虹の架け橋

2004年の44歳から綴ってきたブログ。塾長として、男として、父親として、そして爺として、感じたことを記した記録。

上野のつぶやき

2011-11-16 | 塾長日記
既に期末結果が返ってきた中学もあるが
大半の学校は明日、明後日に期末試験が集中する。

今の受験生たちに伝えたいことがある。
常に戦う姿勢、前に向かう姿勢を持ち続けて欲しい。
昨日の芥見校で教室に掲げてある志望校色紙の
高校名の前に書いてある言葉を子どもたちの前で読み上げた。

「初志貫徹、真剣勝負、志、一意専心、猪突猛進、努力・・・」
こういった文字が志望校色紙には刻んである。

教室の中には風邪をひいている塾生が数名いた。

『疲れている時は休めばいい。
 しかしまた自分で奮い立つエネルギーを持ち備えて欲しい。
 風邪をひいても暖かくして早く休んで、元気を取り戻してほしい。
 風邪を長引かせる受験生は自身の立ち位置が低い。
 もっとステージを上げる。自覚を持て』

こんな話もした。

『受験を通して自身を強くして欲しい。
 自分の生きる道幅を広げて欲しい。
 前にも話したが「大変だ、大変だ」と受験生は連呼する。
 当たり前だ。大変とは、『大きく変わる』と書く。
 大きく変わるためには、ちょっとやそっとでは変革できない』




昨日本校で月曜日風邪で休んだA子が来たと報告を聞いた。
月曜日に親御さんから「娘が風邪でダウンしました」と。
それが翌日塾に自習をしに来た。それも自転車で・・・。

この生徒は本当に頑張り屋で、
目標とする志望校に向けて一切のぶれを持たず
自身の夢実現に前を向いて突き進んでいる。

見事に一日で復活した。
いや復活させたと言える。
こういった気概は生きて行く上で必要に思う。

受験には魔物が潜んでいる。
試験当日インフルエンザで高熱に苦しめられるかもしれない。
でも試験は待ってくれない。
そんな状況でも戦う姿勢、夢を掴むための諦めない気持ち、
強い心を備えて大人への階段を上って行ってほしい。

そんなこと伝えられる大人でありたい。


今朝とよ爺先生のブログでこの動画を見た。
私は朝から目を潤ませていた。
是非皆さんにも見ていただきたい。
そして私は・・・こんな教師になりたい。

コメント (2)
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