宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/03/11
(続き)
13:30過ぎにいこいを出た3人は、駅前の大通りを渡ってアーケードを目指します。いろいろ寄り道をしつつ、13:45頃に丸健水産着。おでんネタにお魚の「すじ」があるということを、先日の二毛作ネタつるピカさんからいただいたコメントで知り、興味津々でした。お店のお兄さんは、前回来たときと別の、きっと花粉症なお兄さん。几帳面そうです。「お魚のすじって、ありますか?」と聞くと、「ありますよ、なかなか通ですね」みたいな返事が。ボクにとってはおでん必須ネタ、大根と一緒にいただきます。



すじは魚のつみれをきめ細かくして、ソーセージ状にしたような感じ。初めての味です。揚げたらはんぺんになりますね、きっと。小骨の食感が残っているところが、静岡の黒はんぺんを思い出させます。ボクの実家のほうでは、おでんといえば黒はんぺんは必須なのです。

このお店、高級おでん種をきっといろんなお店に納品しているだろうお店。店先を立ち飲みスペースにして、もう片方の店先には見事なショーケースが。



前回来たときは気づきませんでした。いろんなネタがあって壮観。おでんをつついていると、厨房から揚げ物を揚げている音が聞こえてきます。お兄さんに頼むと快く揚げたてをいただけました。だしにつける前の揚げたてのネタ。このお店でないと味わえない味に感動です。



ワイタベさんの好きなちくわぶもいただきました。ちくわぶ、食感がたまりません。これまで食べたことの無かった食感。先日の二毛作で初体験でしたが、新鮮な出会いです。ちなみに飲み物はハイリキ酎ハイ(250円)をいただきました。おでんに合います。しかし店先で飲みながら、近辺の商店街もちょこっと散策したりして、ほんとぶらり途中下車気分。近所の赤羽小学校の児童が下校の時にこのあたりを立ち寄る姿を想像しつつ、話が盛り上がります。



すぐそばに赤羽小学校。学校のそばにこんなアーケードがあったら、素敵な小学校時代の記憶が残るだろうなぁと思いつつ、ごちそうさまをします。個別会計で、ひとり700円ほどか。大満足で次のお店を目指します。
(続く)


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2006/03/11
(続き)
宇ち入り終了後、京成線を青砥まで戻って日暮里で乗り換えます。タイミングよく電車が来たのですが山手線。京浜東北線に乗らねばと思っていたのでパスすると、次の京浜東北線は通過とのこと。結局次の山手線に乗って田端で乗り換え、日暮里着は13:12。急いでいこいへ直行します。

いこいは二度目。ほとんどのつまみが110円という驚異的なお店。しかも朝の7時からやってます。前回は平日だったので14時台は空いてましたが、土曜の13時過ぎの店内は7割ほどの入りか。かなり盛り上がってます。そんな中にワイタベさんここっとさんを発見。どうもどうもとご挨拶もそこそこに、失礼ながらトイレへ直行。仕切直して乾杯です。



おかずは、まぐろとおから。いこいのおからは、ここっとさんの昨年の「これ絶品、これ最高!!」というだけあって、味がしっかりしていておいしい。でもおからを食べるのなんて、何年ぶりだろうか。懐かしい味です。

お代わりしたビールもあっという間に空いて、区切りが良いから次行きましょうということに。ビール二本におかず二品で、3人でほぼ980円。1,000円行ってません。



13:30過ぎにお店を出て、次のお店を目指します。
(続く)


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2006/03/11
先週金曜日以来の宇ち入り。しかも口開けのホネ狙いは年明けの初日、1/10以来です。立石へ向かう電車の中、ずっと食べてなかったホネの映像がボクの頭の中を占拠します。ちょっと出足が遅れて11:25に立石到着。急いでアーケードに入ると既に行列ができていて、ボクは8番目。その後も続々と行列に人が並び、カメラやさんの方までつながってしまいました。あんちゃんが出てきて、もうちょっと店側によってねと声をかけます。そして、11:40には開店してしまいました。今日の箸は10本ちょっとほどだったかな。結構競争率が高かったのですが、なんとかゲットし久しぶりのホネが到着。



