しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

沈む陽、上る陽

2012-12-17 17:49:46 | news

大方の予想通りの結果となりましたなぁ衆議院選挙。

8時の選挙報道が始まってイの一番に

沖縄4区当選確実と出たときにはのけぞりました。

沖縄4区は宮古島(石垣や本島南部の豊見城なども含みますが)の選挙区。日本最南端の選挙区の当確がトップとはなんかわくわくしちゃいました。

情報のスピードと精度はすごいですね。

このところの好天で我が家からの日没が格別きれいでございます。

特に、昨日はM社党の没落を祝うかのように東シナ海に沈む夕陽が空を染めておりました。

       

沈む夕陽だけではバランスが悪いので、日の出のほうもお見せしましょう。

宮古島の北に位置する池間島の漁港で見た太平洋からの日の出後の池間大橋であります。

       

たまたま仕事で早朝に池間漁港へ行った時のラッキーショットです。

陽が出れば必ず沈む。夜が来ると朝は確実にやってくる。

元気出していきましょう。


柳に風、柳に雪折れなし

2012-12-12 17:16:59 | 旅先

今、読んでいる本がある。

出光興産を起こした「出光佐三」の物語「海賊と呼ばれた男」なのだ。

きっかけは、最近訪れた極北の街の妹宅に転がっていたものを手に取ったこと。今の時代にはありえない侍の物語。ノンフィクションとは思えないほど面白い。

著者は「百田尚樹」

探偵!ナイトスクープの構成作家をしている人で、2006年「永遠の0(ゼロ)」で小説デビュー。

「永遠の0」も読みごたえがあるらしい。

余談だがこの人、同志社大学在学中に初代局長上岡龍太郎が司会をしていた「ラブアタック」に何度も出演。

奈落の底に落とされたものが再度挑戦する「みじめアタッカー」の常連だったそうだ。

ナイトスクープ番組中に上岡龍太郎が暴露していたのを聞いた記憶がある。

投稿していたという記憶もあるが、番組は1988年から始まっているので学生時代ではないだろう。

最近、「たかじんのそこまでいって委員会」に出演していた。

ストーリーは自分で読んでほしい。史実に基づいているので、1958年の日章丸事件を挟む戦前戦後の経済小説というジャンルであろう。読んだ人はご免くさい。

またまた、前置きが長くなってしまったが(最近は、オトーリの口上にも長すぎると文句を言われる始末。加齢とともにますますくどくなってきたのであろう)その一節に

満州で展開する出光商会(小説では国岡商店)の支店から、創業者の写真を飾って士気を高めたいと要望があったとき、仙がい(美濃国出身の臨済宗妙心寺派の禅僧)の描いた「堪忍柳画賛」という絵の複製を送った。

というエピソードが挿入されているが、この絵は一本の柳が風に吹かれているところを描いたもので、「気に入らぬ風もあろうに柳かな」という賛があったという。

その意は「外地での商いにはさまざまな軋轢や衝突があろうが、うまく受け流し、大地にしっかりと根を下ろせ」

この僧は狂歌でも有名な人で出光美術館には1,000件をこえるコレクションがあるという。

なんの話だっけ。

そうそう、この一節で私の座右の銘も「柳に風、柳に雪折れなし」だったことを思いだしたのさぁ。

忘れていちゃあ座右の銘にならんだろうとひとり突っ込みをしてみたが......

これは、前勤務先の社報、平成元年特別企画「人材のるつぼ」にも記されているはずであるから、そのころに確立されていたことは確かである。

そういえばこのところ、それを忘れて、たおやかさに欠けておったなぁと反省仕切りの2012年末なのである。

まずは細身にならなければ。  そーいうことじゃないだろう!?いやいやまずはそこから。

島には柳はないが、こんな植物があったのだ。

       


落ちそうな人落ちそうなもの

2012-12-08 16:44:03 | かんしがかり

日本の衆議院選挙、韓国の大統領選挙に合わせて打ち上げられる、なんちゃって人工衛星。

何の因果か、その間の17日が先代の命日。

どこに落ちるか、本当に落ちるか、撃ち落とされるかと落ちる話題満載ですなぁ。

沖縄選挙区は4つに別れ、3つはいわゆる離島(まさに離島である沖縄本島は、本島と呼ばれ、差別のヒエラルキーが出来上がっているのですね)を含んでいますが、なぜかど真ん中の基地の多い2区は離島を含んでいません。

