって、もがいていた昨夏とは比べものにならない幸せである。
この幸せを抱き続けるには、連敗しないことが何よりも肝要だ。(あすの山形戦の展望に続く)
- おまけ
バックスタンド席のアウエー側に現れたFC高谷(藤沢市)の一団。
福森の古巣だそうで、プラカードを掲げて福森を応援し続けていた。
この子どもたちにも白星を見せてあげたかったなあ・・・
- SBS杯
日本代表1(2PK4)1静岡代表
終了間際に追いついたが、PK戦で惜敗。
急造の日本代表が地元・静岡に不覚を取る光景は、この大会の風物詩だが・・・
- ホークス
ロッテに0対2で敗れ、先発ローテ全滅の6連敗orz
打線が2安打に終わり、石川に完封での12勝目を献上。
和田も8回を投げ抜いたが、デスパイネの2ラン被弾が致命傷に。
- 夏の甲子園
道代表2校に明暗。
クラーク国際は聖光学院に3対5の逆転負け。
11安打3得点を記録しながら、8回の4失点が響いた。
北海は残塁の山を築いたが、松山聖陵に2対1でサヨナラ勝ち。
大泉洋(系列校の北海学園大OB)対藤岡弘、(松山聖陵OB)の
「真田丸のむこ・しゅうと対決」は信之兄さんに軍配が上がった。
- 新日本両国大会
Aブロック最終戦。ファレと丸藤が敗れるまでは予想通りだったが、
オカダ対棚橋がまさかの時間切れ引き分け
優勝決定戦に勝ち上がったのは、丸藤を下した後藤洋央起
- 武邦彦氏が死去
「ターフの魔術師」から「豊と幸四郎の親父」へ。名騎手&名伯楽の一生だった。
それにしても、豊が4年ぶりに騎乗停止を食らい、予定が空いた週末に逝くとは。
もしかして、父親の死期を見越し、故意に騎乗停止を食らった?
あくまでも下司の勘繰りだが、そんな離れ業もこなせそうな天才だからねえ。