最近、3軒ほど北側の宮古人宅で犬を飼いだした。
いつもはリードでつながれているが、時々自らはずして徘徊を始める。
徘徊する目的があるらしい。
例の迷犬チビと戯れるためだ。
しかし、チビはどうも迷惑らしい。嫌がるそぶりは見せるが、生来の気の弱さがあだになり追い払うまでの勇気は見せずじまいだ。
仲良く並んでいるように見えるが、チビは本当は一人遊びが好きだ。
微妙な距離を置きながら近づくと威嚇する先輩チビ。
こいつの名前は知らないし、雌雄の判別もできない。不思議なことに顔が映らない。どの写真も真っ黒なままだ。
そこで名前を付けてやった。
チビに付きまとう犬にふさわしい、チビルンというかわいげな名前だ。
このチビルン、それまでのチビの路上寝のテリトリーを奪って車で近づいてもよけようとしない。
先輩にコツを教わったらしい。いや、付きまとって無理やり吐かせたらしい。
先輩を路肩に追いやりドヤ顔で中央へ
ついに先輩と同じポーズで座り込む。
イヌ社会も基地問題やら地位協定やらのんびりとはいかないらしい。
通勤時の5分間。こいつらに道路閉鎖されても影響を受ける車両は我が1台。
今のところ平和な島だ。
ところでチビルンとは
チビはミャークフツで体の部位でいうと裏側つまりおしり。
チビルンとはその中心ある主に排泄機能を担う体の一部。
チビの意志とは関係なく、切ったら痛い仲になりそうだ。