呪 VS 呪符師 ・10
出来ている・・・」
実際、呪いが発動した瞬間から身体の力が抜け、
呼吸ができなくなり、かなりヤバかった
廃社に近づくに連れて呼吸が楽になっていく
ことを思うと、多々羅さんの言っていることは
正しいのかもしれない・・・。
しかし、そう考えると、この呪いは廃社から
呪いが離れないように組み立てられている
ということになる・・・なぜ
そんなことを考えながらも、なんとか廃社に
戻ってこれた
透明「はぁはぁはぁはぁ
・・・こ、これから、どうするの・・・」
多々羅「はぁはぁ・・・き、決まってるだろう
はぁはぁはぁはぁ・・・呪いを戻す」
そう言うと、懐から二枚の呪符を取り出し、
私の額と多々羅さんの額に叩きつける
多々羅「オン・・ロシャ・・・シ・・・急急如律令」
呪いが呪符に吸収されてゆく・・・しかし、
紙である呪符では、一時的な拠り所にしかならない
多々羅さんは、その呪符をすぐさま燃やしつくす
多々羅「はぁはぁ・・・ふ~~~っ
やっぱりな・・・。」
透明「呪いが、建物に吸収された・・・」
多々羅「透明・・・こいつは、かなり厄介だぞ」
透明「わかってる・・・この建物は、
呪いを受け取る器になっている
いや、それどころか、呪いを自ら
受け入れているようにも視える・・・。」
多々羅「仕方がない・・・帰ろう」
透明「いやいやいやいやなんでそ~なるの
この呪いは、思っていたよりも強力だし、
この廃社が本格的に崩れでもしたら、
確実に周囲に感染するよ」
多々羅「そんなのわかってるよ
ただ、俺にはできない」
透明「何で諦めるの諦めるの早すぎだろ」
多々羅「呪符が無い 」
透明「へっ」
多々羅「だ~か~ら~用意してきた呪符が
もう無いんだよ
わかるか俺は呪符師だ
呪符がなければ、ただの人
わかったら、もう帰るぞ」
透明「ちょ、ちょっと待て何で呪符を・・・。
って、ちょっと、少なくない」
多々羅「仕方ないだろこんな大変な事態を
想定なんて出来ないだろうが」
透明「・・・・作ればいいじゃないか」
多々羅「はぁ~作るっていっても、
何十種類も作らないと太刀打ち出来ないぞ
どうやって作るんだよ
透明「私が作って、多々羅が行使すれば済むだろう」
多々羅「えっお、おまえ、本気で言ってるのか」
透明「私は、全属性の呪符に気を入れられる
ただ、何に何を使えば良いかは、
多々羅の方が詳しいでしょ
だったら、ここは役割分担して、
私達は急いで廃社に戻ることに・・・
透明「はぁはぁ」
多々羅「はぁはぁ・・・やっぱりこの呪い
廃社から離れるほどに強くなるように
透明「はぁはぁ」
多々羅「はぁはぁ・・・やっぱりこの呪い
廃社から離れるほどに強くなるように
出来ている・・・」
実際、呪いが発動した瞬間から身体の力が抜け、
呼吸ができなくなり、かなりヤバかった
廃社に近づくに連れて呼吸が楽になっていく
ことを思うと、多々羅さんの言っていることは
正しいのかもしれない・・・。
しかし、そう考えると、この呪いは廃社から
呪いが離れないように組み立てられている
ということになる・・・なぜ
そんなことを考えながらも、なんとか廃社に
戻ってこれた
透明「はぁはぁはぁはぁ
・・・こ、これから、どうするの・・・」
多々羅「はぁはぁ・・・き、決まってるだろう
はぁはぁはぁはぁ・・・呪いを戻す」
そう言うと、懐から二枚の呪符を取り出し、
私の額と多々羅さんの額に叩きつける
多々羅「オン・・ロシャ・・・シ・・・急急如律令」
呪いが呪符に吸収されてゆく・・・しかし、
紙である呪符では、一時的な拠り所にしかならない
