あんぎゃ~~~っ 
・18


透明「いや~っ
実は私も、ちょっと

思うところがあって
」

船魂「どういうことだい
」

透明「随分前に、ここに来た時に感じた空気感と、
今の空気感が、大きく違っているように
感じてしまって
・・・まあ、時間が経てば

色々な変化があるものだと思っていたのだけど、
それにしては、違いすぎるというか・・・。」
船魂「そうかい
・・・アンタもそう感じるんだね


正直、ワシには空気感というのはわからんが、
何かこう・・・微妙な変化だけは感じておってな

今も昔も、こういった時には、大きなことが
起こることがある・・・。」
透明「災害ということ
」

船魂「そうかもしれんし、そうでは無いかもしれん
」

透明「・・・・よし
わかった
」


船魂「
」

透明「船魂さんは、そのまま監視していてよ

私が代わりに、報告してきてあげるからさ
」

船魂「お、おい
」

透明「大丈夫
こういうの慣れてるから


それよりも、監視をしっかりしておいてね
」

船魂「あ、ああ
・・・本当に大丈夫なのかい
」


透明「うん
状況を感知していることを、私を通じて
視てもらう方が、早いと思うから
」

視てもらう方が、早いと思うから

船魂「・・・わかった
そんじゃぁ~
任せるよ
」



透明「了解
」

船魂「あっ
ちょっと、待ちな
」


透明「
」

船魂「アンタ、名前は
」

透明「透明と言います
」

船魂「・・・これで良し
こいつを持っておいき
」


透明「これは
」

船魂「ワシの代理という印だ

透明か
・・・名前、覚えておくよ
」


透明「うん
また、立ち寄ったら世間話でもしようね
」


そう言うと、次の目的地に向かい歩き出す



透明「
」


六羽「ご主人たま
楽しそう
」


揚羽「まったく
どうせ、神獣に会いたいから、

船魂の仕事を請け負ったんでしょ

魂胆が見え見えです
」

透明「だって
土地の神獣だぞ


なかなか、お目にかかることも少ない上に、
どんな神獣か
ワクワク
しないほうがオカシイよ
」




揚羽「はぁ~
・・・子供ですか
」


六羽「わくわく
わくわく
」


揚羽「む、六羽先輩まで~~~~



何かあっても、知りませんからね
」

透明「大丈夫
大丈夫


よし
いざ
弥彦城山森林公園へ
」



六羽「おお~~~~~っ 

」



揚羽「はぁ~~~~っ
」


通常、神獣は使えるべき神の側から離れることは
そうそう無いはず
しかし、その神獣は神社から離れ

単独で行動している・・・。
これは、何か理由があるに違いない

どんな理由だろう
どんな神獣だろう


どんな話し方をするのだろう

色々な想像をしながら、ルンルン気分で歩き続ける

しばらく歩くと、山が近くなってくる・・・。
そこから麓にある弥彦神社に挨拶をしつつ、
弥彦城山森林公園へ
弥彦城山森林公園へ

次回、神獣
とご対面です 


続く ・・・。







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