このところの冷え込みは、サトウキビにとって身内に糖分を蓄える絶好の天候。
穂が出るとやがてキビ刈シーズンの始まり。
一部の製糖工場が今週から年に百十数日の操業開始。
道路にはトラックから逃げたキビがタイヤにつぶされてぺしゃんこになる光景が見られるようになります。
ススキの穂に似たこの穂がそろうと夕陽に映えてなかなかの宮古の冬の風物詩です。
今回は通勤途中のキビ道の様子。
比較的素直にまっすぐ天に向かって育ったキビ。凛凛しいですね。
キビ生をすねて、横に広がりながらそれでも最後は上を向いて刈られるのを待つキビ。農道の半分を占領。危なくてしょうがない。
ここを通る時は最徐行。ワシも早く刈ってくれいと思う。
いまや農業はTPPで揺れており、国産の1/3の価格の外国産精製糖には必ず負けるサトウキビ。
このサトウキビ、1トン当たりの買い取り価格は約5,000円。これに、輸入糖から徴収している糖価調整金なるものからの交付金16,320円。合わせて約21,320円が農家の手取り。1農家当たりでは140万をきる収入。
厳しいですよね。これも明後日の口頭試問対策中に得た情報。
さて、東京に行ったら「スカイツリー」も見たいし、「ノルウェーの森」も見たいし。いやいや目的が違うでしょう今回は。と軽くたしなめて行ってきます。
誰か刈ってくれい!!って感じさ
お。試験ですか?試験ですね!
じゃあtotoシーサーにお祈りしておくから
人あたりしないように。気をつけてねー
焼きは、Mいちゃんと今日はカラオケ忘年会だー。又蓄えちゃうなあー
昨日帰島。
45分のうち、30分は経験論文への突っ込み。今年の傾向らしいけど。
移住生活の目的と行動に理解は示しつつも、サトウキビの専門家かというぐらい宮古の農業とキビ栽培に関する意見を求められましたなぁ。
もう一人には、論文の内容不足を指摘されましてなぁ。
正直、厳しい状況にありまする。全体で6割はキープもC評価が一つでもあれば沈没!