しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

お掃除

2010-12-20 17:46:48 | 日記

 

昨日は、はりみずウタキの前にある「はりみず石畳道」の草引きをやり、年末の大掃除達成感を満喫し、その後の忘年会でオトーリ回しでございました。

主催は、「歴史・文化ガイドの会」

ほとんどの参加者が連日のオトーリで下を向くと「おうぇ~」とやっておりましたが、終わる頃にはけろっと当日夜のオトーリに思いを馳せておられました。

綺麗になった石畳道と清掃前の状態です。なかなかの達成感でしたょ

        

 

        


多良間まもる君見参

2010-12-17 16:54:50 | まもる君トーナメント

 

天候も回復し、欠航となっていたフェリーも運航再開しました。が、寒い!!!

今朝は、この冬初めて暖房を必要としました。

多良間島まもる君も到着し、伊良部島まもる君との宮古群島対決の日であります。

左が多良間島まもる君、右が伊良部島まもる君。このおふた方まったく同じ顔をしているのですよ。

  

肌の張りといい、唇の血の通い方といい、きりりとした目元といい、制服の着こなしといい、甲乙つけがたいのですが......

そう言えば、「空港まもる君」も「警察まもる君」も似たようなお顔でしたな。

片親が同じか四つ子か。

そこで勝負の決め手は勤務態度。

 67キロの海を越えてやってきた「多良間島まもる君」は飲酒運転根絶に必死で、お立ち台も一緒にキャンペーン中。

               

その心意気や良し、だが、本当に飲酒運転は多いらしい。

島には「もあい(摸合)」という相互扶助制度があり、これは島に限らず全国にあるもののようです。

有名なところでは、水俣病で地域分裂になりかけた水俣市には、地域のきずな修復のための交流拠点として「 水俣市総合もやい直しセンター(もやい館)」なるものがあります。

島のもあいは、「金融もあい」と「親睦もあい」とがあるようですが区別は難しく、だいたい20人より少ない単位の会員が、ひと月に1回程度集まり、民間金融のようなことをやっているようです。

この時に、必ずと言っていいほど行われる儀式が例の「オトーリ」なのですね。この日は他の行事や仕事を後回しにしても馳せ参じるわけであります。

このほか、お酒を飲む機会は山ほどあり、移動手段が限られる島では、まあいいかの飲酒運転が多いというわけです。

 話が飛んでしまいましたが、多良間島でも、例外なく飲酒運転が横行しているからこその、まもる君によるキャンペーンなわけであります。

そんなわけで、今回の勝負は、地域の飲酒運転にも目を光らせ、安全・安心な地域づくりへの貢献度の差で、「多良間島まもる君」が準々決勝に進出!

それにしても「飲酒運転根絶」のコピーには、この問題の根の深さを感じますなぁ


2回戦第7試合など

2010-12-15 15:58:28 | まもる君トーナメント

 

準決勝進出をかけた2回戦も残すところあと二つ。

そのうちの1カード。宮古群島の中の伊良部島と多良間島に勤務するまもる君。これは宮古島まもる君というわけにはいかず、といって無視もできず、それぞれ伊良部まもる君と多良間まもる君の名で特別エントリーしていたのですが、このところの悪天候で宮古島から67キロ離れている多良間島から到着しておりません。

特別の温情で到着次第対戦することとして先を急ぎましょう。

今回の対戦は宮古島では最後の登場となる島の中南部インギャーマリンガーデンへの入り口近くに勤務する「新里まもる君」(左)と1回戦を口元のきりりさで勝ち上がった「狩俣まもる君」(右)

 

左の「新里まもる君」の腰のあたりにご注目いただきたい。

これは勤務中に身に降り注いだ緊縛という悲劇の跡。ところはこの勤務地から1.5キロほど西に寄ったところ。

2009年10月に撮影したまもる君は、台座から降ろされ電信柱に縛り付けられるという無残な姿をさらしておりました。

         

心なしか右足を挙げ、今にも逃げ出しそうな趣ではありますが、かの地を逃れてすぐ近くで勤務していたのですね。

緊縛の跡もぴったり一致し、しっかり顎を上げて勤務する姿は涙を誘うばかりです。

島にはこのように過酷な勤務に耐えかねて殉職したり、形成外科のお世話になるまもる君(つい最近では「夢来人まもる君」が受難しましたね)が後を絶たず、心を痛めております。

  

ドイツ村「マルクスブルグ城(コピー)」の近くの殉職の地と、顔に青タンを作り今は当時の勤務地にいないまもる君。

その労働条件は想像を絶するものがあります。

今も、当時の姿のまま勤務を続ける「新里まもる君」。そのけなげな姿はまもる君伝説として長く語り続けられることでありましょう。であるからしてこの勝負「新里まもる君」の勝ち。

 


花の都大東京

2010-12-14 15:03:58 | DB

 

今年最後の大イベントも終わり、その結果は来年3月までお楽しみという事で、大東京滞在記を。

宿は、渋谷での戦いに備えて銀座線で探索。見つけたのは「東横イン首相官邸南」

            

左の石垣の上が首相官邸。バリケードを横目に警備の警官とアイコンタクトを取りながらチェックイン。

         

試験が終わったらオフ。まずは予定通り「ノルウェイの森」を見にTOHOシネマへ。

時代背景とジョン・レノンに魅かれて、原作がどのように映像化されているのかを確認に行ったのだけれどやはり○○でしたね。

これからみようとしている人のためにあえて伏字にしました。

そして翌日は、武蔵境に住む甥のお宅を訪問。屋上から秀峰富士山を拝むことができました。合掌。

        

その午後は、旧友と浅草で昼間から大宴会。雷門の前でバカ社長。

        

最終日はあいにくの雨模様。もう一つの課題「東京スカイツリー確認」に行こうと思ったけれど雲で頭が見えない様子。そばに行くのはやめてビルの谷間からそっと覗き見。

        

最後に発見!不思議な時計。この時計は何を刻んでいるのでしょうか。

        

東京駅のまん前、中央郵便局の建て替え工事現場で見つけたいまや文字盤になってしまった時計。

というわけで昨日無事帰島しましたとさ。

 


恒例のキビ刈シーズン到来

2010-12-09 17:08:37 | 日記

 

このところの冷え込みは、サトウキビにとって身内に糖分を蓄える絶好の天候。

穂が出るとやがてキビ刈シーズンの始まり。

一部の製糖工場が今週から年に百十数日の操業開始。

道路にはトラックから逃げたキビがタイヤにつぶされてぺしゃんこになる光景が見られるようになります。

       

ススキの穂に似たこの穂がそろうと夕陽に映えてなかなかの宮古の冬の風物詩です。

今回は通勤途中のキビ道の様子。

       

比較的素直にまっすぐ天に向かって育ったキビ。凛凛しいですね。

       

キビ生をすねて、横に広がりながらそれでも最後は上を向いて刈られるのを待つキビ。農道の半分を占領。危なくてしょうがない。

ここを通る時は最徐行。ワシも早く刈ってくれいと思う。

いまや農業はTPPで揺れており、国産の1/3の価格の外国産精製糖には必ず負けるサトウキビ。

このサトウキビ、1トン当たりの買い取り価格は約5,000円。これに、輸入糖から徴収している糖価調整金なるものからの交付金16,320円。合わせて約21,320円が農家の手取り。1農家当たりでは140万をきる収入。

厳しいですよね。これも明後日の口頭試問対策中に得た情報。

さて、東京に行ったら「スカイツリー」も見たいし、「ノルウェーの森」も見たいし。いやいや目的が違うでしょう今回は。と軽くたしなめて行ってきます。