タン生赤いとこお酢も一緒にいただきました。早めの開店にもかかわらず、あごのお肉はほろっと箸ではずせるほど、柔らかメチャウマ。肉肉しさを堪能できます。タン生も久しぶりでおいしい。昼前の梅割は、体に染み渡ります。

隣にはお父さんとその息子さんと思しき2人の、3人組。お父さんがゲットした煮込みのホネ部分を息子さんにほとんどプレゼントします。美しい親子愛ですね。ボクだったら絶対にあげません。しかしこの親子の食べる量はものすごかった。次から次へと注文し、そしてどんどんお皿が積まれていきます。

ホネを平らげカシラ塩を注文。カシラも最近食べられなくて、今日の二番目の目的でした。二杯目をぶどうでお代わりしてタン生をつつきつつカシラを待ちます。おしんこお酢も注文。そしてカシラがやってきました。



カシラおいしい。ぎゅっと締まったほほ肉で、これも肉好きにはたまらない逸品。ちなみに隣の親子の喰いペースは全く落ちません。カシラに感動していると隣の息子さんは「まだレバ塩若焼き3皿は行くよ」と家族に宣言するのでした。すごい。すごすぎます。

今日はこの後、長い一日なので二杯でやめておこうかなと入店の頃には思うのですが、既にすっかり忘れてます。三杯目もぶどうでいただいて、久しぶりのカシラをかみしめます。おかずを食べ終え、12:20過ぎにごちそうさまをします。梅一つぶどう二つ。かなり大満足で、ここっとさんワイタベさんの待つ赤羽に向かいます。
(続く)


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2006/03/08
今日は宇ち入り予定も、仕事の終わり際にバタバタしてしまい、ピンポンダッシュに失敗。予定を変更して、吉田類さんの本でなんだか気になって、とても行きたくなってきた月島の「岸田屋」を目指すことにします。気温が上がって春のような一日だったので、街をぷらぷら歩いて月島を目指します。18:30頃の銀座の街は、これからが本番という感じのなんだか浮き足だった感じです。築地市場の場外を右手に見てしばらく歩くと勝どき橋です。



綺麗にライトアップしてます。1940年建造のこの橋、とてもレトロな感じ。船を通すために、真ん中の部分が跳ね上がるタイプです。



この信号機、真ん中が跳ね上がるときに通行を止めるためのものとのことです。1970年を最後に橋が開いたことがないとか。

橋を渡って交番の角を左に曲がってしばらく歩き、月島のもんじゃストリートの真ん中あたりに岸田屋があります。



とっても良い風情です。まさに大衆酒場。お店にはいると、20人ほど座れる細長いコの字型カウンターに、右側の壁ぞいに5人ほど座れるテーブルが。思っていたよりこぢんまりとしたお店です。店内はお客さんで一杯。二つだけ開いていたカウンターの一つに腰掛け、瓶ビール(650円)と牛煮込み(450円)を注文します。ビールは何も指定しないと、一番搾りが出てきました。煮込みが来る前になす焼き(300円)も注文。2杯ほど飲んだところで煮込みが登場します。



これが東京三大煮込みの一つ、岸田屋の煮込みです。オーダの時に若女将が「ネギは?」と聞いてくれました。当然お願いします。そしてこの煮込み、ほんといろんな部位があってにぎやかです。見たことのないものが多く、とくにゼラチン状のものがとろっとろでおいしい。そして見た感じより量が多い。食べても食べても減らないのです。そのうちお腹が一杯になってきて、ビールが空きます。ここでチューハイ(430円)を注文。



なす焼きもやって来ます。三平と同じ、皮のついたままの焼きなす。おろし生姜がたっぷりです。ちなみにチューハイは、壁のメニューにはありません。(前述のお値段は、最後のお会計からの差分です。) でも他にウーロンハイやレモンハイ、ライムハイなんてのもあるそうです。店内は、給仕を担当する若女将と女将のふたりと、奥の厨房も女性がひとりか。女性だけで切り盛りしている様子です。コの字型カウンターの内側には、ずっとネコがぐうぐう寝ていました。



とっても幸せそうに寝ているネコを眺めながら、三大煮込みのうまさに感動。お店の佇まいも何とも言えない風情です。チューハイを飲み干し、お腹も一杯になってごちそうさまです。40分ちょっとの滞在で、1,800円。大満足なひとときでした。