多々羅さんは、その呪符をすぐさま燃やしつくす
多々羅「はぁはぁ・・・ふ~~~っ
やっぱりな・・・。」
透明「呪いが、建物に吸収された・・・」
多々羅「透明・・・こいつは、かなり厄介だぞ」
透明「わかってる・・・この建物は、
呪いを受け取る器になっている
いや、それどころか、呪いを自ら
受け入れているようにも視える・・・。」
多々羅「仕方がない・・・帰ろう」
透明「いやいやいやいやなんでそ~なるの
この呪いは、思っていたよりも強力だし、
この廃社が本格的に崩れでもしたら、
確実に周囲に感染するよ」
多々羅「そんなのわかってるよ
ただ、俺にはできない」
透明「何で諦めるの諦めるの早すぎだろ」
多々羅「呪符が無い 」
透明「へっ」
多々羅「だ~か~ら~用意してきた呪符が
もう無いんだよ
わかるか俺は呪符師だ
呪符がなければ、ただの人
わかったら、もう帰るぞ」
透明「ちょ、ちょっと待て何で呪符を・・・。
って、ちょっと、少なくない」
多々羅「仕方ないだろこんな大変な事態を
想定なんて出来ないだろうが」
透明「・・・・作ればいいじゃないか」
多々羅「はぁ~作るっていっても、
何十種類も作らないと太刀打ち出来ないぞ
どうやって作るんだよ
透明「私が作って、多々羅が行使すれば済むだろう」
多々羅「えっお、おまえ、本気で言ってるのか」
透明「私は、全属性の呪符に気を入れられる
ただ、何に何を使えば良いかは、
多々羅の方が詳しいでしょ
だったら、ここは役割分担して、
何とか出来ないか
最後までもがかないと」
多々羅「・・・・ふ~っ
・・・まあ、解決までできれば、
最後までもがかないと」
多々羅「・・・・ふ~っ
・・・まあ、解決までできれば、
ボーナスもでるか
・・・よしその話のった」
透明「まったく・・・」
多々羅さんはこんなんだが、仕事に適当な人間ではない
多分、私を連れてきたことで、責任を感じている
部分もあるのかもしれない
・・・よしその話のった」
透明「まったく・・・」
多々羅さんはこんなんだが、仕事に適当な人間ではない
多分、私を連れてきたことで、責任を感じている
部分もあるのかもしれない
・・・私に危険が及ぶと・・・。
多々羅「とにかく、やるからには完全解決するぞ
ただ、どうなっても知らねぇ~からな」
透明「望むところ」
私達は、呪符を作る準備にはいる・・・
続く ・・・。
多々羅「とにかく、やるからには完全解決するぞ
ただ、どうなっても知らねぇ~からな」
透明「望むところ」
私達は、呪符を作る準備にはいる・・・
続く ・・・。
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まあ、多々羅さんの本質はおいおい分かるとして、まずは事件解決がさきですな
社にかかってる呪いはどこかに方陣式とかないんですかね?
先生1人ならまた別の解決法を模索しそうですが、今回はあくまでも手伝うスタンスなんでしょうか?
先生の呪符って確か、ご自身の運を使って作られるんでしたよね?
全属性って凄い
廃社が呪いを受け入れてる・・・?
ウイルス感染だって、症状を食い止め生還できた体質や健康状態の人が出てくるから、呪いも根治(?)できないことはないと思いたい。
ところで廃社がまず先に歯医者に変換なるの、私だけじゃないはずだああ💦
呪いを自ら受け入れているようにも視える…。
読めば読むほど謎が深まりますね~(>_<)
2人の力でどうにかなってしまう予感…。
しかし呪符を作るのって大変そうなのですけど…祓えるまでドキドキしながら更新待っています!