

フラフラした足取りで、受付の裏にある
階段を上がり、何だかデカイ扉の前に立つ

透明「あれ
ゴルさん、緊張してる
」


ゴル「あ、当たり前だろう



協会のお偉いさんだぞ

それに彼女は、この町一の闘士でも
あるんだ
」

透明「彼女
」

私はてっきり、ゴツイおっさんが出てくるものと・・・。
サリ「トントン
失礼いたします
お連れいたしました
」


お連れいたしました




大きな扉が開かれる

透明「・・・・
」

アカ「疲れているところすまないね

私が、この協会の代表であるアカツだ
」

ゴル「め、滅相もございやせん
」


透明「・・・・.
」
ゴル「お、おい
透明
」


透明「・・・・ちびっこ・・・。」
サリ「あっ
と、透明さん
そ、それは
」



アカ「な~~~にぃ~~

私は、ちびっこじゃない~~~~~い~~~
」


私は、ちびっこじゃない~~~~~い~~~

透明「い、いや
どう見ても、ちびっこじゃ
」



アカ「こう見えても、私は25だ~~ 
」


透明「またまた~
」


アカ「くうううぅぅぅぅぅ~~~~
」

私の目の前にいたのは、どう見ても小学生くらいの
女の子
・・・もしかして


透明「ド、ドワーフ
」

アカ「どわーふ
何だそれは
」



私は、自分の世界のファンタジーの話をした・・・・。
ドワーフは、地属性の強い種族で、背は低いが
驚くほどの怪力を持つ種族
驚くほどの怪力を持つ種族

その上、火の神にも愛され、鍛冶を司る能力を
有している・・・というのが、ファンタジー世界の常識
有している・・・というのが、ファンタジー世界の常識
なのだが・・・。
アカ「
・・・お前が言う、どわーふという種族とは


少し違うが、私達の種族は魔法が得意で、
全ての属性に適応しているんだ
」
全ての属性に適応しているんだ

透明「ま、魔法少女 

」



アカ「だ、だから~
お前の世界の常識を、
言われても、わからんからよしてくれ~~~
」

言われても、わからんからよしてくれ~~~


なんだろう
からかいがいが有り過ぎて、楽しくなってきた



アカ「と、とにかく

今回は、グラーグス討伐ご苦労だったな

クーニャ様もありがとうございました
」

ちび「ん~っ
」

透明「あれ
ちびにゃ
どうしたの
」



ちび「お腹すいた~~~ 
」


またですか



アカ「あっ
すみません、今、食べ物を用意

します

サリア
何かお食事をお持ちして
」


サリ「は、はい
」

サリアさんは、急いで下へ降りてゆく・・・。
サリアさん・・・ごめんなさい

この後、サリアさんの機転で、こちらの世界で言う
ところの、ハンバーガーのようなものが振る舞われ、
ちびにゃはご満悦

ちびにゃが落ち着いたところで、話が進められる

アカ「改めて、グラーグス討伐感謝する

しかし、お前たちに伝えなければいけない
案件が二つほどある
」

透明「二つ
何でしょう
」


アカ「一つは、今回の討伐に関する報奨金と核の
買取についてだ
買取についてだ

そこで、教えてほしいのだが・・・。
一体、どういう方法でグラーグスを仕留めた
」

透明「んっ
っと、言いますと
」



アカ「報奨金に関しては、グラーグスを討伐して
くれたので、通常通り支払いはできるのだが、
核の方は・・・。」
ゴル「どういうことですかい
」

アカ「この核を見てくれ・・・表面上は良いのだが、
中が砕けている

これだと、核として何かに転用するのは
できそうにない・・・残念だが、この核は
できそうにない・・・残念だが、この核は
飾っておく程度しか使えないんだよ

一体、どういう方法を用いれば、こんなことに
なるのか・・・。」
透明「あっ
」


し、しまった~~~~~ 



浸透勁の攻撃は、内側に衝撃を伝える技術

魔素の塊だから、水と違って核にまで影響するとは
思っていなかったから、思いっきり衝撃を
通しちゃった

通しちゃった


まさか、核を内側から破壊しちゃうなんて

私のバカ~~~~ 



私は、この後アカツさんにグラーグスとの攻防を
説明した ・・・。
説明した ・・・。
続く ・・・。







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