そして来た道を引き返します。ここでとっと寄り道。隅田川の川縁をぶらぶら歩き、ちょっと座って、橋の手前にあったセブンイレブンで調達した氷結レモン(200円)をいただきます。対岸には築地市場、左側には東京タワー。周りには誰もいません。素敵な夜景をまさに独り占め。



それにしても、コートを着ているとはいえ外で飲んでも寒くない季節になってきました。花見の季節ももうすぐです。春の訪れを感じつつ、再び勝どき橋を渡って家路につきました。


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2006/03/03
(続き)
三平で盛り上がったあと、4軒目は「二毛作」。ここは昼間は「丸忠蒲鉾店」というおでん屋さんですが、夜になると店先が飲み屋さんになります。



蒲鉾屋さんの飲み屋さんといえば、立ち飲みの「丸健水産」などもありますが、あちらは立ち飲み。二毛作では店先に横長のテーブルに12名ほど座れます。先客のグループひと組いらっしゃいましたが、奥の方に座りました。



既に時刻は22時。がらんとした立石仲見世アーケードの真ん中で飲む雰囲気は独特。結構寒いのですが、足下にあるコンロと、席には毛布があるので居心地がよいです。



本格焼酎もたくさん用意されているようですが、ボクは最近はまっているトマト割りをいただきます。



もう一つはS先輩が頼んだシークワーサー割り。お通しのきんぴらゴボウもおいしいです。



おでんは、お店の人にお勧めを選んでもらって盛り合わせでいただきました。



あ、そういえば餅巾着はボクがリクエストしたかも。ワイタベさんの好きなちくわぶも入ってます。これまでちくわぶは、自宅で食べるおでんには入って無くて、外で食べるときもあんまり注文しなかったのですが、ワイタベさんの記事で気になってました。もちもちとした独特な食感ですね。O先輩のオーダと思われる雑炊も到着しました。




土鍋に入って湯気がもくもく。だしがとってもおいしくて、なかなかいけます。このころ、三平で一緒だった丁稚さんたちがやって来て、またまたどうもとご挨拶。おとなりになりました。既にかなり呑んでいるので、何を話したのかはすっかり覚えておりません・・・。



最後の〆にカレー。以前どなたかの記事で、おでん屋さんでカレーというフレーズが頭の隅に残っていて、注文しちゃいました。カレーって作ったその日に食べるより、翌日に食べるカレーのほうがおいしいんですよね、っていう感じのカレーでした。つまりおいしいってことです。トマト割りのあと、何を呑んだのか覚えてないのですが何か呑んだと思います。。。23時前にお開きにして立石駅へ。何とか乗り越さずに家に帰り着きました。
(終わり)


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2006/03/03
(続き)
20:25頃に蘭州をごちそうさまして、次なるお店は三平です。蘭州からは歩いて1~2分の距離。



ここは一度来たことがありますが、丁稚さんの記事でキンキンのホッピーとレバカツが気になっていたこともあり、蘭州後半部分から次のお店を考えていたときに既に決めてました。ガラガラっとお店に入って入れることを確認すると、左側から私を呼ぶ声が。おっと丁稚さんじゃないですか。丁稚さん、いろんな呼び名があるので何と呼んで良いか迷いつつ、挨拶をします。乗り越しオフ会以来の久しぶりの再開に感激。

4人は奥の座敷に上がらせていただきます。店員さんが注文を効いてくれますが、真っ先に「レバカツ!」と食べ物から注文するマナー違反。。。そしてすかさず飲み物を注文。



キンキン黒ホッピー×2、キンキンホッピー×1、生ビール×1。すべてジョッキがキンキン。いいぃ感じです。一口飲んでこりゃ旨い。ほどなくレバカツが登場。



実はレバカツ、初体験。中目黒(現祐天寺)の名店「ばん」の幻の人気メニューと聞いてました。いまはもう「ばん」のレバカツは食べられませんが、ずっと気になっていて、丁稚さんの記事でずっと頭から離れず、ようやくこの日を迎えることができました。串からはずして一口。これは衝撃の味です。中はミディアムレアのレバ、外はかりかりの衣にウスターソースで今まで未体験の味。も~たまらん、な味です。

