



透明「・・・・・

タイ「どうした


透明「はぁ


タイ「そんなのあたりめぇ~だろ

俺だって興味あるからよ~

透明「・・・何企んでるの

タイ「はぁ~


お前が興味あるから見せて
もらうんだろうがよ

透明「そ、それはそうだけど・・・。」
何だか丸め込まれてるような気が・・・


私は、泰蔵さんと敦子さんに連れられて
泰蔵さんのお店から10分ほど離れた
丘の上の神社へ案内された

何でもこの神社は、今から300年程前に
建てられた由緒ある神社で、闘いの神である
男神(おのがみ)様を奉っているらしい

透明「へぇ~


ご神木も凄く良い場を作って
おられる

気持ちいい場所ですね

敦子「分かるんですか

透明「えっ


敦子「・・・・・・。」
んっ


今言ったことなんて、神社なんだから
当たり前のような気もするんだけど・・・。
??「ようこそいらっしゃいました

透明「

タイ「よ~う


連れてきたぞ~

透明「

その言葉


私は、少しずつその場を離れようとする・・・



タイ「おっと


首根っこを押さえられる私・・・


透明「いやだ~



タイ「てめぇ~


話だけでも聞きやがれ

透明「ミャ~ッ



観念する・・・

朽木「すみません、無理を言ってしまって

この人は、この神社の神主である
朽木 弘(くちき ひろし)さん

敦子さんのお父さんです

透明「なにをさせられるの~~~っ


タイ「黙って聞け


朽木「泰蔵さんからお噂はかねがね

このジジイ

どんな噂をばらまいてんだ~


朽木「あなたのお師匠様には生前色々と
お世話になりました

透明「えっ


朽木「はい

この神社を守る役目をいただいてきました

昔は、朽木にもそれなりの能力を持つものが
産まれていたのですが、先代の神主の時代
からは、そのような能力を持つものも絶え
大祭の前に行わなければならない地祓いを
お師匠様に頼んで行っていただいていました

透明「そうなんですか~

能力が無くても土地の祓いは出来るんじゃ

朽木「確かに本来は、私でも神道の法を使い
地祓いは出来たのですが・・・
あれが現れてからは・・・。」
透明「あれ

何だ

この神社に一体何が

続く・・・。
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