


透明「くくくくくっ
・・・あはははははっ
」


最臥「まだ、笑うか
・・・ジャク・ドウ ・・・
」


最臥が印を組み始める・・・



次の瞬間

「ビキーッ
」

空間に亀裂が入ったような、凄い音がこだまする

最臥「うっ
な、なんだ
」


透明「いてててててっ
み、耳が
」



当たりの負のエネルギーが全て吹き飛ばされる

そのせいで、最臥が仕掛けていた術式も崩れ去る

一体何が



六羽「む~っ
」

透明「六羽
おおっ
助けてくれたのか
」



六羽「むっ
」

そうか
さっきの私の馬鹿笑いを拡張して、

音撃による破壊を周囲に

最臥「ま、まさか、そんなところに、式神を

どうりで、笑っていられたわけか・・・。」
透明「いやいやいやいや
正直、もうダメと思って、


覚悟していましたよ

でも、私の式神は、私が壊れるのを黙って
見ていられなかったみたいで・・・。」
見ていられなかったみたいで・・・。」
最臥「くくくっ
何を言っている


式神が、自分の意思で主人を助けたとでも
言いたいのかい
あり得んな
」


透明「まあ、あなたの常識ではありえないのでしょう

でも、私の式神たちは、優しいんですよ

この子だけじゃない

まったく
さっきまで震えていたはずなのに・・・。」

最臥の後ろ

黒揚羽が鬼の形相で、最臥の首に手をかけかけている・・・。
最臥「くっ
」

透明「揚羽
もういいよ


六羽も揚羽も、ありがとうね

助かっちゃったよ
」

揚羽「・・・・・・。」
黒揚羽が、手を引っ込める

透明「最臥さん
もういいでしょう
」


最臥「黙れ ・・・・。」
透明「
」

最臥「私を、馬鹿にするなぁ~~~~~っ
」

凄い勢いで、周辺の空気が重くなる

最臥「くくくっ
・・・私をなめないでくれるかね


式神なら、こちらにもいるぞ
」

透明「
」

目の前の空間から、とてつもなく禍々しい気があふれ出す

透明「こりゃ~、マズいな・・・
」

次回、最臥VS透明
勝負の行方は・・・ 


続く ・・・。







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