


走ること30分・・・





透明「はあはあはあはあ
」

円「はあはあはあはあ
」

透明「こ、ここなら良いだろう・・・ふ~っ
」

円「あ、あんた、どこまで走るのよ~



はあはあっ・・・ふ~っ


連れ込んで、一体何する気よ~


透明「ふ~っ
そんな悪態つけるようなら、

まだ大丈夫だね

とにかく、今から私の気を解放するから
ウブが現れたら、お前が何とかしろよ
」

円「マジで
あんた、そんなことしたら

格好の的だよ
」

透明「覚悟の上だよ

今は、それしか方法が無い

準備は良いか
」

円「ちょ、ちょっと待ってよ
」

円は、ウブを捕らえる為の法陣を書き始める・・・。
円「OK
良いよ
」


私は、普段隠している自分の気を解放する

通常、私のような仕事をしている場合

自分の気をある程度押さえておく必要がある

それには幾つかの理由があるのだが、
一番の理由としては、近くにいる霊達が救いを求め
集まって来てしまうという理由が一番大きい
集まって来てしまうという理由が一番大きい
ため、気を制御しておかなければ、こちらが
参ってしまうというリスクがあるのです

透明「(くっ・・・まだか
早くしないと、ここら辺一体の霊が
集まってきちゃうよ・・・・。)」

早くしないと、ここら辺一体の霊が
集まってきちゃうよ・・・・。)」
円「来た
」

透明「
」

もの凄い邪悪な気配

それが、どんどん近づいてくるのが分かる

私に群がろうとしていた霊すら、この気配に気づき
近づくことを拒んでいるくらいだ

透明「(1・2・3・4・5・・・・
)」

私は、その場から一気にジャンプする



「バグッ
」

円「ルルガ・ローエ・ハルシュ・・・
」

ウブの周りに、小さな光が集まり出す

「ヴォ~~~~ム
」

円「OK
つ・か・ま・え・た
」


ウブは網にかかった魚のようになっていた

透明「は~~~~っ
・・・命がけだよ
まったく
」



円「透明~
ありがとう


まさに、生き餌だね~
」

透明「(あまり嬉しくないんですけど・・・
)」

私と円は、ウブに近づいてみる・・・。
円「あれ
何もない
」


ウブの頭には、何も無い

透明「お前、見間違えたんじゃないのか
」

円「ううん
そなことないよ


確かに、ここに何か取り憑いていたはずだよ
」

透明「・・・・・・確かに・・・微かだけど
何か、他の力の干渉は感じる・・・。
多分、さっきお前がウブを縛り付ける時に
抜け出したと考える方が正しいかも・・・。
でも、一体誰が
」

透明&円「
」

急に、背筋が凍るような感覚に襲われる 




私達の後ろ 

突然、拍手の音が鳴り響く ・・・。
続く ・・・。







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