ポテサラ好きなボクは、迷わず注文のポテトサラダ。



やっぱり来ました、ウスターソース。ここ三平はイカリソース中濃です。ほんと、このエリアではポテサラにソースは当たり前なんですね。とろっとしたソースをポテサラにかけていただきます。頼んでいた焼き物も到着します。まずはカシラとタンを塩と、シロたれ。



うまい。これで一本70円とか80円とかですよ。もう既にさっきの蘭州から値段の記憶は諦めてますが…。キンツル塩も来ます。



思わず串から解放後の写真。ここのキンツルは柔らかくて最高なんですよと先輩に力説すると、店員さんが「ありがとうございます」と。いやいや、お礼を言うのはこちらのほうです。こんなにおいしいキンツルをありがとう。

ボクの好きな焼きなすも頼んじゃいました。



揚げてあったような気がする。そろそろちょっと記憶がやばいです。さらにこんなものも。



いやね、おいしいんですよ、これ。でもね、翌日が大変なんです。なんて理性は働くはずもなく、バクバク食べちゃいました。金曜でよかった。しかしホッピー何杯飲んだかなぁ。覚えてません。それにしても三平はメニュー豊富でどれもおいしくて安い。一人で来ても満足ですが、大勢で来るとますます楽しいお店です。もう既に22時近い時間ですがニンニクパワーで元気が出た4人は、次なるお店を目指します。
(続く)


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2006/03/03
(続き)
先輩二人を待たせている宇ち多゛0次会の二人はダッシュで蘭州へ向かいます。今日の一番の目的は、復活した蘭州で久しぶりに呑もう、ということでした。京成線をくぐってすぐに蘭州へ到着。お店はほぼ満員で、奥に先輩二人が待っています。席には既にビールと牛すじ肉が。



牛すじ肉は、日によってか部位によってか、当たりはずれがあるようです。乾杯して牛すじ肉をいただいていると、Oさんが「電話した人?って聞かれたけど、たぶんその人の連れって答えといたよ」と。実は会社を出る前に、蘭州に電話を入れて奥さんに奥の席を予約できないかお願いしたのですが、ちょうど混み始める時間だから約束はできない、でも雨だから大丈夫じゃないか、という答えが。でも店内の混み方からしても、もしかしたら奥さん、さりげなくキープしてくれていたのかも。嬉しい。

すでにOさんたちが頼んでいた餃子たちがやってきます。まずは水餃子。



2人前。できたてで湯気がもくもく。相変わらず旨い。自家製ラー油で食べるとますます美味しい。次は焼きニラ餃子。



1個だれかがフライングで食べちゃったようですが、2人前です。普通の焼き餃子も2人前到着し、ビールの次はあったかい紹興酒をボトルでいただきます。



この紹興酒、前にも書きましたが、普通に手に入るTaKaRaが輸入しているものなんですけど、なんだか特別旨いのです。カウンターでグラスで頼むと、親父さんが絶妙なテクニックで表面張力の一杯を入れてくれるのですが、今日はボトル。自分でやってみました。



ちょっと表面張力まではいきませんでしたが、まあまあ。やっぱりこの時期のあったかい紹興酒は美味しいです。最後に焼き餃子、水餃子を一人前ずつ追加します。



紹興酒も空いてしまい次いきましょうかということで、ごちそうさまをします。蘭州の絶品餃子に大満足の4人は、20:25頃次のお店を目指します。
(続く)


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2006/03/03
今日は雛祭り。ずっと宇ち多゛に連れて行きたかった同僚を初めて立石を案内する日です。ほんとはも一人、安藤美姫似の同僚も来るはずが体調不良のため離脱。いつもの電車の一本あとの電車で、立石に18:46到着。宇ち多゛には5人並んでいらっしゃいます。5分も待てば入れると思いきや、意外と10分待ちで入店。宇ち入りデビューの同僚をあんちゃんがさりげなく気遣ってくれます。最初は分かれて座ってビールで乾杯。すぐに隣の席に移ります。やっぱりまずは煮込みでしょう。



