伊良部大橋供用後はたびたび伊良部島に渡り、おかげさまでフェリーの出発時刻を気にせずにうろうろできます。
そんな中見かけた案内板。
4行ありますが3行目以下は中国語とハングルなのでしょう。
それは良いとして、宮古島への玄関口である宮古空港からここに至るまで一切の中国語、ハングルの案内はなく、ここにだけにある東アジア化。
どーいう意図でしょうか。
さらにヤマトブー大岩はこの案内が最終。
2.9キロ先には何の案内もありゃしない。見つけられなかっただけか。
この島もいろいろ面白いことありそうですな。
昨日は旧正月。
旧暦を大切にする伊良部島佐良浜地区では、大漁旗をたてて航海安全と大漁を祈願し、正月のごちそうを供えます。
佐良浜の漁師は1900年代初めから始まったカツオ漁に端を発し、ボルネオ、セレベス、カロリン諸島、マリアナ諸島まで広がる遠洋漁業で名をはせた人たちを祖先に持つ漁師たちです。
昭和に入ると現地に鰹節、缶詰の製造工場まででき、佐良浜・池間出身の女工さんたちも渡航したそうな。
漁師の家族も同行することもあったそうで、南方生まれの佐良浜人が現存していると聞きました。
佐良浜などの沖縄人の漁師たちだけが何故南方に進出できたかというと、カツオの餌取りにたけていたことが理由だそうです。
閑話休題
佐良浜魚港に停泊する漁船と大漁旗はこんな感じです。
前方に見える階段住宅は、尾道もしっぽを巻くような細い道で往来しなけれならならないような住宅街でいずれ探訪に行かなければならないところです。
一方、フェリーの運航がなくなった佐良浜港は、宮古フェリーの高速船が寂しく係留されているのみ。
ここを拠点にするダイビング船は増えるのでしょうか。