

透明「・・・・

怜「・・・・・。」
透明「はぁ~っ


私を何だと思ってるんだよ

怜「陰キャのオタク・・・。」
透明「いや

透明、思いもよらなかったのですが


怜「


透明「不思議そうな顔しないで・・・

しかし、確かにこの子の存在は危険すぎる。
この子はある意味、運命に縛られない完全な
自由状態で存在している上、この世界の
ルールから外れている・・・もしこの子の
存在が世に影響を及ぼすものだとすれば、
この世界の均衡すら崩しかねない

透明「う~~~~~む


眼の前の小さな子は、一生懸命自分の手や
身体を舐めて毛づくろいしている

透明「(これが生物ではないとは考えにくい

どちらにせよ、このままというわけにはいかない、
さて・・・どうするか・・・

怜「ねえ・・・

透明「んっ


怜「うん


透明「なるほど~

・・・はぁ~


怜「・・・・へった・・・。」
透明「お前

怜「・・・今から30分後・・餓死をします・・・

透明「死亡宣言



・・・何か買って来いよ

すぐさま右手を差し出す怜さん・・・
まさか

怜「財布・・・置いてきた・・・

透明「お前、どうやってここまで来たんだ


怜「てってれ~っ

・・・す~い~か~

左手を高々と上げたその手には例のカードが

透明「今、コンビニでもスイカ使えるけど。」
怜「・・・・たぶんチャージしてない

透明「・・・帰りの電車賃は

怜「おおっ



透明「おい


はぁ~


そんな訳で、渋々コンビニへ・・・。
透明「(何で私がこんな目に・・・とほほっ

怜「

この後、余計なものまで買わされた私は
何故か冷静さを取り戻し、現状認識と
打開策を考え出す・・・。
続く・・・。







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