あんちゃんに焼き物ののこりを確認すると、ハツがまだあるようです。素焼きお酢でお願いします。



いやあ、今日のハツはぷりっぷりで美味しい。同僚も旨い旨いと食べてくれます。ナンコツ好きな同僚に、ここのナンコツは旨いんですよ、是非食べていただきたかったなぁなんて話していると、後から「ナンコツ塩」とオーダするお客さんが。あんちゃんの「ごめん、ナンコツ終わっちゃった」の声がくるだろうなと思っていたら、すんなり「ナンコツ塩でぇ」と。え、ナンコツあるの?どうやら最初に確認したときに、ナンコツを聞き漏らしていたようです。全く自分本位。やれやれ。



そしてナンコツ。たれでたのみました。やっぱ旨いです。最高です。そして、やっぱり宇ち多゛デビューにはレバ生ははずせないでしょうということで、レバ生お酢。



ぴかぴかでぷりっぷりのレバ生。めちゃうまです。既に梅に突入してますが、ボクはぶどうでお代わり。



この表面張力に葡萄色。蘭州の紹興酒を思い出させます。間違いなく旨い。そしてアブラ少ないとこたれよく焼きを注文。



アブラたれが来る頃、ボクを宇ち中にしてくれたO先輩から「既に蘭州入店」のメールが。おっと、これは急がねば、ということで、アブラたれをいただいてそそくさと撤退です。約30分の滞在で二人で2,040円。梅一つにぶどう一つ。大満足。
(続く)


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2006/03/01
(続き)
16:30過ぎに忠弥を出た二人は、駅に戻り大先輩Uさんの地元駅である学芸大学へ移動。気になっていた大衆酒蔵「浅野屋」へは16:50頃に到着。一駅なのであっという間です。



東横線沿いで、ボクシングジムのすぐ近くです。上の真っ赤な照明がチェーンの居酒屋っぽくて個人的にはちょっと…と思ってしまいましたが、暖簾と、右側にあるホッピーの看板が下町酒場っぽいですね。お店に入ってすぐのところに15人ほど座れるコの字型カウンター、入って左側にはテーブル席といったお店の作りです。もちろん我々はコの字型カウンターへ。早い時間ですが、お客さんが二組いらっしゃいました。

まずはホッピー(400円)をいただくことに。



6割方焼酎が注がれてます。氷があるにしてもかなりの量。おかずは、このお店の自慢メニューの牛もつ煮込み。(450円)



じっくり煮込まれた煮込みで、ある意味正統派な味。さっきの忠弥でいただいた塩煮込みは新鮮なオドロキがありましたが、浅野屋の煮込みはまさにオーソドックス。しっかり美味しい煮込みに感激です。サラダもいただきます。



海藻のサラダ。マヨネーズであえてあって美味しい。ホッピーを呑みながらいろいろと話が盛り上がったと思うのですが、実はホッピーを一口すすった頃から、記憶が怪しくなってきました。さっきの忠弥特製カクテルが、かちんとスイッチが入ったように効いてきたようです。やっぱりあのカクテル、麻薬入りでした。(爆)

ちなみにこんなものも食べていたようです。



見た感じ、寄り道さんのブログでも登場した、しめあじ(450円)と思われます。かろうじてホッピーの中をお代わりし、外一つ中二つでギブアップ。しかし、生を一つ呑んでいたとはいえ、それほど量はないカクテル2杯でここまで酔っぱらうのは、ほんと恐るべしです。浅野屋さんは他にも揚げ物や焼き物など、300円~400円ほどのメニューが中心でとても良心的な下町価格。今度はまともな状態でお邪魔したいです。ごちそうさまをしてお店を出ます。

忠弥に入る頃には止みかけた雨が、この時間は結構本降りになってました。酔い覚ましに雨の駒沢通りをてくてく歩き始めます。



駒沢公園を過ぎて、そして一風堂に入ってしまいました。写真の撮影時刻から、40分ほど歩いてきたようです。瓶ビール(500円)を注文すると、ボクの好きなハートランドが出てきました。



キンキンに冷やしたグラスとハートランドビール。なかなかポイント高いです。ビールを半分ほど飲んだ頃に、一口餃子(450円)が焼けてきました。



餃子を食べながらビールをぐびぐび。ハートランドの瓶を見ていたら、ここっとさんのKongの記事を思い出してこんな写真を撮っちゃいました。



「ラーメンのご注文は?」と聞きに来た店員さんに、「今日はお腹一杯でスミマセン、ごちそうさま」とお会計をお願いします。19:20頃、再び雨の駒沢通りに戻りました。
(終わり)


