

透明「みなさ~ん
行き渡ったかなぁ~
」


「は~い~
」「大丈夫だぞ~
」


透明「それじゃぁ~、説明するね~

皆さんの前にあるのは、写経用紙と見本です

今日は、ちょっと足りないから、
見本は2人で一枚を使ってねぇ~

次に、筆ですが、本来であればちゃんと墨を
擦って、書いてほしいのですが、筆ペンでも
代用できるので、今回は筆ペンにしますね~
代用できるので、今回は筆ペンにしますね~

墨を擦って欲しい理由は、墨を擦りながら、
心を落ち着け穏やかにするという意味があるんで、
心を落ち着け穏やかにするという意味があるんで、
もし、この後、本式の墨と筆を使いたいという
人は、墨や書きやすい筆の選び方など、
作治先生にアドバイスをもらって、用意してください

ということで、筆ペンの場合は、最初に
深呼吸をして目をつむり、心を落ち着けるために
5分ほどゆったりとした時間を作ってください
深呼吸をして目をつむり、心を落ち着けるために
5分ほどゆったりとした時間を作ってください

心が落ち着いたら、書き出します

正直、見本通りに書けば良いのですが、最初は文字数や
文字の大きさに苦戦する方も多いので、慌てずに
ゆっくり書いて行くようにしてください
」
ゆっくり書いて行くようにしてください

鉄二「透明~
」


透明「鉄二さん、なに
」

鉄二「この見本だけどよぉ~
なんて書いてるかわからんぞ



英語か
」

透明「あっ
そうだよね


今回書くのは、般若心経なのだけど、その見本は
梵字という仏様を表した文字が使われているから、
梵字写経になる

だから、読めなくて当たり前だし、書き順もわからない
と思うから、自由に形だけを追ってくれればいいよ

通常の漢字写経よりも、徳高い写経になるから、
皆さんには、こちらをオススメしたいんだ
」

太郎「読めなくても良いのか
」

透明「うん
しっかりと形を追って、書き込んでくれれば

経を唱えたことと同じになるし、慣れてくれば、
般若心経を唱えながら書けるようになるから、
そこまではしなくても良いけど、試してみたい人は
試してみて
」

出久「透明ちゃん
もし、間違っちゃったら、どうしようかしら
」


透明「間違えてしまったら、そこは斜線を引いて、
次の行から書き直してもらっても良いよ
次の行から書き直してもらっても良いよ

写経用紙は、沢山あるから、何枚使ってもいいからね
」

伊奈「ちなみに、この写経って、どれくらい書けば
業がなくなるの
」
業がなくなるの

透明「人にもよるけど、通常は108枚

これを書き終えれば、業はほとんど消えるとされる

もちろん、それ以上の罪を重ねている場合は、
もっと書かないといけないし、許されない罪という
のもあるけどね
」

七子「許されない罪
」


透明「大丈夫
ここの人たちは、そんなことは無いし、

一般的には無いものだから、安心して書いて
」

七子「ほっ
」

沖田「書き終わった写経は、どうすれば良いんだ~
」

透明「写経は、108枚書き終わった時点で、
お焚き上げしてもらえば、業が浄化できるんだ
お焚き上げしてもらえば、業が浄化できるんだ

だから、108枚までためておいてくれれば、
私の方でお焚き上げしておくから、大切に
取っておいてね
」

沖田「ちなみに、一日何枚書いても良いのか
」

透明「できれば、一日一枚が良いかな~

一日に何枚も書いて、108枚ためても、
お勤めとしての日数が少ないのは、あまり良くない
から、できれば一日一枚ペースにしておいて
」

園長「と、透明さん
108枚以上書いても、良いんですか
」



豊喜さん
・・・あなたどれだけ心配してるんですか


透明「もちろん大丈夫ですよ

業の浄化ができてしまえば、後は徳となるもの
ですから、書き続けてくださいね
」

園長「わ、わかりました
」


鉄二「透明
今日、書き終わらなかったら、
明日、続き書いても良いのか~
」

明日、続き書いても良いのか~

透明「できれば、その日の内に書き上げてください
」

鉄二「ううっ
字を書くの、苦手なんだよなぁ~
」



透明「大丈夫
少し時間がかかるかもしれないけど、

最後までやり遂げるもの、修行の一貫だから、
諦めず、頑張って
」
諦めず、頑張って

鉄二「お、おう
」


透明「さて、それでは実際に書いてもらいますが、
書いている最中は、文字に集中して、心を穏やかに
書いてください
書いてください

最初、上手く書けなくても、イライラせず、慌てず
騒がず、続けてくださいね

もし、書いてゆく内に、心が穏やかな状態を作ること
が簡単に出来るようになったら、自分自身を見つめ直す
時間として使うのも、徳高い行為になるので、
時間として使うのも、徳高い行為になるので、
やってみてくださいね

それでは、姿勢を正して

心を落ち着けることから始めましょう~
」

この後、何だかんだ言って、皆さん真剣に取り組んでくれた

中には・・・。
鉄二「作治先生~
字が曲がっちまう
」



作治「大丈夫
次の行をあけて続けてもいいから、

焦らないで書けばいいよ
」

・・・しかし・・・鉄二・・・なんて良いキャラなんだ

作治さんは、沢山の人に頼られていることを、
楽しんでいるようにも見える

まさか、こんなに沢山の人が集まるとは思っていなかったから、
少し、負担が大きいけど、今の生き生きとした作治さんなら、
大丈夫だろう
大丈夫だろう

皆さんも、是非写経に挑戦してみてください

梵字写経の用紙は、仏具屋さんなどにも置いてありますし、
ネットでも取り寄せできると思います

もちろん、本格的にやってみたいと思う方は、
写経会のあるお寺などに参加して、一度書いてみるのも
良い経験になるかもしれません

書き終わった写経は、しっかりと保存し、108枚たまった
時点で、お寺でお焚き上げしてもらうと、業の浄化ができます
時点で、お寺でお焚き上げしてもらうと、業の浄化ができます

是非、参考になさってみてくださいね

写経教室が終わって・・・

透明「作治さん
お疲れ様でした~
」


作治「うう~~~~~ん
はぁ~~~~




まさか、俺が先生とは・・・・

ま、まあ、嫌な気分ではなかったけどな
」

透明「くすくす
」

作治「お、おい
透明・・・先生 
」



透明「
・・・くすっ
何
作治先生
」




作治「か、からかうな

・・・・約束・・・教えてくれ
」

透明「ああ~
作治さんの寿命を伸ばす方法ね
」



作治「そ、それだ
」

透明「今は、駄目かな
」

作治「な、なんだと
」


透明「もう少ししたら、教えてあげる

それまで、写経教室頑張っておいて
」

作治「も、もう少しって、いつだ
」


透明「そうだなぁ~
一ヶ月後



必ず来るから、その時に教えてあげるよ
」

作治「・・・まあ良い
・・・お前のことだ、

何か考えがあるんだろ

それまで、待ってやるよ
」

透明「ありがとう
作治先生
」


次回、作治さんの寿命を伸ばす方法とは ・・・。
続く ・・・。







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