しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

怒りのパイナガマビーチ将来像ワークショップ2

2011-02-16 16:19:56 | かんしがかり

昨年暮れ、第1回が開かれた「パイナガマビーチ将来像ワークショップ」

一昨日、第2回(最終回)が開催されました。

第1回の反省を踏まえて、少しは考え直したのかと思ったらぜーんぜん。

当初から予定されていた「護岸改修」「スロープ整備」「養浜」を結論付けるための山車に使われただけ。

「誰がどのように使うかをこの場で考えて整備内容を決めましょう」という提案は最後まで無視。

マスコミの報道が市の意向を物語っております。

お時間のある方はそちらへ。1分35秒の映像です。

http://media.miyako-ma.jp/mtv/content/view/5686/57/

こういうときは花でも愛でて気を取り直してリスタート。

           

The Pearl という種類ではないかと思われる我が家のハイビスカス。

気品のある白が心を和ませます。

でも、昨日今日とさむーーーーい。


桜のうんちく

2011-02-14 11:25:12 | しらべもの

寒さもすこーし和らぎ、暖かい日と小寒い日が周期的に訪れる今日この頃であります。

そんな中、島では桜の花が満開です。

でも、見慣れたソメイヨシノ系ではなく、ピンク色の濃い「寒緋桜(カンヒザクラ)」という種類。

           

昨年は、「ヒカンザクラ」と聞き覚え、「ヒガンザクラ」のいい間違えだろう。と思っていたらこれが別物。

もともとは、「緋寒桜」といっていたのですが、私のように「彼岸桜」と間違える輩が多く、意思を曲げてマスコミなどで「カンヒザクラ」と称するようになったという事です。

           

ヤマトには「寒桜」という1月から咲くこともある大島桜と寒緋桜との雑種があるそうですが、これのあと、3月中旬ころから開花する桜が「彼岸桜」。うすいピンク色の花です。

さらにこの彼岸桜の別称か異種かは不明ですが「コヒガンザクラ」という桜があって、長野県高遠の「タカトウコヒガンザクラ」が有名ですが、この「タカトウコヒガンザクラ」は高遠の固有種として命名されたもので「コヒガンザクラ」とは別種だという。

だんだんわけがわからなくなってきたのでこの辺でうんちく終わり。

わけがわからないネタをもう一つ。

最近は「逆チョコ」と称するものが現れていおるそうですなぁ。その他、友チョコ・ファミチョコ・レズチョコ・ホモチョコなんて―のもあって、いいかげんにせーよ製菓業界。

そこで島からは焼酎生チョコのスマチョコをプレゼント。ただし、450個限定発売なので、見るだけ。

            

マンタも喜んでおります。


火除け厄除けといったら

2011-02-09 17:16:07 | 魔除け

 

昨日は、キビ畑炎上にでくわしたからね。きっちり火除け、厄除け、魔除けをしておかねば。

この役目は何といってもシーサー君の出番なわけです。

宮古空港の正面に現在制作中のシーサーがあります。

             

これは昨年6月時点のシーサーで呪縛中です。まもる君といい、シーサーといいよくよく縄に縁があるなぁ。

このシーサーは、東京在住の造形美術家「牛山リコ」さんがボランティアで制作しているもので、漆喰と瓦と貝を使って何か月かに1回通いながら気長にやっているみたいです。

        

後ろの女性がリコさんのようです。この写真は去年の7月に撮ったもので、あれから半年たったシーサーはこんな状況です。

        

2体目の下半身までできています。あと1年近くかかるのでしょうか。時々、シャコ貝等の貝類の提供が呼び掛けられています。

早く完成して魔除け、火除け、厄除けを空港水際で押しとどめられるよう祈っています。

それにしても最近の魔物は飛行機を利用するんだ。自分で動けッちゅうの。


速報 キビ畑炎上

2011-02-08 17:14:27 | かんしがかり

島を監視しているといろいろなことに出会います。

今日は、お仕事で市役所の支所に行っていたところ、庁舎内で付近で火事の伝言ゲーム。キビ畑らしいという。

打合せをそこそこしっかり終えて庁舎最上階まで登り、位置を確認、消防車の進入ルートを押さえて邪魔にならない接近ルートを決定、現地へ向かうことに。時刻は午後2時10分。

現地では消火活動にも入っておらず、燃え盛る子供もしくは孫の学費(になるであろう貴重な現金収入源)。

            

ほどなく消防士が現れ消火活動。

            

さらに水槽車も到着しようやく鎮火の方向へ。

            

この間約10分。火元はタバコとみた。

こんなこと速報しても誰も喜ばんけどとりあえず賞味期限が短いニュースなのでほーこく!


宮古にもあった洪水

2011-02-07 17:29:52 | しらべもの

三角形の島の重心近いところに位置する宮原地区。ここに私が知るふたつの水辺公園のひとつがあります。

ここは、以前から雨が降ると排水路が氾濫し、作物に被害をもたらす土地でした。

排水路といっても湧水があり、普段でも水遊びや水辺の動植物観察の場所になっていましたが、本格的な洪水対策として排水路整備が終わったのは8年前のことでした。

これを記念して整備されたのが「宮原水辺公園」

残念ながら、普段どの程度の利用があるかは不明ですが、すぐ横には宮原小学校があり、生態系の学習に使われていると信じたいですね。

          

公園内にはほとんど流れていない水辺があり

          

力強い緑の力と押しつぶされそうな橋もかかっていて

          

水生植物の群落もみられる水辺の少ない島の中ではうるおいを感じさせる空間となっています。

それでもやっぱり宮古らしく、蛙のオブジェが洪水時には水没するであろうところに置かれています。

          

隣接する宮原小学校では、ふるさとカルタが作られていて、なんと発売もされているそう。

          

みゃーくふつ(みやこことば)は、「ん」で始まる言葉があるため「しりとりネバーランド」と呼んでいるわけですが、このかるたにも「ん」があり

みゃーち宮原小へ ふるさとのかるたで遊びましょう」

というのが読み札になっています。

なお、「ん」つながりで、宮古島の医療施設に「うむやすみゃあす・ん診療所」なんていうのがあります。

「安全に(うむやす)気持ち良く(みゃあす)、んで始まる診療所」だそうです。

未だに覚えられません。