離島を含む選挙区は移動の時間とコストが大変なため、日頃の活動と知名度がモノを言います。

が、3年前鳩ポッポが「最低でも県外」と声高らかに宣言したため、宮古島を含む4区では優勢といわれていた自民党候補者をさしおいて民主党の候補者が勝利、その後離党しましたが傷跡は大きく、大苦戦を強いられています。

それにしても、鳩ポッポは撃ち落とされる前にうまく群れを離脱しましたなぁ。

宮古島近海を通過するとされている、なんちゃって君が途中で離脱した時に備えるPAC3。

野原岳という小高い丘の上の航空自衛隊駐屯地に北西の空をにらんで配備されています。一番左の倒れかけた煙突のようなものですね。

       

 

沖縄県以外はもう忘れかけているかもしれませんねえ。

しかし、離脱したから安心などとゆめゆめ思ってはいけませんぞ。南の島には近づかないよ~に。

 


なんちゃってワークショップとなんちゃって人工衛星

2012-12-06 18:36:29 | 旅先

昨日の午後もまだ1時半から、「宮古島市バリアフリー基本構想ワークショップ」が開かれました。

2回目の開催ということでしたが、今回は公募。もちろん応募し、参加しました。

定員40名の公募に28人が応募、当日は23人が出席。

そのほとんどが肢体不自由者と介護者で、健常者と思しき人は、島で有名なお医者さんとあと4名くらい。

高齢者おっと自分が未高齢者で適格者だったか?妊婦や乳幼児連れなどの女性、他のバリアを感じている人の参加者は見かけませんでした。

それもそのはず、平日の午後、参加できる人は限られていますわな。

有名なお医者さんは病院を閉めて参加したそうですが、恥ずかしながら私は、何も閉めてません。

ちなみに写真中央の起立している人には心当たりがありません。お間違えなく。

         

内容は、当然ながら杖や車いすでの移動時の問題(道路やトイレ、スロープ)に限られてくるわけです。

そこで、爺は、「施設整備は大事なことだが、島にある史跡、遺跡を通じてすべての人が歴史・文化を知る機会を増やすことも大事で、そのための施設や仕組みを取り入れるのも宮古島らしさ」と一石を投じたつもりでいますが、グループ内ではうけたものの他グループにはどうもピンとこない様子。

これからの展開に注目です。

そして今日。

今年2回目のPAC3配備。東アジアの暴れ者のおもちゃのおかげで南西諸島は再び迎撃作戦行動へ。 

午前9時前、タグボートに押されて輸送船が接岸。前回はおしりを埠頭にぶつけたようですが、今回は再発防止に努めたようで。

       

その後、発射機を載せた車両が下船。

       

右側に置かれたままになっている「伊良部大橋」中央径間の桁がお出迎え。

        

6台の車両が勢ぞろいして、基地(宮古島にも航空自衛隊宮古分分屯基地という自衛隊基地があるのですよ)へ向けていどう、迎撃態勢に入るっツウことですね。

さて、尖閣の接続水域に毎日出没していた中国の海洋監視船、ニュースにならないところを見るとお国に引き返した模様。

やっぱりどの国からも信用されていなんですよね。

 


今年最後のほくほく旅

2012-12-04 17:35:16 | DB

あーーーーっという間の1年でしたが、島を出るのもこれが今年はこれが最後。

というわけで、今年も行ってきました。カニツアー。

場所はいつもの「香美町香住区」

阪神大震災の翌年から始まった17回目となるツアー。お受験で1回だけ不参加。

カニの味だけは変わっていないが酒量は確実に落ちました。

        

タグ付きの新鮮生カニ。

甘みを引き出されてふーーーーっと息をついた焼きガニ。

        

来年も生きながらえてやってくるのさぁ。

翌日は、何の因果か、宮古島でお世話になっているダイビングインストラクターと看護師さんの結婚式が京都でありました。

場所は「京都ノーザンチャーチ北山教会」

寒い中、ほかほかのお二人、お幸せに。

        

2008年の甥の結婚式以来遠ざかっていた祝宴が今年は2つ重なり、やたら島外宴会の多い年でありましたが、来年は静かに、お越しくださる皆様のおもてなしに徹する年にしたいですなぁ。