


透明「宇田さん、何か飲み物でも入れましょうか


宇田「結構です

げっ


な、何だか・・・感情が無い人だな~

・・・変な緊張感・・・

透明「宇田さんは、久留米さんの秘書になられて
どれくらい何ですか

宇田「・・・それは、何かに関係するのですか

透明「い、いや



すみません

宇田「私は、3年前から先生の秘書を務めさせて
頂いております

・・・結局答えるのね・・・

透明「そ、そうですか

なると、お仕事大変でしょうね

宇田「いいえ、特には

透明「・・・・・・

話が広がらんだろ~~~っ



宇田「ところで

透明「はい

宇田「私のことは良いので、本題に入らせて
頂いても宜しいですか

透明「あっ


何かお願いがあるって・・・」
宇田「チッ

透明「


い、今




えっ




宇田さんは、何だか不機嫌そうな顔をしている・・・。
透明「あっ


宇田「はい

透明「私、一日中仕事して終わったばかりなので
少しノドが乾いていて

すぐ戻りますので、少々お待ちください

宇田「・・・・・。」
私は、部屋から出て、宇田さんの様子を探る・・・。
まあ、心当たりはあるけど、ご機嫌斜めの理由を
知っておかないとやりにくくてしょうがない


私は外から宇田さんの心の流れを読み取ってみた・・・。
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・なるほどね

まあ、そんなモンだとは思ってたけど、
やれやれ


透明「お待たせしてしまって、すみません

宇田「いえ

透明「それでは、久留米先生のご要望を
お聞きして宜しいでしょうか

宇田「


宇田さんが惚けている

くすっ


宇田さんは、プライドの塊みたいな人で
基本的には占い師なんてモンは信用していない

そんなワケわからん輩に、自分の支持している
先生をさんづけで呼ばれることすら腹立たしい
のでしょう

まあ、ここは冷静に

透明「・・・・・・。」
宇田「あっ



単刀直入に申し上げますが

久留米からの要望で、是非先生の
御札を頂きたいとのことです

透明「御札

やれやれ・・・何となくそんな感じかとは
想ってたけど


次回

透明、少し荒れます

続く・・・。
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