しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

徳洲会病院食2018

2018-10-26 17:46:18 | グルメ

3週間更新なしでまたまたの長文になりそう。

例年10月の恒例といえばいぇいき健康診断とそのあとに供される昼食。

今年もほぼほぼ昨年通り、現状維持にて治療不要といったところです。

今年初めて「骨密度検査」と「前立腺検査」を追加しましたがそちらの結果は11月14日発表です。

そこで30時間断食後のお楽しみ病院ランチ。

今年は

       

なんかだんだん島色が薄らいでいくような。

去年の(昨年は10月20日にアップしています)ゴーヤが消えてモズクが復活。

島野菜の味噌汁が大根だけになり、発芽玄米ご飯が白米に。

でも空腹の脳には十分満足でしたよ。

さかのぼること10日。

久しぶりの長時間飛行で花のお江戸へ。

       

お目当ては、上野の森美術館でのこれではなく甲斐の国での大宴会。

       

甲斐に向かう前の半日を美術愛好家などと名乗るのもおこがましく、ただ好奇心の強い爺として楽しんでまいりました。

意外だったのはその絵のコンパクトさ。初期の作品でもっともよく知られている「牛乳を注ぐ女」は45.5×41㎝の小ささ。A3より一回り大きいいぐらいで、なかな動かないおばさんたちの後ろからひそやかに拝見させていただきました。

心の洗濯のあとは胃腸の洗濯。

甲斐の美味しい清酒をいただきました。

その名は

春鶯囀(しゅんのうてん)

はるのうぐいすがなく という意味だそうですがこれが好奇心に火をつけました。

                

調べましたよ。

このお酒は甲斐増穂村の萬屋酒造で作られたもので別の名で出回っていたのですが、あるとき与謝野鉄幹、晶子夫妻がこの酒屋に宿泊し多くの歌を詠んだそうです。

その中に晶子様が詠った

「法隆寺なをゆく如し 甲斐の神酒 春鶯囀のかもささるゝ蔵」に詠み込まれた「春鶯囀」に深く感銘したご当主が酒銘を「一心」からこれに改めたということです。

ラベルにも書かれています。

さてこの「春鶯囀」これだけでは終わらなかった。

宿泊地「石和温泉」近くをながれる「笛吹川」

1泊後の朝、ぶらぶらと河岸を散策中に見つけた笛を吹く少年の像。

           

これぞ「笛吹川」の名のいわれとなった「笛吹権三郎」君なのです。

この辺のいきさつは興味のある人だけ調べてください。映画やテレビドラマにもなったそうですよ。

そしてこの笛の名手権三郎少年が吹いている笛が名笛「春鶯囀」ということもあるらしい。

もともと、唐の高宗が鶯の声を模して造らせたという雅楽のことだそうで、その時に使われた笛を「春鶯囀」といったことから権三郎少年の吹く笛もそうではないのかということらしい。

民話の中では、川の音が権三郎少年の吹く篠笛のように聞こえたということですからお話の一つとして聞いておきましょう

さて4日間滞在した甲斐の国では、一度も晴れず富士山5合目へのドライブも断念。

昇仙峡の頂で一瞬化を見せた富士山をキャッチ。

     

 

花崗岩の巨石、奇石が織りなす火山地形に目を奪われ、今回は心身、目と舌、脳細胞ともに活性化した旅でごわした。

     

 


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