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2006/03/01
公私ともに非常にお世話になっている大先輩のUさん。ゴッドファーザーのテーマがとってもよく似合う、ちょい悪な感じのとっても懐の深いお方。そんな先輩から金曜の夜、ちょうど石松さんで感涙に浸っていた頃にピピピとメールが。「水曜日午後半休とって忠弥へ行きませんか。下見しておきます。」とのありがたいお誘いです。休めるかどうかは状況次第だったのですが、当日水曜日、運良く抜けられない打ち合わせが延期になり、正午過ぎに先輩へ「15時には祐天寺に行けます!」とメール。15:00ちょうどにお店の前につきました。



祐天寺駅から歩いて割と近い、閑静な住宅地のお店。「やきとり」とありますが、牛のモツ焼きのお店です。ガラスに映り込んだ、名店の正面のお宅がウラヤマシイ。程なく先輩も到着。我々は一番客です。Uさんは月曜日に下見済みで一日おいて二度目。開店前には10人ほどの行列ができましたが、月曜日はもっと並んでいたとのこと。小雨が降る天候で出足が遅いのかもしれません。15:30ちょっと過ぎて入り口が開き、愛想のよい元気なお兄さんが「どうぞ~」とお店に案内してくれます。店内はこざっぱりとした明るくて清潔なL字型カウンター。良い雰囲気です。



奥の席へ座り、まずはビール(620円)で乾杯。昼呑みビールはうまいっ。今頃職場で働いているだろう同僚のみんなに申し訳ないなぁと、とりあえず最初は思ったりもします。早速と言うことで、先輩がメモ用紙に注文を書いてくれました。「最初にたのまないとすぐなくなっちゃうから」と食べたいものを一気に書き込みます。Uさん、何から何までスミマセン。ここに来る前に、先日北千住を案内していただいたKさんからいろいろオススメ情報を伺ってきました。Kさん、ありがとうございました。



まずは煮込み(400円)。手前が陰になりスープが暗くなってますが、透き通った塩味の煮込みでとってもおいしい。ガツやミノのあたりのあっさりした部位で、旨味がしっかりした塩味がたまりません。そういえば白金にも塩煮込みを出すお店があるらしいですよ、とつるピカさん情報を披露したところ、後日知ったのですが、「鈴木」のご主人はここで修行をなさっていたとか。



続いてレバー刺身(450円)。ぴかぴか新鮮な牛レバーの刺身です。それぞれ一皿ずつ、おろしニンニクと醤油でいただきます。これが激ウマ。気づくと店内は既にぎっしり満員。カウンターの内側と思っていた我々の座った席の向かい側にもお客さんが座ります。並んでいるお客さんも。やはり口開け狙いでないと来られないですね。

焼き物も続々と到着します。



上から、ちれ・はつ下・てっぽう(各140円)。全部塩。うまい。はつ下はこりこり感がたまりません。カウンターの中では、店主が黙々と絶品モツ焼きを焼いています。ビールも空いて、それじゃあカクテルをいただきましょうか、と注文します。Uさん曰く「麻薬入りだよ」のカクテルで、Kさんからいただいたオススメリストにもありました。



忠弥特製カクテル(400円)。レモンスライスが入った、不思議な色合いの飲み物。Uさんが下見の時にお隣になった、40年通っていらっしゃるというご夫婦によると、焼酎をジンジャーエールで割り、最後にビール瓶に入った謎のエキスが入るらしいのですが、そのエキスが何物であるか、全く不明とのこと。一口飲んで、なんとも形容しがたい、不思議な味なんだけどおいしい。

続いての焼き物は、ひもスタミナ(1本140円)。



ニンニクなどが入った醤油ベースのたれがうまい。ひもというのは、シロの部分だろうか。とにかくうまい。続いてつくね(1本150円)。



このつくねが激ウマ大感激。ナンコツの部分と思われるこりこり感が、その他の肉肉感と上手にハーモナイズされているというか、とにかくたまらない味。つくねには生ピーマンというKさん情報をもとに、生ピーマン(150円)もたのみました。



