8号ノグリ―が去り、夏の日差しが戻ってきた宮古島。
その影響が広がっています。
その1
特別警戒中の宮古島市7日夜。ところは市長室。
本部長である市長は、別の件で出張帰り(お台場で開かれるイベントへの特産品出品協議がまとまったとのこと)の担当者の報告を受け、その労をねぎらうため軽食を注文。
その時テーブルの上には、誰が用意したのかビールと泡盛が....
ついつい乾杯してオトーリを回した(1回だけらしい)お粗末。
ヤマトが出した暴風波浪特別警報。2003年の台風14号を経験している島ではきわめて冷静。未曾有なんてちゃんチャラおかしい。
と思ったかどうか。気持ちはわかるが中央の緊張感が伝わらずにいつもの台風とタカをくくったのがアダになったのでしょうか。
その2
台風の影響で6日から8日までに輸送できなかったマンゴー65トン。鮮度が決め手とあって、生産者の不安に配慮し、船と航空機の
臨時便で対応することを決めていたが、沖縄県が市に相談なく農水省と防衛相に災害特別輸送を依頼。
航自那覇基地所属CH-47型機ヘリコプター4機が6トンを輸送。計画では20トンは運べるはずだったらしいけど。
またまた沖縄県と防衛省の細かな連係プレーが見られました。それにしても素晴らしいパス回しぶりです。
その3
名勝砂山ビーチで遊泳中の観光客4人。3人が溺れ救急搬送されたがうち2名が死亡。
台風の余波で波浪警報が発令中。浅いように見えても、引き波で沖に流されるとパニクってしまうもの。
いずれにしても、これぐらいは大丈夫と甘く見てはいけないという教訓。
引き締めましょう。