

何故だろう



どうしても、トアさんからの殺気にも
似たような威圧感が拭えない・・・。
似たような威圧感が拭えない・・・。
ちび「と、とにかく、トア



早く仕事内容を教えてくれ

それと
」

トア「ああ
分かっているって


ちょっとぐらい、迷い人を観察させて
くれても良いじゃないか

しばらくぶりだから、興味津々でね
」

そう言うと、水の顔がウインクしてくる・・・。
透明「あ、あはは・・・
」

なるほど
この威圧感は興味というわけか


どおりで、意識がこちらにしか向かないないわけだ

トア「それじゃぁ~、早速、仕事の話だが、
君たちには、この町の第3区画にある
洞窟に行ってもらう
」
洞窟に行ってもらう

透明「洞窟
」

トア「まあ、洞窟といっても、この王樹(おうじゅ)
にある節に当たる場所なのだが、見ての通り
王樹は、巨大な大樹だ

節もかなり深く、そこに害獣が入り込んでいる
という情報があってね

要するに、王樹に入り込んだ害獣駆除と
いうわけさ
」

この大きな大樹は、王樹と言われているんだ



確かに、ゲームの世界だと、世界樹とか言われそうな
大きさだもんなぁ~

透明「ひとつ、お伺いしてもいいですか
」

トア「なんだい
」

透明「この仕事を受けるに当たり、魔法耐性が
必要ってお話でしたが、害虫駆除なら、
必要ってお話でしたが、害虫駆除なら、
耐性は必要ないように感じるのですが
」

トア「王樹の中は、魔素でいっぱいなんだよ

その上、入り込んだ害獣は、その魔素を使って
魔法を使ってくる

そして、その魔法が火属性だった場合

みなまで言わなくてもわかるよね
」

透明「な、なるほど・・・。」
まあ、生木である王樹は、火の魔法で燃えることは
無いとしても、ダメージは受ける

そう考えると、鎮火させるための水の魔法も
必要ということになる・・・。
トア「害獣は、王樹の組織を破壊する
可能性がある
可能性がある

私達としては、王樹が枯れてしまわぬように
外から王樹を守らなければならない

つまり、この仕事は、王樹を守ると共に
このエンヤの町を救う大切な仕事となるんだ
このエンヤの町を救う大切な仕事となるんだ

だから・・・。」
透明「下手に害獣を刺激する分、失敗は許されない

ということですね
」

トア「いや~っ
透明くんが理解ある人で良かったよ


ということで、まず君には、第3区画へ行き、
ある人物と合流してもらう
」

透明「ある人物
」

トア「その者は、魔法に長けていて王樹に詳しい
人物だから、今回の仕事では、その者と
共闘してもらわなければならないんだ
」

透明「わ、わかりました

(植物学者みたいな人かなぁ
)」


この後、協会から出た私達は、宿屋にチェックインし、
食事をとる・・・

透明「仕事は明日からだから、今はしっかりと
休んでおかないとね
」

ちび「ゴル
大丈夫
」


ゴル「いやぁ~
突然、耳が聞こえなくなって
焦りましたよ~


焦りましたよ~


お役に立てず、すんません

緊張しすぎちまったのかなぁ~
」


ゴルさん、気づいていないんだ



透明「今は、もう聞こえるの
」

ゴル「おう
バッチリだ
」


ちび「よかった
」


この町に来てから、ちびにゃが気を使って
いるように見える・・・。
神獣にも色々とあるのかもしれないなぁ



店員「お待たせしました~
」

透明「おお~~~っ
」

ちび「わぁ~
」

ゴル「こいつは
」

次々と運ばれてくる料理は、見た目も色も
一級品ばかり
一級品ばかり

こちらの世界で言うところの、フランス料理
のような綺羅びやかさがある
のような綺羅びやかさがある

透明「いただきま~す
」

ちび「いただきま~~~~す
」

ゴル「こいつは、すげぇ~な~
」

3人「パクッ
」

透明「
」

ちび「ん~~~~っ
」

ゴル「うお~~~~~っ
」

3人「上手~~~~いぃぃぃ
うめ~~~~~~っ
うわ~~~~~~~っ
」

うめ~~~~~~っ

うわ~~~~~~~っ

大絶賛 

おいしい食事に舌鼓を打ち、大満足の中
次の日を迎える・・・

いよいよ、王樹探索だ 

続く ・・・。







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