ぱらっとかけられた少量の塩が隠し味となって、しゃきしゃきピーマンがとってもおいしい。確かにつくねに合いますね。それに特製カクテルも、モツ焼きにベストマッチな味。他のお客さんたちもほとんどの方がカクテル呑んでます。カクテルも7割方空いた頃、向かい側に腰掛けたかなりの常連さんと思しきお客さんが唐突に「黒ね」と店員さんに告げると、コップなしで黒ビールが届きます。それを3割ほど呑んだカクテルのグラスに注入し始めました。ほぅ、さすがは常連さんと感心して、先輩と「我々もやりますか」(ニヤリ)、ということに。二杯目のカクテルと黒ビール(中瓶430円)を注文します。



ちょっとすすって空いたスペースに黒ビールを注入します。黒ビールよりもカクテルの味が強烈なので、あんまり味が変わった感じがしません。おそらく、かなりの強烈カクテルなので、味を邪魔せずにアルコールを和らげる役目を果たしているのかもしれません。二杯目が空く頃にちょうどおかずも食べ終わり、ごちそうさまをします。二人で確か6,500円ほど。Uさんに多めに払ってもらっちゃいました。Uさん、いつもスミマセン。。。

ちょうど1時間ほどの滞在で16:30過ぎにお店を出ます。二人はこのあとしばらくして、忠弥特製カクテルの強烈さを痛感するのでした。
(続く)


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2006/02/25
(続き)
21:00過ぎに徳多和良を出た5人は、下町さんの案内ですぐ近くの「藤や」に行くことに。このお店、Kさんから「ここも美味しいですよ」とお聞きしてました。気になるお店ではあるのですが、5軒行ったら完全に前回同様、乗り越しコース間違いなし。ひるんで「すみません、ボクはきょうはこの辺で…」と離脱を決意します。みなさま、お世話になりました。大通りに出て北千住駅に向かうのですが、左側が無性に気になります。そう、北千住駅に向かって左側には、「大はし」があるのです。牛すじ肉の煮込みの映像がボクの頭を占拠してしまい…



気づいたら店の前。千住で2番「大はし」です。焼酎一杯くらいならいいよね、と自分を納得させます。

暖簾をくぐると店内は空きを待つお客さんが座っている満員状態。でもたまたま一人分空いている席があって、幸運にもすんなり座れました。前回はKさんご夫妻、Hさんにすっかり甘えて注文はお願いしてしまってましたので(ていうか記憶がなかった)、勝手が分からずちょっと緊張。飲みものメニューの焼酎(250円)をお願いすると、あっという間にセットが到着。



宇ち多゛の梅割状態の焼酎に、レモンスライスの入ったグラスと氷、炭酸水が来ます。おっとこれで250円かと思いきや、お会計の額から逆算すると、おそらく130円が炭酸水と氷のお値段。でも安いですね。梅割を一口すすり、せっかくなのでグラスに梅割を全部入れて炭酸を入れてハイボールのできあがり。おかずはもちろん、さっきボクの頭を占拠した牛にこみ(320円)。



唐辛子をたっぷりかけていただきます。ここの唐辛子、美味しいんですよね。肉はすじ肉っぽいところで、噛みごたえがありこの量でも結構なボリューム。お手製ハイボールはあっという間に空いてしまい、もう一杯焼酎をお願いします。

牛にこみのうまさをかみしめていると、お隣のお客さんに声をかけていただきました。大はしにはよく来られているとのこと。
いろいろお話をしたと思いますが、話した内容は「にこみ美味しいですよね」、くらいしか記憶がございません。スミマセン。もしかしたら延々と「にこみ美味しい」を繰り返していたかも。。。



ちなみに今日は、騒然とキンミヤボトルが並ぶ棚を眺めるのにベストポジションな席。確かボトルは1ヶ月キープだとか。ボトルで行きたい気持ちに駆られますが、ここでボトルを入れるには近辺に住まないとちょっとリスキーですね。二杯の焼酎と牛にこみを平らげ、ごちそうさまです。お会計は950円。

結局、ここっとさん、はまださん、Hさんとは最後までご一緒できず、しかも勝手行動をしてしまい申し訳ございませんでした。。。禁断の5軒目に行ってしまい、乗り過ごすまいと固く決意して電車に乗ったものの瞬間爆睡。ところが奇跡的に乗換駅の前で尿意が訪れ、乗り換えに成功。その後は何とか意識を持続させ、無事家に帰り着くことができました。
(終わり)


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