

公園の周りには、大きなビル群しかなく、
ミサキちゃんのお母さんが行くような場所は
検討がつかない・・・

ミサキ「ふ~んふふふ~ん

ミサキちゃんは上機嫌で鼻歌を歌いながら
ついてきてくれているのだが、
このまま連れ回すのも難しい

透明「(う~ん




透明「

んっ


私はよ~く耳をすましてみる



透明「(誘導している

ミサキちゃんの守護霊か何かか


いや・・・未だにミサキちゃんの守護霊は
姿を視せていない・・・う~ん

・・・迷っていても仕方がない

今は、この声を頼りにしてみるか

私は声を頼りに公園から何も無い大通りに向かって
歩き出すことにした



透明「(・・・君は誰



正体は明かしてくれないのね


しばらく進むと、大きなガード下に差し掛かる

透明「えっ

暗く明かりも少ないガード下に何か大きな
影のようなものがいる

透明「(地縛霊か


ここは、回避するしか・・・。)」



透明「うわっ


ミサキ「

透明「ご、ごめんね

い、いきなり目の前に虫さんが飛んできたんだ

ミサキ「えっ


透明「あれ~っ



いやいや、この先はダメでしょ

あまり警戒せずに進んで来たけど、
こいつ私達を貶める為に誘導していたのか



透明「・・・・・。」
どう考えても悪い意志にも感じられないんだよなぁ~


う~ん


ガード下を通る際に強制的に除霊することも
視野にいれながら、来た道を進む覚悟をする

透明「(気づくなよ~・・・・


続く・・・。







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